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仮面ライダースーパー1 7・8話感想

仮面ライダースーパー1』の感想。

7話

 さ、サンダー!

 暴力事件で追放された元プロボクサーは、メガール将軍に連れられて改造手術を受け、鋼の肉体と強酸攻撃を持つ改造人間アリギサンダーとなった。アリギサンダーはドグマが計画している人間コンピュータに必要な子供の脳を探し求め、行動する。

 人間コンピュータの開発者である山下博士は、飛行機事故にみせかけて誘拐されたことが示され、さらに子供の脳をコンピュータにしてしまうことに抵抗を抱く(しかし洗脳装置で強引に操られる)という話で、一見善良な人に見せかけていますが、人間コンピュータ被験者の成人男性が廃人になったのを見て「やはり大人の脳では」とドライに投げ捨てており、どう考えても取り繕いようのない狂人。

 市中で脳波測定を行った結果、山下博士の息子・健一がそのコンピュータに適合していることが判明し、健一を狙うドグマたち。しかし、アリ怪人による連続誘拐事件を新聞記事で察知した一也がそれを発見し、助けに入る。

 「しゃらくせえ」とか「貴様のせがれか!」とか妙に時代劇がかった言い回しが多いアリギサンダーですが、ドグマはどういう脳改造したんだ(笑)

 スーパー1登場で撤退するアリギサンダーだが、その後山下博士の妻もろとも健一は襲われる。スーパー1が助けに入り博士の妻は助かるが、健一は誘拐されてしまう。

 「こういうこともあろうかと思って、こういうやつを健一君のポケットに忍ばせておいたんだ」

 持ってて安心、無線発信機。

 ドグマ基地を発見したスーパー1は、洗脳装置に動かされる山下博士が今まさに健一をセットしてスイッチを入れようとする中、アリギサンダーと対決。

 前半では特に攻撃が効かない描写が無かった(むしろ体術面では明らかに勝っていた描写)のに、後半何故か鋼鉄ボディに赤心少林拳が通用せず、アリギサンダーの強さが安定せず(^^;

 金属ボディを冷熱ハンドで脆くして無効化、というのはギミック使いつつ逆転の理由づけになっていて、うまいことまとめましたが。

 アリギサンダーを倒したことでアジトは放棄され、スーパー1によってコンピュータも破壊(なお放置されたままの博士、洗脳装置が解けてないのでスイッチ入れ続行中でした(^^;)、健一と博士は親子の再会を改めて果たすのであった。

 えー……これでいい、のか……? 洗脳されていたとはいえ目の前で自分を殺そうとした父をあっさり許す健一の感情についてはまだしも、この人ドグマ抜きにヤバい臭いしかしないので、全然ハッピーエンドに見えません(^^;

 わざわざオリジンを用意した改造人間も、それ自体が話に絡むことがなく、細かい部分がちょっとずつ雑で、それが積み重なってなんとも言えない感じに。

8話

 何の罪も犯してない人が悪の組織の理不尽な裁判で死刑にされる、という設定はかなりシリアスな印象。

 ……を与えるのに、論じている内容がドグマが勝手に自国領土と主張しているところにマイホームを新築したから死刑、というもので妙に身近でコミカルな印象になってしまう(笑)

 とはいうものの、被告人とされた海野広吉は発言権をほぼ完全に封じられ、土地は不動産屋(ドグマとグルかどうかは不明)から購入したもので土地の標識など自分は知る由もないといっても聞き入れられず、一方的な責め立てるヤジと発言されるたびに理不尽に加算される刑と、なんとも言えない不条理っぷりは独特の怖さで、結構面白い内容。

 若干、筒井康隆のホラー小説に近いものを感じます。

 海野家は一家全員を火あぶりで処刑するという判決が下る。しかし海野は、一流の鍵職人(ドグマ裁判と並行して描かれる海野家と谷モーターショップとの会話で判明している設定)であることから牢獄の鍵をあっさり解除。

 外へ脱出する海野を、ドグマ警察が追いかけるが、海野家に届いた令状を見たスーパー1がそこに現れる!

 「この人は、俺が頂いていく!」

 って、海野さんからして見れば新手の敵の登場だ!

 スーパー1を怪物扱いするなどのシーンもあれば、仮面ライダーの異形・改造人間テーマにも踏み込めるのですが、案外あっさりと受け入れるのでそこには踏み込まず。

 源次郎の助けで海野家はある農家へ避難していたが、逃げてきた海野を連れてそこへ向かうと、会話をキャッチしていたスネークコブラン率いるドグマ警察が先回りしており、誘拐されてしまう海野家。

 どう考えても、過失で領土侵犯してしまった一家よりも、最大の脅威であるスーパー1とのコネを持った上で故意で組織に反抗している源次郎の方がドグマ側には危険人物かつ重罪人(ドグマから見れば「テロリスト」)に思え、真っ先に逮捕して裁判にかけるべき相手だと思うのですが、気絶させて放置。

 途中のテラーマクロ様の「脱走の前例を作らないことが重要」というセリフも相まって、ドグマ警察(というかドグマ内部の司法・公安全般)ってメンツ最優先で組織の存在意義を考慮することができない無能集団なのでは(笑)

 海野家への対応と理不尽裁判見るに、令状がないと逮捕不可とかそんな細かい手続き定めてると思えませんし。

 海辺で火あぶりにされる海野家だが、遠距離から冷熱ハンドで消火し助けるスーパー1。

 「お前のような悪い奴は、生かしておくわけにはいかん!」

 スーパー1裁判・死刑宣告

 初代のコブラ男も、「貴様だけは生かしておかん」とか言われてたことを思い出します。

 戦闘ですが、海辺で背景の夕焼けを使ったカットは格好いいものの、スーパー1をロープで縛りつけるファイター数体と戦うスーパー1をスローで表現、という絵面はもう一つ面白くならず。そしてコブラ毒で痺れて動けないのに普通にハンドを付け替えて逆転したりと、微妙に雑(^^;

 しっくりこないことが多い土筆脚本回ですが、ところどころのポイントは悪くなかったです。