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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダースーパー1 9・10話感想

仮面ライダースーパー1』の感想。

9話

 見どころ:煙玉常備の源次郎。

 市場から次々とカニが強奪される事件が発生、それは怪人ガニガンニーの材料を調達するドグマの陰謀であった!

 怪人の材料を調達するために食用のカニを狙う悪の組織は、初めて見ました(笑)

 ガニガンニーは、ドグマの人類抹殺計画であるM作戦に必要な鉱石を狙うため作られた怪人であり、強力な腹筋と強固な甲羅を持ちパワーならスーパー1にも負けない実力者だが、服従カプセルがなければ知能は野生のカニレベル。そんなガニガンニーの性能テストが行われるも、事故で服従カプセルを埋め込まれないまま、ガニガンニーは脱走してしまう! ハルミの目撃情報で一也はガニガンニーを追うが、ドグマ親衛隊も服従カプセルを埋めるべくガニガンニーを追いかけていた。

 人々をその容姿で驚かすも直接危害を加えなかったり、公園の砂場で遊んだり、花屋に入って花を鋏で次々切ってしまうもその店の娘に怒られて頭を下げたりと、服従回路が無いために無邪気なガニガンニー。

 ……むしろこれに面と向かって話しかけられる花屋の娘が、大物という印象(笑)

 しかし知能がないために電線を切ってしまうなどの問題も起こし、しばらく見ていた一也も放置するわけにいかないと決断。だが親衛隊の方が先に飛び出した!

 ほっといても危険というわけで一也もガニガンニーを止めようとするも、親衛隊に捕まると敵になるので、共通で手を焼いている存在があっても目的が一致しないから共闘にならないという(^^;

 前半部、描写にはかなりの無理があるものの、服従回路を埋められてないために言葉を発せず罪の意識もないガニガンニーというネタはドラマとして面白く転がせそうな要素だったのに、服従回路を埋め込まれてからは普通にしゃべり、普通に作戦を遂行し、スーパー1もそれまでのガニガンニーを思い起こすこともなく普通に倒してしまうという内容で全然活かされず、全体としては非常に残念な話。そしてカニ騒動も結局、怪人の材料でしたというだけで終わってしまい、全く広がりません(オチはカニを買ってきた一也に、ガニガンニーがトラウマで怯えるハルミという内容でしたが)。

 「正義の心に目覚めた怪人」ネタの亜種とも言える内容で、上手く扱えないととんでもない爆弾になりかねないのですが、せっかく変わった要素を持ち込んで冒険してみるなら、最後まで突き抜けてほしいものです。

 なおガニガンニー、力と防御力がスーパー1に勝っている&泡地獄攻撃でメカニックを狂わせる、という説明は、ものの見事に冷熱やエレキの腕で乗り越えられるというお粗末さでした(^^;

10話

 怪人バクロンガーに左足を攻撃される夢を見た一也、目を覚ましても足が痛み動かせない。翌日、チョロは世界の終わりがくると叫び、良は落第を嗤われる夢を見て登校拒否に、街では病苦で自殺騒動が発生する。バクロンガーの作戦は、催眠剤で絶望的な夢を見せ、人々を自殺に追い込むことであった。

 催眠剤を一也たちが受けた原因は、ハルミ以外の3人は街でもらったテニスボールで遊んでいたから(テニスボールに催眠剤が入っていた)と説明され、一也が足を痛めたのはバクロンガー調査によると幼少期に左足を骨折した経験があるからその記憶を誘発した、と言われるのですが、こういう「特にそんな素振りを見せないorその設定を前提にした動きをしないまま、後から説明を入れてそういう話だったということにしてしまう」という作り方は、個人的に感心しません(^^;

 全部が全部、先に提示した要素から話を作らなければならないわけではないですが、先に提示した情報が後から意味を持っていたことに気づく面白さはまるまる存在しないのに、別にそういう前提での会話とかもしてないから「え? そういうことなの?」って困惑が膨らんでしまうので。

 まあ後半、その程度どうでもいいレベルで展開が亜空間に飛び込んでいきますが。

 町でボールを配るサンタクロースを捕まえ、ボールが催眠剤入りであることを示す一也……って、それがどうして投げたボールが爆発って映像なのか(^^;

 あっさり正体を明かしたバクロンガーだが、一也は足の痛み故に苦戦。その後研究室で催眠剤のことを知る一也と源次郎は、これが水道に混入して町全体に行渡れば……とドグマの作戦を推測する。

 「こうなったら自分の精神力で、自分に勝つしかない!」

 何故だ(笑)

 そのまま海辺で道義姿になり、迷走もとい瞑想を始める一也

 「駄目だ! どうしても妄想を打ち払えない!」

 あっさり負けた(^^;

 岩を砕いてストレス解消し解決策を出そうとするも、岩に跳ね返され、そこから迷いのある拳ではどうにもなるはずがないだろうと突如現れた玄海老師の厳しい指導。

 「火炎の行で救いの道を開くのじゃ!」

 何故だ(笑)

 ――「火炎の行」! これは、燃え盛る炎の中を歩いて渡る、荒行の中の、荒行である! 極限にまで精神を集中しなければ、全身焼かれて死ぬ、決死の行である!

 ナレーションの中江真司さんが、非常に熱く真剣に説明(笑)

 「精神を集中すれば死にはしない」は、第6話の一也の回想特訓(吊り橋からロープでぶら下げられ、谷底に落とされる)も考える限り、この作品世界ではそうなっているので仕方がないとしか考える他ありませんが、そもそも「自分の精神力で自分に打ち勝つしかない」という根本から意味は分からないので、シュールな展開に。

 行を乗り越えた一也/スーパー1は、足の痛みを完全に乗り越え、バクロンガーを圧倒して計画を阻止に追い込むのであった!

 前半部、話の転がし方に難があってどうも乗れなかったのですが、後半で色々突き抜けて逆に面白くなってしまうという凄い内容でした(笑)