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電磁戦隊メガレンジャー 第1話感想

電磁戦隊メガレンジャー』の感想。

 現在『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』にガエリオ・ボードウィン/ヴィダール役で出演中の松風雅也さんのデビュー作として名前は知っているも、全体通して見たことがないので視聴。

 食欲あって若い力に溢れる熱血系レッド

 筋トレとストレッチに励む体育会系ブラック

 パソコン操作で頭脳派インテリ系ブルー

 読書をあっさり投げる明るく活発系女子イエロー

 お菓子好きでちょっと不思議ちゃん入ってるっぽいツインテ女子ピンク

 どこまで本編でそういうキャラとして通されるかわかりませんが、OPでキャラの書き分けが非常にわかりやすい(笑)

 ゲームセンターで、メガレンジャー対戦格闘ゲームで遊んでいる子供に、倒した相手を出禁にするというゲーセン荒らしの新宿ブラックが登場。子供たちの代わりに、ゲーセン常連の高校生・伊達健太が対戦し、勝利。

 「裏技」と言われるのですが、見た感じはむしろ「超必殺技」とか「潜在能力」とかに近い感じのドリルセイバー。1997年というと『ストリートファイター3』『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』などが出た年なので、もはや特殊演出技があっても珍しくない時代だと思いますが、でも隠し超必などはまだあった時代、かなあ?

 当時(1997年)は格ゲー全盛期で、前年の作品でちょうど今youtubeで配信中の『ビーファイターカブト』でも、鮎川蘭/ビーファイターテントウが格闘ゲームをしているシーンがあり、流行に乗った感じ(なお蘭役の栗栖ゆきなさんは、1997年の格闘ゲームTHE KING OF FIGHTERS '97』で麻宮アテナの声で出演していたりします)。

 それはそれとして、この3次元フィールド格ゲー、カメラワーク固定だからキャラの場所によっては見づらそうだし、ステージの背景に変化は一切なさそうだし、キャラは5人だけだし、何よりこれを8方向レバー&3ボタンで操作ってどういう操作体型なのか、色々疑問が尽きないしすごく面白くなさそう(笑)

 そんな健太は謎の男たちによってある研究所に連れていかれるが、そこで交換条件として出された焼肉カルビの特上、スイッチ一つで机から鉄板ごと出てくる。

 この研究所は、何を想定してそんな仕掛けを入れているんだ(笑)

 実はメガレンジャー格闘ゲームは、いずれ来る異次元からの侵略者に対抗するために用意されたものであり、適性のある者を見つけ出すためのテスト装置だったのだ。研究所の久保田博士は候補者となった健太と顔を合わせるが、聞く耳を持たない健太に「期待外れか」と悪態を吐く。

 まあ、極秘に置いたテストマシンで選ばれたから今からヒーローやってくれって胡散臭すぎるし。

 特撮の組織にはある種の定番的な胡散臭さですが、どうして中高生対象のゲームマシンで適性を見ようと考えたのか(^^; 子供だから騙して戦力に、とか踏んでいたなら相当にゲスいぞ。

 そんな折、健太の同級生でデジタル研究会に所属する4人が登場。彼らは社会のレポート作成のために見学に来たのだが、ねじれ現象のことで立て込んでいるため追い返されそうになっていたところ、発生した現象の混乱に乗じて侵入したのだ。

 並樹瞬役の松風さん、デビューしたばかりだから仕方ないですが、今アニメ声優やってるとはちょっと信じがたいぐらい滑舌が悪い(笑) 逆に遠藤耕一郎役の江原淳史さんは、結構ハキハキ喋っていて聞き取りやすく、安定した感じ。

 そんな5人が合流したところに、異次元からの侵略者ネジレジアが出現! 幹部ユガンデ率いる戦闘員により、破壊工作が行われる……。

 ユガンデは名前の通り、歪んだワイヤーフレームのCG人体モデルみたいで面白いデザイン。人工物っぽいのに左右非対称の異形感が秀逸。

 故障した電子ロックを5人の知恵で開錠するなどして司令室にたどり着く一行。

 「彼らに、デジタイザーを!」

 「いや、しかし……能力的に未知数な彼らに!」

 「私が責任を持つ。ねじれ次元の連中にここを壊されたら、意味がない!」

 格好いい大人としてふるまう久保田博士ですが、明らかに少年たちを選ぶシステムというの、博士たちよりもっと組織の上の方で歪みをもたらしているのではなかろうか(^^;

 メガレンジャーはゲームではないっ! 異次元の侵略から地球を守る、現実の、戦士たちの名前だ!」

 今まで架空の存在だと思っていたものが現実となり、そこに自分たちが選ばれた、という、いかにも少年たちを主人公にしたバトル漫画といった展開に。子供のころに見てたら、これは興奮しそう。

 テストされたのは健太だけなのに、選ばれた存在として変身することになって、5人のメガレンジャーが今誕生し、ユガンデに挑む!

 戦闘時、帯出現→重なる名前テロップ、はゲーム演出を意識してるのでしょうが、前前作のブロッカーロボ紹介をどこか思い出す、と思えば今回と同じく長石監督の演出でした。

 ユガンデは強敵だが、ドリルセイバーでレッドが突撃すると結構なダメージを受けたらしき格好となり、

 「もうすぐ爆発だ! はははは……」

 捨て台詞で逃走し、いきなり小者臭く(^^;

 ネジレジアは撤退し、基地に仕掛けられた爆弾が爆発するが、メガレンジャーと研究員たちは間一髪、打ち上げ準備が終わったメガシャトルに乗り込み、宇宙へ脱出する……。

 シナリオ自体は、第1話としては可も不可もなくって感じ。演出には最新技術CG多用で気合が入るも、どうにもまだまだ発展途上の感じがあるのと、ゲーム的テロップ演出がもう一つ面白くない(^^; 火薬の量とシャトル周辺のメカ特撮は、かなり気合入ってましたが。

 前作に引き続き「ヒーローになってしまった一般人」を題材にしていますが、前作では全員会社員で仕事と両立するヒーローだったところ、本作は『ビーファイターカブト』と同じく高校生ヒーローに。どこまで踏み込まれるのか。