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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダースーパー1 13・14話感想

特撮感想 スーパー1

仮面ライダースーパー1』の感想。

13話

 大石に負けた一也は、玄海老師と弁慶の導きにより、山奥の隠し寺にて修行することに。ハルミはそんな一也を心配する。

 「いいかね? 獅子の子は、千尋の谷に蹴落とされても、誰の力も借りずに、自分の力で這い上がってこなければならないのじゃ」

 老師のセリフからして、男の世界が分からないハルミは余計な口を出すな的な展開なのですが、試練の前の大けがぐらいは考慮してやるべきだと思います老師(^^;

 「俺は負けた……負けた……負けた!」

 嘲笑う大石の幻影を見て、寺の壁をあちこち殴る一也……心弱ってるなあ(^^;

 街ではどんどん拳竜会の自警団による支配が進み、成人式を迎えて晴れ着でも見てくれる人がいないと面白くないというハルミは、弁慶の了解を得て寺に差し入れに現れるが、一也は払いのけてしまう。

 「大石を倒すまで、俺に正月はない!」

 そんな一也を、叱りつける老師。一也は稽古をつけてくれと頼み込むが、今の一也では無駄だと断られる。

 「一也! 今のお前は獣のように強くなることばかりを考えておる! そのようなお前に、大石の技を見切り、大石に勝つことは決してできん!」

 「老師! 教えてください! 俺に、何が不足しているんですか?!」

 「誰にも教えることはできん……自らの五感で、心と魂で見つけ出すのじゃ

 冷たく突き放す老師に、一也は一人ひたすらに修行を重ね、そして外にひっそりと咲いた梅の花を見て、その温かさを包み込むように手を形作る。

 「見つけた! 冷気の中で体を浄めよというのは、これだったんだ!」

 梅の花は寒さの中にあってこそ、可憐な花を咲かせる……その愛おしさを包み込む心こそ、赤心少林拳の神髄という老師は、梅花の形を伝授。

 本作における修行や鍛錬が、肉体を只管に強くすることではなく、如何に荒れた戦場の中であっても己を見失わず、命を大切にする心を保つことにこそある、ということを再度強調する一幕。

 敗北したヒーローが特訓の末に新技を、というパターンですが、一度限りの題材に終わらせず、『スーパー1』という作品が通して描こうとしているものは何か、という部分にまとめ上げ、1クールの締めにふさわしい展開。

 ギョストマは幻魔光線により、拳竜会門下生を次々と洗脳。変身した自分が大石にしか見えないようにし、少年たちは無理矢理門下生として能力に関係なしの厳しい特訓をさせられ、従わない貧困層は厳しい労働に駆り出される、という恐怖支配体制を作り上げていく。一也はそんな中、弁慶とともに道場に飛び込み、大石と一騎打ちする。

 圧倒された大石はギョストマに変身し、幻魔光線で動きを封じようとするも、梅花の形で平静を取り戻す一也はそれを跳ね除け、変身してギョストマを倒すのであった。

 本来の目的はギョストマの正体を見せることなのにそれが忘れ去られており、撃破後はハルミが駆け寄ってくる姿でハッピーエンドっぽく見せてしまうなど、締めの部分はかなり強引になってしまいましたが、作品の目指すところが明確になり、すっきりした前後編でした。

14話

 ドグマは大戦時のドイツの科学者ゾルベゲール博士の脳を盗み出し、彼の研究していた笑いキノコの毒素を応用した毒ガス・Rガスを作って人類抹殺を企てる。

 平然と博士の記憶を生きている人間に移し替える装置とか出すんですが、それで毒ガスは作れないって、ドグマの科学力はいったいどうなっているんだ(^^;

 怪人ムカデリヤが百足を日本各地にばらまき、そこから出てくるRガスによって人々は苦しめられる。解毒剤はなく、麻酔で眠らせてごまかすしかない街の医者。

 眠らされる良を見つつ、さらに運び込まれる患者の笑い声に頭を抱えるハルミという描写は秀逸。

 陽動作戦で一也を葬ろうとするムカデリヤだが、Rガス、普通にドグマファイターにも通用。

 こいつら、機械じゃなかったっけ……?

 結局牙を片方折られて逃げ帰るムカデリヤ、失敗したから処刑だと脅かされて命乞いするも、

 「そのままで死にきれなければこうしてくれる!」

 もう片方の牙も折られる(笑)

 そこで今のまま殺しても改造の費用がもったいないと説得した博士に助けられるムカデリヤ、すっごい涙ながらに博士に感謝(笑)

 そこでムカデリヤ、博士にそそのかされてテラーマクロへの反逆を考えることに。博士がテラーマクロを討った暁には将軍だと言われ、メガール将軍をあっさり殺害し、一也を罠に嵌める。

 「何故罪もない人たちを殺すんだ?!」

 「どうせ生きていたって、何の役にも立たん奴らだ」

 「お前こそ死んだ方がいい人間だ」

 売り言葉に買い言葉の勢いで酷いことを言う一也(^^;

 各地のRガス百足を爆破する装置を作動させつつ、自分たちはワクチンあるから大丈夫と去っていく博士とムカデリヤは、美術品を献上したいとテラーマクロと対面。

 (箱の中に百足が入っているとも知らずに)

 (テラーマクロが箱の蓋を開けたとたん、百足が爆発する仕掛けになっているのだ)

 どうやって倒すのかと思ったら……なんて頭の悪い作戦(^^;

 「ゾルベゲール。その箱、お前がその手で開けてくれぬか」

 ですよね(笑)

 言われたとたんに険しい顔になって硬直するのですが、むしろどうしてテラーマクロ自ら開けてくれると思っていたんだこいつら。

 ゾルベゲール博士、毒ガスの開発者としては優秀だったのかもしれませんが、悪の組織には確実に向いてなかった……。

 そんな二人の背後から現れるのは……なんとメガール将軍! そう、倒されたのは影武者だったのだ!

 ……いや確かに、あんまりにあっさり負けてしまったので、そりゃ影武者とかそういう話なのが自然だと思うのですが、むしろ影武者の可能性を考慮できない博士とムカデリヤがただひたすらに頭悪いだけというものなので、盛り上がりません(^^;

 どうせハッタリを効かせるぐらいなら、博士を復活させた記憶移し替え装置をここで引っ張り出して、メガール将軍はスペアボディに記憶を移し替えることで無限に復活できるのだ! とか、それぐらいの設定にしといた方が面白かったのですけど。

 博士はあっさり殺され、解毒剤を持って逃げるムカデリヤ。一方一也は、罠をなんとか抜け出し、起爆装置をエレキハンドで停止!

 一歩間違えば時間を待たずにガス噴出の大惨事なのですが、結果オーライ。

 逃げるムカデリヤと対決するスーパー1。ムカデリヤはワクチンを出して降参する……と見せかけて不意打ちするが、あっさり避けられ、凍らされた上にキックで爆死。

 ムカデリヤ、この段階にきてスーパー1と戦う理由なんてないし、どうせ戻っても殺されるのだから、解毒剤の代わりに命を見逃してもらうように説得するべきだったと思うのですが、頭が悪いので仕方がない。

 こういう「ヒーローのあずかり知らぬところで、怪人が悪の組織に反旗を翻すが、失敗する」って展開は普通、その悪の組織が如何に強大であるかを視聴者にだけ見せることで効果を発揮するもののはずなのですが、クーデター失敗の理由がドグマが強いからじゃなくて首謀者が頭悪すぎるだけなため、全然そういう効果をもたらしませんでした(^^;

 サブタイトルがあからさますぎるためクーデター失敗は読めますが、あまりにも雑な内容。