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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

コンドールマン 7・8話感想

特撮感想 正義のシンボル

コンドールマン』の感想。

7話

 レッドバットンの攻撃をコンドールハリケーンで振り払ったコンドールマン。そのころ、市井の人々は野草を捕って食べるほどに困窮していた。

 実に7話も同じ食糧難作戦を続けているのですが、食糧難が及ぼす影響を様々な角度から描き出すスタンスを継続。

 そんな中、一心の墓参りに訪れる一人の女性。それは生前の一心の恋人、さゆりだった。一心を引き留めればよかったと後悔するさゆり。

 当日の昼間に出発の話をしたというのはいっけん酷い話なのですが、よく考えたら暗殺犯を追いかけてアメリカに向かったので、むしろ会える時間を作っただけマシなのか。

 「みんなが自分の楽しみや、お金儲けにばかり夢中になっているから、公害が生まれ、自然が破壊されていくんだ。美しいもの、平和、愛……それらを守るためなら、俺は命を懸けて戦う」

 『コンドールマン』が貫こうとするメッセージを、回想の一心が強調。

 時間は今に戻り、さゆりは傷ついた一心(コンドールマン)を発見し、彼を一心と誤解するが、コンドール・アイを見てすぐに別人だと気づくさゆり。

 三矢家を繰り返し描くことで、一心の姿を持った、しかし一心とは別人のヒーローとして戦うコンドールマンと周囲の意識のズレが度々強調されていますが、今度は家族ではなく恋人という、一心に対してまた違う「愛」を向ける人間が登場。

 しかしながら一心は、モンスターに対抗するために空を飛ぶ能力を身につけなければならないと考え、修行を始めるべく置手紙を残して外へ。

 「ありがとう」

 って、それだけか(^^;

 ほとんど気絶していたので、さゆりと一心の事情をコンドールマンが知る由もないのですが、明らかに一心を知っていてそれに縋ろうとしているさゆりへの対応が「手を振り払う」なこともあり、酷いぞコンドールマン

 一心の姿を保つことには、自分を助け受け入れてくれた三矢家への励ましの意味もあるのでしょうが、その姿が持つ意味というものにコンドールマン自身が割と無頓着なのは、えげつない作劇です。

 さゆりさんは察しが良かったので、一心(コンドールマン)をそれ以上追いかけない様子なのですが、再登場はあるでしょうか。

 コンドールマンが修行にはいる中、紅コウモリはいよいよ義賊とは名ばかりの強盗団と化しており、そんなところに派遣されてくる吸血鬼のダン・アクマ。

 レッドバットンとはそりが合わないのを、姉の仲裁によりなんとか取り持つのですが、やる気のなさそうな「ハールマゲドン」(笑)

 修行中に、移心術で源太郎の輸送車が襲われていることに気づく一心は、その助けに向かう。救援に向かって返り討ちにあった石松の扱いが酷い(笑)

 空を飛ぶダンとレッドバットンに苦戦するが、コンドールアローでダンに致命傷を負わせるコンドールマン。しかしダンは地獄へ道連れと、コンドールマンとレッドバットンにミサイルを発射した!

8話

 倒れた二人だが、割と軽傷だったらしく、起き上がる。コンドールマンは今は戦えないとショックパルス(ベルトの口を開いて火を噴く)で牽制し、撤退。

 ショックパルス、割と有効な武器ですが、戦闘員もひるんだだけですぐ動いており、あんまり威力はない模様。

 帰還したレッドバットンの下に、今度はモンスター一族からミスターゴードンが派遣され、キングモンスターから渡された辞令を見せ極東支部司令官と任命されたことを示す。

 若かりしころの大月ウルフさんがカタコトでしゃべるのですが、おかげでセリフが聞き取りづらい(「死刑に値する」が「失敬に値する」に聞こえます)。

 そして、辞令がボロ布に手書きで作った簡素なもので、日本語表記(モンスター一族の会議室はニューヨーク)なのがシュール。

 ゴードンは外国から食料が輸入されるというニュースを見せ、これもコンドールマンに手間取っているからだと主張して紅コウモリ作戦を打ち切り、食糧輸入を阻止する作戦を考えることに。食糧輸入を担当した大臣の正体はゼニクレージーであり、ゴードン(正体はサラマンダー)は彼を買収して、輸入船航路を知る。

 政治にモンスターが入り込んでいるなら、大慌てする必要もなく普通に輸入も作戦の一つな気がするのですが(この後レッドバットンに船を爆撃させ、それをコンドールマンの仕業にするし)、ゼニクレージー、もしかして別のところで金を積まれて命令に背いたのか?

 再び従わせるためにさらに金を積む上に辞令を見せるサラマンダーなのですが、やはりモンスター一族、個々の欲望が全体の統制の不調和を生み出す組織の気配(笑)

 そのころ、一心は体力を鍛えるべく高所から飛び降りていた。

 「空を飛ぶ」ってそういう問題じゃないと思うのですが、ある程度の高さから飛び降りて着地できたのでもっと高いところから飛び降り、墜落する一心。

 「空を飛ぶことなんかできやしない! タバ老人の嘘つきー!」

 だから、修行の方法に問題あるとしか(略)

 そこにタバが登場し、もう肉体は修行できているので心の修行だと、細い樹の梢に座るよう指示。迷う一心はあっさり降りてきて、叱りつけるタバはまずはレベルを下げようと杭を用意してその上に座らせる。

 杭に座ることができてしばらく後、タバ、超能力で木の上に運ぶ。

 真面目な修行描写のはずなのですが、なんか過程は変(^^;

 コンドールマンに濡れ衣が着せられたことで、堅介たちは生き残った乗組員に話を聞こうとするが、既にレッドバットンが口封じ済み。レッドバットンは時限爆弾で堅介たちを殺そうとするが、そこに現れたコンドールマンが時限爆弾を投げ捨てると、今、修行の成果としてコンドールマンはゴールデンコンドルへの三段化身を遂げる!

 引っ張り続けた修行ですが、いつのまにか完了して駆けつけ変身、という流れになったために今一つ達成感に欠け、物足りなく感じてしまいました。撮影時点では修行終了のシーンまで撮影されていたのかは知りませんが、今回の肝なのでそこは一番見たかったところ。