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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

コンドールマン 17・18話感想

コンドールマン』の感想。

17話

 バタール大使により、日本に30万トンの石油タンカーが派遣されることになった。これを知るオイルスネークは大使を殺害しようと狙い、それを守ろうとするコンドールマン

 前回の次郎はきちんと埋葬され、一心とさゆりがその墓参りに来る場面が入ることに。一心の腕を抱き寄せ、次郎の墓に語り掛けるさゆり。

 一心がさゆりの寄せてくる感情についてどう思っているのかうまくはぐらかしつつ、さゆりは一心=コンドールマンと知っているのかいないのか曖昧だけどとにかく一心を信じており、次郎の勇気も含めてそれがまた子供たちとは別の力をコンドールマンに与えている、と展開。

 さゆりに関してはどうも、子供たちの方を優先しすぎてあまり深入りされない雰囲気が強いのですが、話にどう収まってくるのでしょうか。

 大使の殺害はコンドールマンが阻止。オイルスネークはタンカー爆破に作戦を切り替え、それに気づいたコンドールJr.はバッジで作った文字によりタンカーを狙っていることをコンドールマンに伝えて追いかけるが、捕まってしまう。

 コンドールマン、大使との関係からまず確実にタンカーを狙うことは目星がついているはずなので、バッジを並べて用意する情報が「タンカー」だけでは意味をなさないのですが、それ以上にコンドールサークルで呼ぶという一番の特徴を切り捨ててしまうのが、腑に落ちません。

 コンドールマンは子供たちを助け、オイルスネークがタンカーに仕掛けた爆弾を部下のギラーメンごと海に投棄して処分。その後海を逃げるオイルスネークを、ホバークラフトマッハコンドルで追いかける。

 炎を繰り出しピンチのコンドールマン、コンドールハリケーンで消火するのかと思ったらコンドールサンダーを呼び、それでオイルスネークを攻撃。そのまま海中に巨大な炎が広がり、無傷で帰るマッハコンドル。

 港にたどり着いてからもう一戦ぐらいするかと思ったのですが、この後の展開やナレーションなどから、どうやらこのコンドールサンダーで断末魔の叫びも上げずにオイルスネークが死亡した扱いになった模様で、呆然(^^;

 ここまで敵怪人の扱いが基本的に雑な作品ではありますが、オイルスネークは会議室に参加するぐらいの地位(サラマンダーなどと同格)にはあったわけで、いくらなんでもこれはひどい

 日本に石油が届くことでオイルスネークの作戦は失敗に終わるが、石油枯渇のための工作により大気は新たな作戦に必要なだけ汚染された、とオイルスネークの作戦が無駄に終わらなかったことを強調して余裕を見せるキングモンスターたちですが、却ってオイルスネークの踏み台感が酷くなったような。

 バタール大使は日本に石油を送り届ける任務を終え、再度の来日時には美しい国になっていることを願って去る……が、なんと飛び去った飛行機が、突如空中で大爆発!

 その姿に驚く一心、そして地上からそれを確認して嘲笑うモンスター・スモッグトンの姿があった……と、エキセントリックな展開を見せて次回に引いてきました。

 ここ数回、どうも話がパッとしなかったのもあって、かなり強烈。

18話

 「どこの誰から頼まれた」という歌詞をBGMに自発的な清掃活動をするコンドールJr.というのは、実に本作の象徴的存在になっていますが、なんとも言えない面白映像みたいに(笑)

 コンドールマンのエネルギー源は太陽らしいとあたりをつけるスモッグトンは、空に毒スモッグをばら撒いて太陽を隠すと同時に、地上を毒で苦しめる一石二鳥作戦を開始。

 毒スモッグを孕んだ雨が傘に穴をあける、というなかなか衝撃的な映像を用意して、大気汚染の問題提起。このころには酸性雨問題も強くなってきたのでしょうか。

 三矢家は先の食糧難の教訓から家庭菜園でキャベツを栽培していたが、この雨により汚染され全て台無しに。しかし一心はいち早く毒スモッグに気づいたことで、注意喚起を行い、汚染の被害はスモッグトンの思惑通りに動かず、悔しがるスモッグトン。

 そのころ、街中で集めたゴミに火をつけるコンドールJr.と石松だが、なんとその中からゴミゴンが現れる!

 ゴミ台風でゴミをまき散らし、ゴミを子供たちに食べさせようとしてくるなど、コミカルながらなかなかいやらしい。

 「ゴミゴン! 街をいくら汚せても人の心は汚せんぞ!」

 格好いいポーズを取りながらゴミゴンに向かうコンドールマンに、スモッグトンが現れて攻撃。二人のモンスターはコンドールマンを誘導し、さらに加勢したヘドロンガーによって、コンドールマンは動きを封じられてしまう!

 さらにゴミゴンがゴミの山で固めて、そこにスモッグトンが毒スモッグ攻撃と映像的にも精神的にも強烈な攻撃連発で、かつてない大ピンチ。

 会議室に並び、OPでも歌われていた幹部クラス3人の一斉攻撃だけあって、恐ろしい連携。

 画面が暗くなり、スモッグで太陽が隠れてコンドールマンのエネルギーまでも尽きそうになる。コンドールマンのピンチを悟るまことたちは、団結のコンドールサークルで暗雲を吹き飛ばせば、コンドールマンを助けられるのではないか、と考える。

 「純真な子供たちの真心を込めた必死な祈りが、今、天に通じたのだ!」

 「コンドールマンを信じているから自分ができるだけのことをしていく」子供たちと、「子供たちが信じているからそれに応えるべく戦う」コンドールマンの関係が集約され、同時に純真な想いの団結こそが光を与え未来を切り開く、という内容を映像で示し、シンプルながら綺麗な逆転劇に。

 子供たちの呼んだ光に驚くモンスターたちに、コンドールマンはコンドールサンダーを叩き落としてゴミ山から脱出。モンスターたちは撤退するが、スモッグトンは毒スモッグを撒き続け、本当の戦いはこれからだ……と引いて続く。

 敵が大幹部3人ということでコンドールマンの苦戦に説得力を持たせつつ、そこに子供たちとの関係が逆転の鍵になる、と綺麗にまとまりましたが、やっていることが最終回レベルの奇蹟の逆転劇で、はたしてこれ以上が訪れるのか(^^;