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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

コンドールマン 21・22話感想

特撮感想 正義のシンボル

コンドールマン』の感想。

21話

 ヘドロンガーが入れ替わった北水博士はある研究を助手に見せる。

 「やっとこれが完成したんでね」

 「え、マッドヘドロが? じゃあ気が変になるという欠点が取り除かれたんですか!」

 開始わずか2分ちょっとにして、何を言い出すんだ(^^;

 助手はすごくうれしそうな表情をしているのですが、話の内容が「問題となっているマッドヘドロの無毒化」なのか「無毒なヘドロであるマッドヘドロの精製」なのか(普通は前者だと思いますが)よくわからない中で、さらっと「気が変になる欠点」とか言い出しており、あまりの無茶な会話に腹がよじれるかと思いました(笑)

 マッドヘドロを受けた人間は賢くなる代わりに凶暴になる性質があり、マッドサイエンダーの考案でヘドロをしみこませた教材を用いる学習塾を展開し、全国の子供たちを悪に染め上げる作戦を繰り出すモンスター一族。

 子供たちとコンドールマンの関係が強調される本作で、子供たちを悪に染め上げる方針をとること自体は有効だし、悪の教育塾展開は特撮ヒーローの定番ではあるのですが、気が変になるマッドヘドロというあまりにも突飛した設定を始め、作戦の方向性がここまで示された本作のリアリティから外れてしまった感じで、どうにも乗れませんでした(^^;

 良くも悪くも定番ではあるのですが、それを『コンドールマン』なりに理由づけする材料がヘドロの名を冠した事実上のマジックアイテムというのは、どうなのか。

 「モンスターの出るような厳しい世の中だからこそ、他の子より成績を上げ、超一流の学校を出て、超一流の会社に入る必要があるのです」

 というセリフは、本作らしいところで面白かったのですが。

 一心は成績が上がった子供たちが凶暴になる事件の関係を突き止めたところ、ヘドロンガーの変装した北水博士がさらに変装して塾の理事長を務めていると知り、コンドール・アイで保護者の周知の元、正体を示す!

 その後、コンドールマンは公害科学研究所にて、捕まった子供たちを助けようとするが、操られた子供たちのコンクリートヘドロで動きを固められてしまい、迫る丸鋸を前にピンチ!

 ……切り抜けるのが結局呪文を唱えたらコンドール・サンダーで拘束を解けた、というごり押しなので、ちっとも面白くなりませんでした(^^;

 脱出後のコンドールマン、ヘドロンガーと水中戦。基本的に特撮の水中戦ってあまり面白いイメージがないのですが、水中こそフィールドのヘドロンガーは飛び蹴りをかますなど軽やかに動き、実際に強そうに見えるのは良かったところ。

 まあゴールデンコンドルに化身されたらビームで即死という、これまた酷い雑さなのですが(笑)

22話

 OPでスモッグトンとヘドロンガーの声がクレジットされているのに衝撃を受けたのですが、こういうクレジットで豪快にネタバレするのが実に70年代と言うかなんというか。

 草津に遊びに来たまことや石松だが、スモッグトンが復活して石松を襲う! コンドールマンにより助けられる石松だが、まことたちはヘドロンガーに襲われ、重傷を負ってしまう。怒りに燃えるコンドールマンはゴールデンコンドルでスモッグトンたちを攻撃するが、既にゴールデンコンドルの力も通用しなくなっていた……

 復活スモッグトンが平然と石松と会話しているのを始め、演出的にかなり重症かと思われたまことたちは一晩寝ていたら普通に完治してしまい、復活モンスターにゴールデンコンドルの力も通じないと説明が入る流れが吹き飛ばされる幹部の映像含めて非常に雑と、後半のドラゴンコンドル化身の流れに持っていくための展開でしかなく、グダグダ。

 途中で「まことに別れを告げに来た」にも拘わらず何も言わず立ち去ろうとする→結局出てきたまことと会話→目的を告げないまま、行くことだけ伝えて去る、の流れも、正直何がしたいのか見えないというか、コンドールマンは確かに生きて帰れる保証がないところへ向かうにせよ、復活して必ず帰ってくることを前提に向かうわけなのだから、そこは「必ず帰る」の一言ぐらい言うべきではないのか(^^;

 前半部で子供たちを危険な目に遭わせた上、モンスターを倒せず犠牲者まで出した自分が何故「正義のシンボル」だというのか、と悩むシーンがあるのですが、コンドールマンという正義のシンボルを信じているからこそ善行をなすまこと(コンドールJr.)と、そんな信頼を受けるからこそ戦うコンドールマンの関係を考えると、ここでコンドールマンが信頼のための言葉を打ち出さないのは、子供たちを突き放したかのように思え、どうにも引っかかってしまいました。

 タバ老人の教えに従い、モンスターの妨害を受けつつも一つの山道をたどって噴火口にたどり着いたコンドールマンは、呪文を唱えて稲妻を呼び、化身を身に着けるべく飛び込んだ! で続く。