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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

キラキラ☆プリキュアアラモード 第4話感想

アニメ感想 キラッとひらめいた!

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

  スイーツ工房の娘でバレリーナでもあるまりこに、バレエの発表会へと招待された3人は、差し入れとしてシュークリームを作ろうとするが、ことごとく失敗。

 小麦粉をひっくり返してひまりに飛んでいくところに、長老が傘でガードしようとして失敗し、ずっと表情を見せないで固まっているひまりがいったいどんなキレ方をするのかと不安になっていたら、満面の笑顔で笑いだし、世界は赦しに満ちている!(待て)

 オーブンで皮を焼こうとするが、一度目はホウキが倒れてオーブンの蓋が開いてしまい失敗、その後も時間を計り間違えたりするのですが、爆発したり火山になったり謎の植物に変形したりと、超常現象の類が発生しているのは何なのか(^^;

 映像面は脚本より演出の裁量が出る部分だと思うのですが、作品テーマであるスイーツづくりを忠実にやりたいのであれば、そこは突飛なギャグにしてはいけないと思うのですけど(しかも今回の演出を担当しているのは、シリーズディレクターの片方である貝澤さん)。

 失敗を繰り返してなおも諦めないいちかだが、塾があるからとひまりは帰り、バンドがあるからとあおいも帰ってしまう。

 それぞれに理由を持たせつつも、帰っていくひまりとあおいをシルエットで描き、肩を落とした後ろ姿も見せることから、この後の展開も含めて見るに作り手としてはこの行動を「都合のいい理由を言い訳に、初志を貫けないで諦めてしまった」と見せようとしていると思われるのですが、それならなおのこと、失敗の部分を超常現象のギャグ描写にしてしまったのはマズかったと思います。

 一人で帰ろうとするいちかはまりこと会い、失敗した時の対処法を訪ねると、始まりの気持ちを思い出すことで立ち上がっているというアドバイスを受け、もう一度工房に。そこにはバレエのポスターを見て、同じように始まりの気持ちを思い出したひまりとあおいもそろっていた。

 団結の理由を、それぞれが別々に「どうして自分たちが挑戦しようと思ったのか」というきっかけを思い出すところに至ったから、と持ってくること自体は良かったのですが、失敗の原因が「3人の想いがどうしても重ならない」ところにあるのではなく、明らかに「人知を超えた作用が失敗に導いてしまっている」映像なので、話の核になる団結の部分が、もう一つ綺麗に決まりませんでした。

 前半部ではやけに「シュークリームペコ!」を連呼していたり、明らかに邪魔としか思えない行動をとるなど前回までの描写と比べてもやけに幼い印象になりすぎたペコリンが、後半ではシュークリームを守ったりいちかの「隠れていてほしい」というお願いを聞くなど聞き分けがよく賢くなるなど、細かく繋がらない部分も気になり、前半と後半で違う作品のシナリオだったのではないかと疑うレベル(^^;

 それはそれとして、始まりのきっかけについて、ひまりとあおいは自分たちでポスターを見て勝手に思い出す一方、いちかだけはまりことの対話でそれを知るという内容が気になるところで、単に主人公のメイン格だから特別扱いなのかもしれませんが、もしかして3人の中で一番精神的に脆いのはいちかなのでは。

 第1話に今回と、シリアスな「泣く」表情が描写されているのは今のところいちかだけなのですが、意図的な仕込みだとしたら怖い。

 シュークリームを完成させたいちかたちは、ペコリンが作った皮のパーツから白鳥型を思いついて作り上げるが、翌日、既にシュークリームを狙って暴れていた悪の妖精が登場し、いちかたちのシュークリームのキラキラルを奪って強化。ならばと三人の技を合体させて攻撃。

 「星を傷つけ汚す輩は、星と私が許さない!」

 じゃなかった、

 「私たちのスイーツの想いを汚す奴は許さない!」

 団結の結果できたスイーツなのでキラキラル増量&上質化と一応の理由づけはあり、それを3人の合体技で倒す、と戦闘の論理構成自体はおかしくないのですが、肝心の合体攻撃はバンクでなさそうだし必殺技名もないし、もう一つ締まりません(^^;

 戦闘面だと、今回「私たちの攻撃が効かない!」「まさか、私たちの作ったスイーツで?!」「私たちのスイーツが!」と、やたら「私たち~」から始まる説明台詞的な言葉が短い間隔に詰め込まれていたのも妙で、今回脚本担当の犬飼和彦さんはシリーズ初挑戦と言えど、過去に担当した作品を見る限り戦闘シーンの回し方もそれなりに経験があるはずなのですが、いったいどうしてこうなったのか。

 また今回、悪の妖精については引き起こした事件がまるっきりプリキュアの認知の外で、認知した上でほったらかした前回よりマシと言えど話の内容に全く関わっていないのも問題なのですが、長老は彼らの説明の一つでもしたらどうなのか(^^;

 ペコリンが悪の妖精をどう認識しているのかわからないので、彼女(?)に説明できることはないと見るより仕方ないにしても、現在一番説明役として機能するはずの長老が基本的に寝ているだけなのはどうなのかと思うところで、以前コメントいただいた通りこの戦いが長老たちの代理戦争と捉えると、とんでもなく胡散臭くなってきたのですが(笑)

 5人そろうまで説明しない方針かもしれませんが、既に1か月も伸ばされているので、ちょっと視聴者を振り落としてしまっているような。

 テーマ部分自体は悪くなかったし、前回に比べれば多少浮上した感じはあるのですが、全体の内容としてはいまいち。

 次回、

 「ねこの扱いについて右に出る者はいない!」

 その話、いるか?!