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仮面ライダースーパー1 33・34話感想

仮面ライダースーパー1』の感想。

33話

 東映特撮では『5年3組魔法組』に参加した富田祐弘さん(主にロボットアニメ分野で活躍、後に『美少女戦士セーラームーン』でシリーズ構成を務める)が、脚本参加。

 見どころは、ラジコンに翻弄される幹部連中。

 町中のラジコンがコントロールを奪われて行方不明になる事件が多発。それはジンドグマ怪人ラジゴーンにより操られたもので、その目的は催眠ガスを町中にばら撒いて混乱に陥れることで、ジンドグマの脅威を知らしめ服従させることにあった!

 自分たちで作るのではなく(そのための科学者の拉致でさえない)わざわざ市民のラジコンをコントロールして奪うあたり、予算がないのかとか、余計な心配が浮かんでしまいます(笑)

 結局のところ、アジトを発見されるのはジンドグマの電波にわざとラジコンを乗せてそれを追跡する、という方法だし、予算をケチったのが敗因の気配。

 ガスを噴出しながらラジコン飛行機が飛ぶと草野球中の少年たちが次々と倒れ、街中でラジコンカーがガスを撒けば通行人が苦しんで倒れ……と、映像自体は凄く怖いのですが(^^; ドローンが発展した現代の視点で考えると、シャレになりません。

 ミチルとマサルが人質に取られ、手を出せない一也に「力を合わせればなんとななる」というスーパー1の言葉を思い出してジュニアライダー隊が助けに入り危機を脱出、というのは、主張が露骨すぎてどうかと思ったのですが、ラジコン戦闘機から爆撃という小道具と映像の都合上、戦闘シーンで火薬が弾けまくるという、凄いことに。

 ジンドグマ編以降、拳法家設定が活かされなくなってきてるのは残念なのですが、こういう殺陣の幅が広がるという面では、悪い作用ばかりでもない気がして、ちょっと困るところ。

34話

 いかにも頭悪そうな暴走気味の若者とは言え、道端に置いてあるパトランプを拾って車に乗せて走ろうぜ! とか、どーいう脳ミソしてるのだろうか(^^;

 パトランプで通行止めになっている道を回避したチョロは水たまりのある道を通るが、水たまりが思ったより深かったために大惨事となり、パトランプに責任転嫁。

 水たまりに嵌ったのはパトランプ関係ないし、映像的に、水たまりの横にバイク一台ぐらい通れるだけの幅員があるように見えるのですが(^^;

 そんな話を聞いて駆けだす一也、いくらなんでもそれでジンドグマの仕業と断定するのは行きすぎだと思うのですが、

 「一也は、妙な胸騒ぎを感じていた。それは、幾多の戦いの中で一也が身に着けていた、危険を予知する能力であった。何かが起こる! 何か恐ろしいことが!」

 ナレーションにより、予知能力を身に着けたと断言されました(笑)

 もう拳法とかなんとかの領域を超えているのですが、一也はいったいどうなるというのか。

 果たして一也の予感は正しく、パトランプ騒ぎは妖怪王女の怪人レッドデンジャーが引き起こしたものであった!

 あまりにしょうもないイタズラで、そんなことで人間を支配できるかと尤もな指摘をされる妖怪王女だが、

 「単なるイタズラごときに、このわしがGOサインを出すと思うか」

 悪の首領が「GOサイン」とか言い出すとは思いませんでした(笑)

 「いいこと? 人間は信号を守るようにできてるのよ。その信号がアテにならないとしたら、どういうことになると思うの?」

 「そりゃ、まあ……誰も守らなくなるわ……」

 「そう! そこがつけ目よ! 皆が信号を守らなければ町中は大混乱!」

 それは、どう考えても単なるイタズラですが。

 「そればかりではない! そうなれば、人々はお互いに憎み合い、人は車を、車は人を、襲い、破壊するようになるのだ!」

 無理矢理、大作戦っぽく転換しようとする悪魔元帥。

 江連さんはこの作品を、いったいどうしたいのだろうか(^^;

 パトランプイタズラ犯をとっちめようと私怨気味で動かされるジュニアライダー隊だが、マサルがパトランプを発見。レッドデンジャーの化けたランプはマサルに持ち帰ってもらうことでマサルの家に忍び込み、家の中で火を噴いて家庭を混乱させる。それに気づいたパトロール中の一也は、変身してレッドデンジャーと対決。

 妖怪王女、自ら運転した車で助けに入ったかと思いきや、レッドデンジャーは中に乗るのではなくパトランプとして車の天井に乗り、エレキ光線で落とされると「後は任せたよ」で放置され、どうしたいのか(^^;

 戦闘になるレッドデンジャー、光を発して消えたかと思うと、スーパー1に向かってくる数台のパトカー。

 「レッドデンジャーの仕業だ! エレキ光線! 連続発射!」

 スーパー1、躊躇なくパトカーを攻撃。

 まあ、私も魔空空間のはしり的な演出かなーぐらいに認識していたのですが、そこに追加で白バイ登場、さらに車から警官が次々現れる。

 「何をしている! 公務執行妨害、器物破損で逮捕する!」

 手錠をかけられるスーパー1(笑)

 流石に警察官はジンファイターの変装だったのですが、この展開を思いついたときの江連さんの脳内が知りたい。

 留置所に放り込まれるスーパー1だが、強引に脱出。その後レッドデンジャーは「今からサイレン鳴らせば人間が飛び降り自殺する」と目的がすり替わるも、スーパー1に阻止される。

 内容としてはここまでワースト1といっていいほどにあまりに破綻が行き過ぎ、脚本書いた江連さんに何かあったのではないかと心配になるレベルなのですが、壊れすぎていて笑いとしては突き抜けているという、すさまじい内容。

 全編ダメすぎて、笑うしかない(笑)