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キラキラ☆プリキュアアラモード 第7話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 いきなり、タイトルロゴを背景に自己紹介とあらすじから始めるいちか。

 プリキュアも5人そろったことだし、ここから物語開幕で今まで見てなくても大丈夫!(ついでに体よく都合悪い設定を抹消しちゃおう) って演出に見えなくもない(^^;

 あきらがプリキュアになり、5人そろった記念にスイーツパーティを企画するいちかたちだが、ベーキングパウダーを忘れたためにドーナツが失敗。そんなプリキュア達の楽しそうな姿に、長老は妖精たちがスイーツを作っていたころを思い出す。

 いちご山でスイーツ工房をしていた長老やペコリンたち妖精だが、キラキラルを奪おうとする謎の存在が世界中で発見されていたという噂の最中に、悪の妖精襲来。長老と悪の妖精による奪い合いの末、第1話で発生した大爆発となり、長老は魂だけになってしまった、という。

 引っ張られ続けた、第1話の爆発と悪の妖精について解説された結果。

 「何もわからん」ということがわかった(笑)

 ずっと疑問だった「長老やペコリンたちは、どうしてキラキラルを狙ってくる悪の妖精についてプリキュア達に全く説明しようとしないのか」という問題ですが、長老もペコリンも正体を知らないのだから説明しようがないということで、理由は付きました。

 長老が本当に「知らない」のかは、若干怪しいところがありますが(^^;

 にしても長老、しれっと爆発で肉体は死んで魂だけみたいなことを言っているのですが、するとこのスイーツ工房に魂がしがみつけるような機能が備わっていたのか……ポルナレフ

 そんな長老の言葉に、ずっと抑えてきた寂しさを我慢できなくなったペコリンは、みんなの前から逃げ出してしまう。

 ペコリンが人間で言うとどれぐらいの年齢を想定しているのか不明ですが、長老、割と不用意な発言をした感じに(^^;

 そんなペコリンを励ますために、いちかは自分一人だけドーナツに再チャレンジして失敗、ペコリンがいないとダメだとわざとらしくふるまうことに。

 えー……ってことはこれ、ペコリンを励ますためにさらに材料を無駄遣いしたの?(^^;

 流石にそれだけの余裕と調理時間はなさそうだし、目を離せない高温の油を使う料理(オーブンで焼くように、片付けなど他のことができる調理の待ち時間がほとんどない)で一人だけの作業にも拘らず、調理台がやけに片付いていることと、見た感じは最初の失敗ドーナツよりさらに濃い色の揚がり具合になっているので、最初の失敗ドーナツをもう一度揚げて失敗したように見せかけた、というのが真相だと思われるのですが、省略されている情報が多すぎて実際のところはよくわかりません。

 「食べられない失敗作ドーナツにペコリンを励ますという役目を与えた」と見れば、ここまでいちかが見せてきた「失敗を転換する」というのも含まれるのですが。

 落ち込んでいるペコリンに、ケーキ作りが上手くいかなかった自分にアドバイスをくれて助けたのはペコリンだとはげますいちかは、二人でドーナツを作り上げ、それを妖精たちのデザインにデコレート。

 ところで、映画予告のためか今週は実写パートのクッキングがなかったのですが、ドーナツの作り方は公式ホームページで公開されているとのこと。

 ホームページのレシピはふりがななしの漢字が入ったもので、明らかに親に読んでもらうこと前提ですが、ねこマカロンの難易度★★★+に対してドーナツの難易度★は、どういう基準なのか気になります。デコレーション等が形になるかどうかは前者の方が難しそうですが、準備の手間とか安全性は圧倒的に後者の方が難しいと思うのですけど。

 「デコレーションからはじめたい方(かた)はこちら」があるのは、ありがたいですが。

 本筋に戻ります。

 いちご山の工房跡地に向かういちかとペコリンだが、そこには崩れた岩しかなく、妖精をかたどったドーナツを置くペコリンたち。すると、行方不明になった妖精たちのかつての姿が、キラキラルに投影されたのか浮かび上がってきた!

 どうやらいちかにも見えているようなのですが、妖精たちの魂とかではなく普通に過去の映像らしく(長老とペコリンの姿があるので)、キラキラルがなんだか地球の記憶を閉じ込めた物質みたいな感じに(笑)

 そこにドーナツを狙って現れた悪の妖精、妖精型ドーナツからキラキラルを奪い、ペコリンのドーナツも狙う。

 「ここは、ペコリンたちの大切な場所なの! みんなでスイーツ作って……みんなで食べて……みんなで笑って! そんな思いを奪うなんて、許せない!」

 分裂した悪の妖精に戸惑うホイップだが、駆けつけた仲間の協力で撃退に成功。そして、工房に戻ったいちかはあることを提案する。

 「ここで、お店やろうよ!」

 かつてのいちご山の工房のように、みんなで笑っていられる場所を作りたいという想いと、ペコリンの仲間が戻ってこれる目印になれるようにという理由から、スイーツのお店を開くことを思いつくいちかであった。

 かくして、プリキュア達の目標設定は「妖精たちが帰ってこれるようにスイーツ作りまくってキラキラルを生み出そう」に落ち着いたのですが、えーと……悪の妖精の悪事は放置でいいのか……?

 悪事の目的が不明瞭かつ組織の規模も何もかもまったく不明なのでプリキュアからアクションを起こして追いかけにくいということ(例えば伝説アイテムが目的ならそれを先に獲得する、となりますがキラキラルは作中世界で普遍的な物なので対処しようがない)と、劇中のセリフから悪の規模が全世界レベルと推測されるので5人では手が届かないという点では理解はできますが、あまりにプリキュアが守勢に入りすぎているのはどうなのか、ちょっと困ったところ(^^;

 特に海外にもいる可能性を示唆したのは明らかにいちかの母親の今後を想定していると思われる(話の流れで、使われずに終わる要素となる可能性がありますが)のですが、今回のプリキュア達は誰もその点を頭に入れている気配がなく、すっきりしません。

 まあこれまでの話が「プリキュアが誰かのためにスイーツを作る→それを狙う悪の妖精」なので、いっそ自分たちが最高のキラキラルを作り続ければ悪の妖精の動きもコントロールできる、というホイホイ作戦まで考えているなら、話は別ですが(笑)

 ペコリンのフォローもしつつ、プリキュアの今後の活動に一定の指針を示しておく、ということでそつなくまとめた印象のエピソードですが、途中のドーナツ失敗でペコリンを励ます踏み台を作る流れの曖昧さなど、映像と脚本で必要な要素のバランス取りが上手くいかず、若干惜しい内容。

 作品全体としては、物語に必要な要素、という点は一応見せることはできたのですが、設定された内容からどうしても今後のプリキュアの行動が受動的になることは避けられず、話の硬直化を招きそうという不安。果たしてこれをどうやって打開するのか。

 さて、今回の妖精関連の説明はかなりあやふやな要素が多いのですが、話を見る限りペコリンたちは異世界から逃げてきたのではなく、もともとこの世界に隠れて住んでいた(何故隠れていたのかは不明)という設定と思われます。

 歴代シリーズの流れで「命の住む異次元」「異世界」が登場しなかった作品(プリキュアの住む世界に妖精がいる)を考えると、『ハートキャッチプリキュア!』『ハピネスチャージプリキュア!』が該当する(二作とも、監督は長峯達也)のですが、プリキュアシリーズ全体としては割と珍しい設定。

 そして悪の正体を予測すると、以下の3パターンのどれかと思われます。

  1. 妖精が何らかの事情で悪に染まったもの(本質的にペコリンと同種だが、どうして別分類かは不明)
  2. 異次元・異世界から現れた、悪の侵略者
  3. 他の星に住む者で、言わば地球外生命体、宇宙人(毎週出てくる敵は地球におけるペコリンのように、数々の星から招集した妖精)

 で、先に述べた本作と同種の設定を取った2作と、本作のキャラ造形と設定がどうも『美少女戦士セーラームーン』(原作版)をベースにしているのではないか? という私の推測から考えるに、3.地球外生命体説が一番有力、というのが現在の私の予想です。

 何らかの事情でキラキラルを作り出す能力が消失してしまい、地球のキラキラルを奪いに来たのではないか、と思うと、能動的に戦いに挑まない本作のプリキュアの路線ともつながって筋が通りそう。

 輝く強き命に宿る 真のスターシードを奪え~

 これまで悪の妖精をどう呼ぶか、劇中での呼称がないために「悪の妖精」と呼ぶしかなくてちょっと困っていたのですが、これからは「スイーツアニマメイツ」とでも呼ぼうか(笑)

 まあ、まだ作品序盤のほとんど情報が見えていない段階なので、これからどうなるかわからない(そもそも妖精たちが住んでいたのは偶然こちらの世界と距離が近かっただけで、実際は異次元とかも考えられる)し、ほとんど妄想なのですが(^^;

 こうして、いちかにより「キラキラパティスリー」と命名されたスイーツ工房、営業前の許可申請とか法律上の事務手続きとかはアニメ故の御都合で流すとは思われる(本筋に関係ないし、調理工程と同じでいちいち尺を割いたらいつまでも話が進まないので)のですが……次回、開店不可の危機。

 ゆかりさんの対応が、完全に

 考えておく(やるとは言ってない)

 で、タチ悪いよこの人本当に!