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超人バロム・1 5・6話感想

『超人バロム・1』の感想。

5話

 今のご時世、就職面接に失敗して自殺を図ろうとするって展開は割とシャレにならないのですが、1972年当時ではどういう感じだったのだろうか(^^;

 そしてミイラルゲの声が『ビーファイターカブト』のドードの声を演じる増岡弘さん(アニメだと『サザエさん』のマスオや『アンパンマン』のジャムおじさん)なのですが、演技故か年齢故か全然そうとは思えず、ちょっと驚き。

 ドルゲは面接試験の結果、悪の心を持つ男を見出してドルゲマン・ミイラルゲに改造。しかし、その面接に来ていた(門前で定員扱いされ追い返された)松五郎が、飛び降り自殺したはずの男が生きていることを不審に思い、猛たちと彼を尾行する……。

 猛と健太郎がバロム・1であることは、話を見る限りドルゲだけでなく松五郎にも完全に認識されていると思われる(コプーのエージェントの片割れ扱いされる猛に疑問を抱かず、バロムクロスを自分とできないのかとか言い出すシーンまである)のですが、何故か猛の側はバレていないと思っており(松五郎に化けたミイラルゲをそのことで看破)、いったいどういう設定の下に筋書きをしているのか(^^;

 そして、ミイラルゲが生み出した毒蛇をバロム・1が投げ飛ばすと、それが保有していた病原菌が街に撒かれることに。

 「バロム・1、貴様がドルゲの病原菌を街に振りまいたのだ!」

 と、今回の混乱の原因をヒーローに転嫁して動揺を誘う作戦のはずなのに、肝心の猛と健太郎はそんなことをとっとと脇に置いて「ミイラルゲを倒して超能力を破壊しなければ」と解決策に走ってしまうので、全く機能せず。

 で、後半のミイラルゲとの戦闘、滝で戦ってバロム・1が落下しそうになり、掴んでいる手を踏むミイラルゲ、足を滑らせて転落(笑)

 『仮面ライダー』のヒトデンジャー(こちらの脚本は滝沢真理)を思い出したのですが、もしかしてミイラということもあって水が弱点のつもりだったのか……?

6話

 木戸一家が釣りをしているところ、突如トラックが崖から転落する事故が発生。運転手と思しき人物を助ける木戸刑事だが、それはドルゲマンエビビルゲの変装であり、誘拐されてしまう。

 アントマンに改造しようとするエビビルゲだが、ドルゲ曰く警視庁の鬼刑事を洗脳するのは時間がかかるとのこと。

 宇宙レベルで評価の高い鬼刑事。

 刑事に化けたエビビルゲが、健太郎の父である白鳥デスクまで誘拐。猛と健太郎はタクシーで追跡するも、人質を前に逃亡するしかなかった……。

 情に流されて攻撃できない役割が今度は健太郎に移行したのが違和感あり、その理由づけとしては一応追跡中のタクシーでバロムクロスしようとして健太郎が転落しそうになり怯える場面が入る→腰抜け扱い、となるのですが、後半バロムクロスできないのはお芝居で油断させるためで本当は友情エネルギーが失われていない、とぐっちゃぐちゃの筋書き(^^;

 偽バロムクロスは視聴者の方には確かにわかるのですが、話の流れが本当に喧嘩しているとしか思えないし、そもそもそのお芝居でどう油断させてエビビルゲに接近しそこから何をするのかがあまりに曖昧(というか、エビビルゲがそれを狙っていること自体、猛も健太郎も知る余地がない)で先を見越した行動に見えず、何がやりたいのかよくわからなくなってしまいました。

 2話に4話と、友情パワーを失う→問題の根本的解決を図らないまま土壇場で取り戻してしまう→逆転、と同じパターンをやってしまったので、今回は違うパターンで攻めようかと思ったのかもしれませんが、捻りすぎて混沌としたエピソードに(^^;

 作品の特色から言えば「二人の団結を妨害することで変身を妨げる」を強調したいのはわかるのですが、あまりに集中しすぎていて敵の作戦に面白味が出てこないし、肝心のエネルギーを失った友情が戻る過程を上手く転がせておらず、また迷いがなくてもバロム変身後がとんでもなく圧倒的に強いかと言えば微妙だし、と色々と噛み合っていないのが厳しいところ。

 そして、松五郎は意図的にバロムの正体を知らないふりをして猛たちに付き合ってるのでなければ、頭が心配になるレベルでバロム関連の記憶がおかしいのですが、年齢的にも設定的にも笑いにくい立場の人で、これまた困った人だ(^^;