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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

超人バロム・1 7・8話感想

『超人バロム・1』の感想。

 ……の前に、今回一つやってしまったということがありまして、リアル事情などの都合により両方とも一回どおりは視聴できたのですが、あらすじとかを細かく纏めるヒマがないまま次のエピソード配信まで経過してしまいました(^^;

 ある程度の内容はメモしているので、それを基に。

7話

 猛から「アンコウ」とあだ名で呼ばれる中年教師は、えこひいきの激しさから反感を買う先生で、その負の感情をドルゲに狙われることに。アンゴルゲとなった先生は、ミスタードルゲの企画する外国留学に選ばれた生徒、後藤と山崎(それぞれ、学業と運動の分野で健太郎と猛の次の成績)を操ってバロム・1に対抗しようとする。

 アンゴルゲ、発光器官から出した光に催眠能力があると説明され、台詞だけはこれでバロム・1を苦しめるのですが、素の戦闘能力が弱くて相手にならなかった(笑)

 後藤と山崎を人質に取り、それを助けようとしてやってきた健太郎と猛を操った二人で拘束しようとするが、なんとなく振りほどけてバロムクロスできてしまうため、その辺の盛り上がりはあまりなし(^^;

 後半戦ではアンゴルゲの光に対し、目にシャッターが下りて対策。

 後出しジャンケン的に機能が増えるの、若干『カゲスター』的な胡散臭さを感じます(笑)

 そして撃破後、転落したアンゴルゲを抱きかかえ、

 「どうして助けたんだ」

 助けないつもりだったのか?!

 「助かるのか?」って心配ではなく「どうして助けたんだ」と問答無用で抹殺が完全に前提となっており、恐るべしバロム・1。

 嫌な人かもしれませんが(といってもアンゴルゲが取りつく前の先生の人となりが満点の健太郎をさておいて何故か後藤を最優秀成績扱いした以外に問題あるように見えないので、「猛にとって嫌な人」ではあっても「誰から見ても悪い人」とは考えにくい)仮にも自分の学校の先生なのですが(^^;

 「見ろ、アンゴルゲの姿が!」

 アンゴルゲは幸いにも先生に戻り、きっと今の行動が憎しみを消したのだと勝手に完結するバロム・1と、色々と意味不明な展開。

 今まで起きたことを覚えていない様子の先生に、うっかりアンコウというあだ名を使ってしまう猛をとがめる健太郎だが、

 「はははは、私のあだ名だね。知ってるよ。いや気にしちゃいませんよ」

 「人が変わったようだぜ」

 「ドルゲもたまにはいいことするな!」

 明らかに人格改造レベルで変化しており、良くはないと思うぞ?!(^^;

8話

 ここに来て伊上さん以外の脚本家が参加。後の『仮面ライダーBLACK』のマグロ泥棒回で有名な山崎久さんですが、実はこれ、今回の監督および本作パイロット版監督を務める田口勝彦さんのペンネームなので、監督自ら脚本を書いたということになります。

 ドルゲはレジャー施設開発名目で地下基地建設のための土地買い占めを行っており、反対住民をナマコルゲに襲わせて誘拐、奴隷にしていた。その土地に水族館を持つ男もまた、ドルゲの罠に落ちてしまう。翌日、偶然水族館に遊びに来た健太郎たちだが、水族館が突然閉館となり、忍び込んだ須崎くんと三郎を追いかけて水族館を探ることに。

 水族館の内部の暗い映像に、水槽の効果音が不気味な雰囲気を醸し出します。

 ナマコルゲの存在を知った二人はバロムクロスしようとするも、猛が落とし穴で水槽に落ち、絶体絶命。しかし何者かが落とし穴を作動させ、健太郎も落ちたことによりバロムクロス成功。

 水中演技には指導が入っているとのことでOPにクレジットされていますが、バロム・1のスーツアクターさん、この着ぐるみで水中に入ってよく溺れなかったなあ……。

 二人を人質に逃げようとするナマコルゲ(バロム・1は人質をあまり意識していませんが、10年以上後の『ジャスピオン』でも意識しないので、そういうもんだと割り切れる程度には感覚がマヒしています(笑))に、立ち向かう謎の男!

 正体を問われ「今にわかる」と格好つけておきながら、せっかくドルゲマンの手を離れた人質をそのまま逃がすこともできず再度さらわれてしまうという奇跡的な役立たず(^^;

 既に買い占めによる立ち退きと誘拐により無人の村を探す健太郎と猛は、謎の男と遭遇。彼の正体は日読新聞の記者海野で、白鳥家に居候する予定の男だった。

 先の落とし穴がこの男ならば、バロム・1の正体を知っていること前提でないとおかしいのですが、ドルゲは知っていてバロム・1の正体は知らない風情なので、よくわかりません。

 というか「ドルゲ」と言われても、ミスタードルゲという財界の大物を追っているのか、その正体である悪の存在ドルゲを独自に調べて追いかけているのか、それさえよくわからないので困ったものです(^^;

 調査の末、ある洞窟に人々が囚われ奴隷とされていることを知る2人だが、海野は捕まってしまい、さらに二人も捕まって拘束される。ナマコルゲが毒液で健太郎を殺そうとするも、それで鎖が溶けて切れ、腕の自由が効いてバロムクロス!

 バロムの正体の秘密は、もう考えないことにします。

 ナマコルゲを追いかけて戦うバロム・1、毒液攻撃を浴びせるナマコルゲ!

 「バロム・1の体は、あらゆる劇薬に耐えるのだ!」

 ナレーションで強引に無効化された(笑)

 先ほど『カゲスター』みたいな胡散臭さと描きましたが、毒への耐性がある分カゲスターより強いかもしれない(※カゲスター最大の弱点は毒耐性を持ち合わせていないこと)。

 さらにナマコルゲの弱点が、水を失うと弱体化することにあると知り、水たまりを求めて走るナマコルゲを先回りして捕まえて殴るという、容赦ない戦闘を繰り広げるバロム・1。

 最後の手段と、吸い込めば爆発するという毒ガスを投げるナマコルゲだが、

 「バロム・1は何者にも負けん!」

 もはや微動だにしていなくて、怪人がかわいそうになるレベル(^^;

 ナマコルゲが倒されると、地下の洞窟は爆発で崩落し、人々は無事助かってめでたし。

 水中アクションや水族館の雰囲気など、映像面は工夫を凝らしていて面白かったですが、話は正直、微妙(^^;

 バロム・1対策で怪人を向けるのではなく、バロム・1との対決を一旦脇に置いた別の作戦に、偶然健太郎と猛たちが巻き込まれるという形で、脚本のパターンはこれまでと違う形にしているものの、海野関連の描写の噛み合わなさなどがいつも以上に妙に際立って見えた印象。

 監督と脚本が同一人物という事情も含めたら、実は別の脚本家(伊上さん?)が執筆する予定が、締め切りに脚本が間に合わなかったのではないかという疑惑まで浮かんできます。あるいは、松五郎が出ない代わりに海野登場ということもあり、役者側に何か事情があったのか。