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キラキラ☆プリキュアアラモード 第10話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 前回からの間に何が起きているのか、パティスリーがいきなり大繁盛になっており、そこからスイーツコンテストに出場することを決定したパティスリーの一同。あきらとゆかりの高校生組二人が材料を買うために外出するが、二人のいないパティスリーにはそれぞれのファンクラブが現れ、パティスリーに二人を誘わないように勧告してきた。

 親衛隊の皆さま、白目のない瞳に常に浮かべたスマイルの口で、露骨にそういう不気味さを笑いとして押し出すデザインなのですが、今年に入ってから何度目だろう、この手の不気味な表情見るのは……。

 『セイレン』(3話で脱落)の常木さんとか、『けものフレンズ』(1話を5分でリタイアするも、個人的問題でサーバルちゃんを宿敵と認識しているのでいずれ再挑戦予定)のサーバルちゃんとか、見るなり「なんだこの能面みたいな女は」って思う表情パターンの女性キャラ、多すぎです(^^; 本作の場合は明らかに狙った造形なので、質が違いますが。

 そんなデザインなのに、目の形と眉毛の形を微妙に描き分けているので、髪型以外でも微妙に区別できるよう出来ているのがなんか腹立つ(笑)

 というか、何人か過去にプリキュアやってたと思しき眉毛と髪型の娘、いるんですけどどうなんですか?!

 フルーツを探すもうまく行かないので、ゆかりが気まぐれにアクセサリショップに立ち寄って女の子にアドバイスしたり、あきらが宝石を落としたというおばあさんを助けたりする合間に、ファンを説得するも跳ね除けられるいちかたちを描写する展開。

 最終的に、それぞれのファンクラブに各自拉致され、互いの関係を助けた人たちのことから見つめ直して、自らパティスリーに戻る決意を固める、となるのですが……。

 今回の発端、そもそも「高校生組はいちかたち中学生に付き合う義理なんてないのだから、自分たちが楽しいのでなければパティスリーに来る必要なんかない」なわけでして、そうなると展開すべきはゆかり&あきらの高校生組といちかたち中学生組の距離を詰める内容だったのではないかと思うのですが、何故かそこが一切詰められず。

 同じ学校の二人がお互いだけ見つめ合って互いに悪くないって認め合うだけだったら、それ学校でいいじゃん、って話になるんですけど。

 ゆかりにせよあきらにせよ、パティスリーを自分たちの居場所であると強く認識するには「いちかたちの行動」で決意しないとどうにもならないはずなのですが、いちかの方がやっているのは「ゆかりもあきらも本心から来ているはずなのだから、それを信じてタルトを作る」であり、そしてゆかりもあきらもそんなこと無関係にパティスリーを離れるつもりはないから何も影響しない、となると、だったら冒頭の疑問はいったい何だったのか、ってなるんですが(^^;

 ファンクラブというゲストキャラ(トラブルメーカー)が持ち込んだ「パティスリー崩壊の危機」というエピソードの要素に対し、どうやって乗り切るのか? って展開を詰めるのが物語を作ることのはずなのに、「全員良い子だから相手のことなど考えなくても乗り切れた、というかそもそもトラブルでもなんでもありませんでした」って投げてしまうのは、どうなのか。

 仮にこれを二人だけの対立と和解に絞るなら、「ファンクラブはゆかり派とあきら派で対立抗争が起きており、二人が一緒にいるのは気に入らないからパティスリーが邪魔」とか、「ゆかりとあきらがいちかたちの目前で明確に対立しており、この二人が同じパティスリーで楽しめているのかという部分を不安に思う」とか、そんな感じで転がしようがあったと思うのですが。

 と言うよりも、前提条件としてこの二人の仲は最初からそんなに悪くないので、名前呼びイベントもあきらがゆかりの彼氏扱いされる内容も、あまり面白く感じられません。好感度レベルが3.5から4になった、程度の印象なので。

 薄々感じているのですが、もしかして本作スタッフ、プリキュアメンバーが積極的に対立する内容を描きたくないのでしょうか……?

 5人組の誰かが極端に悪い印象になるのを避けようとしているフシはあります(そして実際、成功していると思う)が、あんまりにみんながみんな良い子すぎるのも、話を転がす上で難しいのでは。

 最終的にファンクラブも、実際にフルーツタルトを食べればあっさりパティスリーを認めてしまうので、作品全体としては「本当に悪い人なんていない」って世界が成り立っているようにも感じられますが。

 サブタイトルで「VS」と煽っておきながら、誰一人として対立していない内容(プリキュア達がタルトを狙うスイーツアニマメイツ(仮)と対決しただけ)になっているのですが、戦隊ならいつものことなんでへーきですね。

 まあ、個人的に一番疑問が強かった部分は、今回の内容、あきらとゆかりにやらせる行動が逆だったのではないか、ってことなのですが。

 自分の勝手なイメージなんで、作り手は全然そうは思ってないのかもしれないですが、いや例えば今回の話なら、

 「女の子に似合うアクセサリを選ぶ、内面は少女なあきら」

 とか

 「汚れるのは好きじゃないとか言いながら、宝石を探して髪をグシャグシャに乱すゆかり」

 とか、そういうのが見たかったんですよ私!(笑)

 他に細かいところを言えば、あきらの走り方が腕を横に振るいわゆる「女の子走り」なのも気になったり。

 第6話の内容を考えるに、あきらは自分から男らしく格好よくふるまおうとしているのではなく、無意識の仕草が男らしいから誤解される人(しかし内面は少女)だと思うわけで、そうなるとむしろ、そういう無意識の所作こそ女性的にしてはダメな部分なのでは、って思うのですが。

 全体として、ものすごくどうしようもない設定上の破綻がある、というわけではないのですが、持ち込まれている内容に対する細かい違和が多すぎるので面白くならない、って印象の話。

 そして、スイーツコンテストに際して怪しく嗤う、仮面の変態。

 仮面の色と銀髪ロングヘアと、スイーツ要素を合わせるに、『鉄血のオ○フェンズ』のチョコの人?!(違う)

 与太はおいといて、OPにだけ登場していた仮面の少年は今回の放映前日に公式サイトで全身と名前と声優が公開されており、「ジュリオ」という名前で皆川純子さんが演じることが判明。

 皆川さんというと、近年では『美少女戦士セーラームーンcrystal』の天王はるか/セーラーウラヌスが個人的に印象深く、自分がもう一つあきら/キュアショコラにときめくことができない元凶の一つでもあるのですが、まさか本作に来るとは思ってもみませんでした(笑)

 明確になった全体像ですが、グレーの詰襟服(腰にベルト)で、思いっきりダークキングダム四天王のデザイン、というか髪の色と髪型とマントが完全にクンツァイト

 いよいよもって『美少女戦士セーラームーン』を意識している説が濃厚になってきました。

 次回、いきなり決戦!

 1クールの山場ってことでしょうが(調べると、旧アニメ版『セーラームーン』は『仮面の忍者 赤影』を意識して1クールで四天王が入れ替わる形式だったそうです)、流石にここでいきなりジュリオ退場は無いよね?(^^;

 あと、敵の名称は「ガミー」なのか。