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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

時空戦士スピルバン 第20話感想

時空戦士スピルバン』の感想。

 どう見ても人間そのものとしか思えないほど精巧なアンドロイドを作り上げる、ロボット工学の権威・坂田博士。

 ……さすがに、このレベルが当然の世界観でなくて、大五郎のメンツは保たれました。

 しかし坂田博士の技術を、ワーラーが悪用しないとも限らない。警戒するスピルバンは、帰国した坂田博士の周辺を独自に警護することに。

 坂田博士を狙うのは要人のアンドロイドを作り上げてすり替え作戦に使うためとされ、ワーラーの技術レベルならわざわざ地球人の手を借りることもない気がするのですが、明らかにパンドラ女王の反応が愉快犯のそれですし、以前の作戦から考えると「地球人の手で滅ぼす余興」という意図なのでしょうか。

 ワーラー本来の目的である水がまるで関与しないし、洋介は坂田博士に堂々とスピルバンの名前を明かして博士も受け入れてしまうし、前回から思ってますが、本気で世界観変更レベルのテコ入れが行われているのではないか(^^;

 しかし坂田博士が戦闘機械人シャリンダーに誘拐され、妻の夏子が電気ショックで拷問を受けることに。はたして博士は、妻のために首を縦に振ってしまうのか……?

 「電流を流され、夏子に変化が起こった!」

 突如、キレキレのアクションでワーラーを蹴散らす夏子。

 最終的に夏子はシャリンダーの攻撃で爆殺され、後には機械部品が残される。本物の夏子は交通事故で他界しており、彼女は博士が作り上げた精密アンドロイドだったのだ!

 単なる人質要因の割に、映像面もシナリオ上も妙に強調されている感があった夏子でしたが、なるほどこのオチなら、と納得。

 亡き妻に似せた精密アンドロイドを作り上げる博士文句なしに狂人ですが。

 シャリンダー撃破後、そもそもアンドロイドをここまで精密に仕上げられたのは妻への愛情あってこそで、故に今の博士にはあれほどのものは作れないだろうからワーラーも諦めるはず、って形にして解決。

 うーん……しかし、オチから逆算すると、途中の展開がおかしなことになるのですが。

 だって、夏子を人質にされる展開、本当はアンドロイドなのだから、ワーラーへの協力要請との選択が、博士の中で成り立たなくなるはずでは。

 後年の『オーレンジャー』のジニアス黒田ではありませんが、ロボットの利点には再生が容易などの要素があるはずで、極端なことを言うと、アンドロイド夏子は破壊されたところで直せばいいだけの話だから、別にワーラーに従わないで壊されても問題ないわけでして。

 まあ、夏子は1年がかりで作られたロボットとされているので、実際の修復は容易ではないのでしょうけど。

 何分、博士の「やめてくれ」って反応がどうにも本物の妻との選択を迫られているが故にしか見えないわけですが、仮にそこを外して筋を通すならこれ、電撃を受けた夏子のアクションがすさまじいことから最初から戦闘モードが組み込まれていて、それの発動を阻止したかった、って話に見えてしまうんですけど(笑)

 逆に、本物の妻と同様に、彼女を痛めつけられることに対する恐れを抱くのであれば、そうなるのは「妻の姿を模してアンドロイドを作るような狂人だから仕方がない」って話になってしまいますが、そう読み解いたら「愛が精巧なロボットを作り上げた」って全然いい話ではないゾ(^^;

 次回、ヘルバイラとの決着の雰囲気ですが、「悪魔のヘ短調」ってまたシュールなサブタイトル。