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超人バロム・1 17・18話感想

『超人バロム・1』の感想。

17話

 体液が強力な接着剤となるウミウシゲは、その能力を使い松五郎の母校の空手部員を誘拐、アントマンに改造する作戦を実行する。バロム・1はこれを阻止しようとするが、接着液で海辺の岩に固められてしまい、溺死のピンチ。

 寄せる波に打たれるバロム・1の姿は、本気でスーツアクターが溺死しないかというメタな心配が寄ってくる凄まじい映像(^^;

 サブタイトルにもなっているぐらいなので、バロム・1が誘拐されてアントマンに改造された人々を如何様に救うのか、というエピソードが展開されるのかと思っていたのですが、岩を力技で剥したバロム・1が基地の人々を改造される前に助け出し全然そんな話が展開されることはないまま、再度のチャンスを求めるウミウシゲは火炎放射器が装着されて町中を燃やしまくるというまったく別の作戦が展開され、謎のエピソードに。

 汚物は消毒だ~~!!

 街に結構な被害は出るのですが、松五郎が空手部を動員して人力ポンプの放水でバロム・1を支援しつつ消火活動という見せ場在り。

 そして先の作戦を鑑みることなく配下アントマンを蹴散らしていくバロム・1が、えげつない。

 面白くできるはずの題材を投げ捨てて一発ネタに走ってしまったような内容で、残念。

18話

 ゲストの道雄少年がバロム・1のファンであることはまだいいとして、彼が持っているバロムペンダントなるアイテムの出自やら存在やら何もかもが徹底的に意味不明というのは、どういう脚本だ(^^;

 バロム・1が子供たちに配っているわけではなく、かといって道雄少年が自ら作ったような話があるわけでもなく、何なのでしょうか。当時、このペンダントが商品として発売されていたのかは知りませんが、仮にその販促としても、この意味不明っぷりはない。

 道雄少年の父はアンモナイルゲ(「アンモルゲ」じゃなくて「アンモナイルゲ」というすごく長くて面倒くさい名前)により、アンモナイト菌を植え付けられてしまう。人に触ることで自分は助かるが触れられた人間に病気が感染すると言われ、息子を遠ざけようとする道雄父。道雄はバロム・1に助けを求めようとする。

 バロム・1に助けを求めようとして番号案内に聞いたら常習犯らしく呆れられる道雄少年、何故か木戸家につながって猛に知られるが、即座に来ないのでバロム・1を嘘つき呼ばわりしてペンダントを投げ捨てる。そのペンダントで猛と健太郎が異変に気づく。

 彼らは明らかに「道雄に異変があったからここにペンダントが落ちた」と推理しているのに、実態は母が説得して連れ帰った&自ら不信感でペンダントを捨てたという人物の持つ情報の錯綜が入っているのですけど、それが全然話に生きる訳ではなくてただ情報がすれ違っただけ。

 そこに現れたアンモナイルゲに対し、バロムクロスなのですが、何故かボップを上空に投げる→それに向かってジャンプして空中で変身、というプロセスがいきなり登場。今後これでバンクにするつもりなのか、正直格好悪い。

 沼に逃げるアンモナイルゲとアントマンを追うバロム・1。

 「一瞬にして、沼の水は地下に吸い込まれた」

 ドルゲ細胞を持たない者が飛び込むと一瞬でアリジゴクに変化するという大掛かりな罠で、意外なピンチを迎えるバロム・1。

 CM開けると、普通に脱出してましたが。

 道雄と母は父の書き置きで事態を知るが、アンモナイルゲに誘拐される。アンモナイルゲとの戦闘で、自分もアンモナイト菌に侵されるバロム・1。ボップを道雄に取り付け、それのかすかな振動を頼りに追いかけることに。

 バロム・1は病気になってステータスダウンすると頭の赤い部分が青くなるというギミックが初お披露目。

 かろうじて道雄の父が妻に菌を移す前にたどり着くバロム・1。道雄にボップを投げるよう指示するので、ボップの効果で治療するのかと思ったら、道雄はアンモナイルゲに投げ、爆発するボップでダメージを受けるアンモナイルゲ(笑)

 病気を押して戦うバロム・1だが、戦闘中に道雄のバロムペンダントが地面に落ち、輝く。

 「あ、ペンダントが光った! バロムワーン! ペンダントが光ったよー!」

 いやだから、そのペンダントが何なのか意味不明なので光ったからどうしたとしか感じられないのですが、何故か復活するバロム・1。

 「最後まで私を信頼してくれた道雄くんの信頼のエネルギーが、宇宙の正義に伝わったのだ!」

 道雄少年、あなたを嘘つき呼ばわりしてそのペンダントを投げ捨てたんですが、どこに信頼のエネルギーがあるのか。

 バロム・1が勝手にそう思っているのは置いとくとして、道雄、話を整頓するに自作ペンダント? を盾にバロム・1と友人であると嘘を吐く悪童の上、一方的にバロム・1を嘘つき呼ばわりしてペンダントを投げ捨てるような自己中で、バロム・1が菌でダメージを受ける現況をアンモナイルゲが懇切丁寧に説明しているのを聞き入れず移動する最中に「バロム・1はどうして来ないんだ」と悪態をつくなど無茶苦茶現金で、いくら子供にしたって不愉快な言動ばかりが並びすぎていて、それに一切の是正が行われることがないのは、流石に見ていて苦しい。

 今回、道雄がマトモなら突き抜けて笑いにできる方向の意味不明っぷりだったのかもしれませんが、全方位に内容がひどすぎて、年代を考慮しても頭を抱えるレベル。何をどうしてここまで意味が分からないものができるのだろう。