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超人バロム・1 23・24話感想

『超人バロム・1』の感想。

23話

 太もも部分に顔があって上半身脳髄のノウゲルゲのデザインは不気味ですが、これ上半身全部が弱点なのではと思わんでもない(笑)

 デートに弟を連れていくなどダメな感じの兄を持つ少年ハジメだが、兄とその恋人がノウゲルゲの帽子により、脳波を吸われて老人にされてしまう。バロム・1は兄から記憶を読み取ってノウゲルゲのことを知り、それを撃破すると約束するが、松五郎も老人にされてしまう……。

 ノウゲルゲに操られた警官がバロム・1を銃撃(無効)、老人にされて記憶を失う松五郎やハジメ兄に戸惑う周囲、ノウゲルゲがバロム・1対策として用意した脳波吸い取りリング、それを逆転する切り札が何故かハジメのハンドライトに脳波反射機能があったため、と色々詰め込みすぎてごちゃごちゃした内容(^^;

 ノウゲルゲの本拠地と思しき帽子屋に踏み込む猛と健太郎が、火を噴くマネキンに追い詰められる時の、背景の裸マネキンがどこかエロティック。

24話

 神社にて村長と入れ替わることで、村全体を奴隷にする作戦を企てるウデゲルゲを目撃した昇少年。しかし昇は神社で賽銭泥棒をしていたために、その罪を恐れて真実を伝えることができなくなってしまう。昇が迷ううちに、ウデゲルゲが次々と殺人を犯し奴隷も増やしていくが、木戸デスクの友人が経営するホテルに泊まっていた健太郎や猛たちがそれを知ることになる。

 奴隷にする呪術的儀式も含め、閉鎖した環境の村にこっそり悪の手が忍び寄って支配していく、という雰囲気のエピソードを意図していると思われるのに、猛たちの泊まるホテルが現代的なのがすごい異物感。タイアップだったのでしょうが、殺人の目撃証言を真っ先に知らされる村長の扱いなどの説得力が薄れてしまいました。

 エピソード内容も、悪の心を持っているゲスト少年にスポットを当て、それを利用して秘密を通そうとするドルゲという着眼点は悪くなかったのですが、後半の昇が母に教えられない→母の言葉でバロム・1に教えようとする→儀式に移動する村人で「バロム・1が来る前になんとか」と謎の発言→ウデゲルゲの言葉が引っかかり、結局バロム・1に正面切って教えられず→土壇場で儀式を止めるが、反論する村長に対し事情など知ったことかとバロム・1の手で偽物と判明、と一貫性がありません(^^;

 そして、賽銭泥棒の件については完全スルー。

 今の視点で見るから気になっているのかもしれませんが、昇少年の見せる「勇気」の前に、少年が勇気を出せないのは自分の悪の心と向き合えないからという設計がされているのであって、故にそこを真摯に受け止めなければ問題の解決にならないはずなのですが。

 テーマ自体は作品の設定を踏まえて悪くなかったはずなのに、放り投げられた印象。