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ビーロボカブタック 1・2話感想

ビーロボカブタック』の感想。

 第1話からこの作品世界はそこそこロボットが浸透していることが明確にされる一方、第2話での扱いとか見るに案外と被差別階級らしきところが見えるエグさ(^^;

 譲少年(演じるのは『オーレンジャー』でロボット少年シゲルを演じた二見一樹)の祖父が作りだしたビーロボのうちカブタックが、引っ越してきたばかりの高円寺家に現れるも、祖父を忌み嫌う両親に拒絶されてしまう。そんな中、ビーロボのガニランとスパイドンが引っ越しトラックを強奪する事件が発生、それを止めれば家に住ませてもらえるかもしれないと走るカブタック。トラックには宇宙の神秘パワーを発揮するスターピースが取りついて暴走、その後引っ越し荷物の時計にとりついたところで、第三者のキャプテントンボーグが審判を名乗ってスターピース争奪戦を行わせる……。

 ビーロボの生みの親である高円寺博士の存在と、そこから語られる願いをかなえるスターピースの存在、そしてスターピースを集めることで起こる何かを求める戦いはトンボーグによるゲームで決まり、ビーロボにはスーパーモードがある……と作品の基本要素を詰め込んで見せようという意識が先行しすぎたのか、色々と強引。

 カブタックのスーパーモードについて、いきなりクワジーロと通りがかって友情コマンダーについて解説する蔵之助で流れをぶった切る他、今回のゲームに選んだ障害物レースがグダグダとテンポ悪い・ゲームの内容だけにスーパーモードでの逆転に説得力が今一つ生まれないと、設定見せとしては苦しい。

 常時スーパーモードっぽい高頭身で女性型ビーロボのテントリーナだけが、やたらとスターピースに詳しくて解説役一辺倒なのも、どうなのか。

 しかし、スーパーモードのカブタック(声:草尾毅)は格好いい。

 「君の勇気がこの胸に、熱く響いてイイ感じ! ビーロボの一番星、カブタック!」

 口上は「イイ感じ」とか微妙に曖昧な内容ですが(笑)

 最終的にカブタックが勝利してスターピースを手に入れるが、壊れたトラックを見て会社をクビになると泣き叫ぶ引っ越し屋の社員に、譲はトラックを直すためスターピースを使うことを決意。引っ越しの荷物は時計だけ取り戻して帰る譲たちだが、実はその時計は父から母に宛てた最初のプレゼントという宝物であり、これを取り戻す活躍をしたカブタックも住むことを認められるのであった……でオチ。

 ところで高円寺博士、劇中でも変態扱いですが、ピンク&緑の服のカラーリングは、今見ると後発の『仮面ライダーエグゼイド』を思い出してなりません(笑)

 2話、譲が転校してきたのは前回助けてくれた蔵之助の学校でもあり、サッカーの朝練に付き合わされることになる譲。そんな蔵之助にサッカー勝負を挑む荻窪明は、靴にスターピースを宿したことでスーパーシュートを放てるようになり、コブランダーやスパイドンたちに狙われることに。

 朝六時に寝室まで上がり込んで譲を起こしたり、スターピース入手前にPK勝負で失敗した明を爽やかな笑顔で励ましたりと、蔵之助の悪意がないが故の残酷さがヤバい。

 それでいて、二度目のサッカー対決では靴にスターピースがついていることを知っているために「ドラマチックにしたいから互いの靴を賭ける」と打算的な行動を取っているあたり、結構えげつない(笑)

 なおクワジーロは彷徨っているところを蔵之助に拾われ、工務店で働いているのですが、学校から締め出されているカブタックと合わせ、ロボットの権利問題がどう処理されているのかは今後気になるところ。しかし、二つ返事でクワジーロを雇ってしまえる蔵之助は、どういう地位なんだ(^^;

 一定時間でフィールドが変わる亜空間サッカーで、その技量から集中攻撃(文字通りボールをぶつけられる)を受けるも、いつでも諦めずみんなの信頼に応えて頑張るからミスター朝日小と呼ばれて尊敬されているんだとクワジーロが説明し、クワジーロのスーパーモードに助けてもらってシュートを決める。

 明るい笑顔で立ち上がる蔵之助は、何故そんなに頑張るのかと聞く譲に対し、

 「この試合でスターピースを手に入れて、君をサッカー好きにしてもらわないといけないからね」

 危ないよコイツ?!(^^;

 期待に応える人間になる重圧とかミジンコほども感じさせない蔵之助ですが、この己の信じる正義のために人格改造も厭わないスタイル、或る種メタルヒーローらしい精神だとは思えるものの、それでいいのか?!

 最終的にカブタックの活躍で勝利、明は靴を渡して爽やかに去っていくと当事者同士はなんか納得。しかし、靴についていたのはスターピースと同等の力を発揮するものの持続せず、願いもかなえられない砂になってしまうスターピースモドキと判明。願いをかなえられなかった蔵之助は、譲をサッカー好きにするため今日も朝練に呼び出すのであった。

 1話・2話とこれまでのメタルヒーローで言う戦闘の代わりに入るスターピース争奪戦が、テンポが悪い&スーパーモードが決め手となる設定に仕上がっていないので面白くないというのが、今のところ気になる部分。というかスーパーモードになったら障害物競走でもサッカーでもほぼ殴り合いで決めてしまう感じになるのが、一番問題なのですが(^^;