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超人バロム・1 25・26話感想

『超人バロム・1』の感想。

25話

 人を白骨化させるドルゲ魔人ホネゲルゲは、その現場を目撃した兄妹を人質にバロム・1を倒そうとするが、失敗してその母親を代わりに誘拐。骨だけなので寒さに弱い弱点を突いたバロム・1はホネゲルゲを撃破、その灰を用い、白骨化した人々は元に戻るのであった。

 ……えー、それだけの内容です(^^;

 ここ数回の悪魔シリーズと銘打たれた夏の怪談エピソードの一本ですが、人質作戦の転換などでテンポは良くないし、これといって面白い部分もなし。

 また今回は照島ランドタイアップになっているのですが、タイアップが立て続けになると健太郎と猛を動かす理由づけがだんだん苦しくなってきており(今回、旅行と説明されるものの、彼らはいったい年にどれほどの頻度であちこち旅行しているのか)、バロムクロスが今回登場しないばかりか、何故か照島ランドを遊んで見せるのがゲストの兄妹という謎展開。

 見どころらしいところを上げると、

 ・兄妹を照島ランド内でストーキングするホネゲルゲ

 ・白骨死体に何一つ慌てる様子なくドルゲ魔人と断定する健太郎と猛がもはや『名探偵コ○ン』の少年探偵団レベルで、コプーの正義怖い

 ってところで。

26話

 赤い月の夜、赤ん坊を誘拐するハネゲルゲ。ある家から誘拐された赤ん坊のキヨシは松五郎に保護されて母の下に帰るが、その赤ん坊には三日後に子ハネゲルゲとなる魔術がかけられていたのだ……。

 夜中に母にだけ見えるドルゲ魔人姿となって母を苦しめる赤ん坊というホラー演出と展開のチョイスが、なかなか強烈。

 キヨシに花を近づけると泣きだし、花が枯れるという怪現象(『コンドールマン』のモンスター一族がサラマンダーを花で攻めて殺そうとしたのを思い出します)を見て、ハネゲルゲの企みに気づく猛と健太郎は、キヨシの母を説得するべくバロムクロス。

 「その赤ちゃんを抱いていては危ない。その子には、ドルゲ魔人が入り込んでいる。渡してください」

 説得が直球すぎてどう考えても通用しない(笑)

 というかバロム・1を見たキヨシ母の反応が新手の怪人が現れて息子を奪おうとしてきたと思い込み後ずさっているようにしか見えないのですが、これが『仮面ライダー』なら、怪人とライダーは本質が同種の改造人間であるというテーマに踏み込んだ内容になったのだろうなあと思ってもみたり。

 コプーとドルゲのエージェント同士の対立にそういう要素が見いだせないわけではないですが、劇中ではバロム・1の認知度がそれなりにある様子なので、母が普段から着物姿の古風な美人というちょっと浮世離れした雰囲気であることを引いても、ちょっとそこは有効に機能しないのが残念。

 キヨシを渡すまいと閉じこもる母親に、キヨシの兄であるシゲルもバロム・1を制止して、やむなく撤退。しかしその夜、キヨシはハネゲルゲの目論み通り、魔人の子に変化してしまう!

 「ようし、赤い三日月を消してやる! サンシャイーン! ボーップ!」

 ラナルータ

 ボップを空に投げると、爆発して一気に昼間になり、月夜を基とした魔術は解除されるという超展開。

 何度も書きましたが、後出しで『カゲスター』ばりに専用対策必殺技を繰り出すので、単純戦闘能力以外がインチキ臭いです、バロム・1。

 基本しっくりこない滝沢脚本ですが、母の愛情を逆手に取って作戦を立てるドルゲという設定は面白かったです。子ハネゲルゲの造形やレントゲン写真が程よく不気味にできていたのも良かったところ。