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ビーロボカブタック 7・8話感想

ビーロボカブタック』の感想。

7話

 見所は、小金井によって突如持ち出され、ぶっ放される中古のバズーカ。

 あまりに自然に持ち出しますが、銃刀法どうなっているのか。

 テントリーナがアルバイトしている神社の賽銭箱に、子供達の金が吸い込まれる事件が発生、神主は小金井の店に持ち込むことで処分するが、その賽銭箱で小銭を稼ごうとガニランたちが持ち歩く。

 どうやら呪いの賽銭箱らしいと賽銭箱の逸話を語るクワジーロ。ロボであるカブタックたちがタタリにおびえるところや、「男は黙って説明するたい!」「黙ってたら説明できないじゃないか」というギャグは、浦沢師匠らしい(笑)

 そんな賽銭箱に、買い物の資金である千円札を吸い込まれた譲は、タタリよりママが怖いとカブタックに取り戻すよう説得。ガニランたちにより賽銭箱はタタリではなくスターピースによるものと知る彼らは、スターピース争奪戦に。

 なぜか和風チャンバラ対決なのですが、前半でチャンバラごっこやっているガニランとスパイドンが微妙な伏線になっているという、妙なところが丁寧。

 カブタックチームの勝利によりスターピースの賽銭箱を自分のものと主張する小金井と、争奪戦で勝ったのだからスターピースを渡せというカブタック、千円返せと詰め寄る譲で新たな争いが起きるかと思いきや、賽銭箱が爆発してスターピースモドキと判明、賽銭箱は燃やされて供養されることで一件落着。

 不思議コメディ定番の浦沢×坂本コンビ回ですが、バズーカのような一発ネタを除けば今回は控えめ。少々設定が変わっている気配もありますが、『カーレンジャー』とも毛色が異なり、今後どこまで侵食していくのか(笑)

8話

 今年でデビュー30周年を迎えた、90年代メタルヒーローを代表する脚本家の扇澤延男さんが初登板。

 各家庭に届く不幸の手紙、その根源を見つけようと調査に乗り出す譲たちは真っ先にコブランダーを疑うが、一枚50円もするはがきを何百枚も出す高コスト計画など資金難の俺たちがやるわけがないとリアルな事情で一蹴(笑)

 調査の結果、なぜか不幸の手紙は全て裏通りの目立たない位置にあるポストへ投函するよう指示されており、そこへ譲たちが向かうと、なんとポストはスターピースと雷のエネルギーで意思を持ち、ひとりでに動き出していた!

 前回の浦沢師匠よりずっと不思議コメディな展開を扇澤さんがやってしまうという、衝撃の展開。

 そして、ポストの行動原理は「誰も自分に手紙を投函してくれなくなり、役目がなくなったようで寂しかったから」という、社会から疎外されたものの悲哀というのが、実に扇澤テイスト。

 そんなポストに一番同情しているのは、人工物でありながら意思を持つロボットとして、人と人以外の境界を飛び越えやすいカブタック&クワジーロであるというのが、うまい配置。

 譲はポストの悲しみを理解しつつも、不幸の手紙などで満たしてはいけないと反論し、そこでスターピースに気づいてそれを狙うガニランたちと遭遇、争奪戦に。譲はスターピースにポストを愛される存在にしようと願うため、戦うことに。

 対戦内容はキャプテントンボーグの用意するゲストに「私は幸せです」と言わせるというもので、第一のゲストはパパさん似の男。

 別れた女房に慰謝料払わないといけないし、病弱な子供の医療費もあってサラ金に手を出した結果、地獄のような取り立てに……って、小学生相手に何を語るのか。

 そして、扇澤さんは日曜朝8時からなんてエピソードを放り込むのか(^^;

 銃を乱射する借金取りに生命保険で支払えと毒を飲まされそうになるが、譲が説得で引き延ばしたことで男がインコを飼っていると知った借金取りはあっさり借金を放棄しカブタックに1点。……いいのか、これで?

 つづいて高円寺博士似の老人に横断歩道を渡らせるカブタックたちだが、それを阻止しようと突っ走ったコブランダーの攻撃が偶然にも老人の腰を直し、コブランダー1点。

 ラストは全財産を盗まれたうえ、勤め先が倒産、恋人にはささいな喧嘩で逃げられて自殺しようとする女性。カブタックはスーパーモードで飛び降り自殺を阻止し、その写真から譲が恋人を連れてくることを提案。しかしコブランダーは、別の方向から勝利を得ようとしていた。

 スーパーモード(変身)を「俺だってこんな格好良くなれるんだ!」という使い方をして、説得した女性に視力検査で無理やり「私は幸せです」と言わせる方法でコブランダー勝利。カブタックは恋人を連れてくることで女性を救うがルール上はコブランダーの勝利で、嘆くポスト。

 しかしスターピースはモドキで、どのみちかなわない願いだった……と、何度もひねって決着。だがこの戦い以降、そのポストは譲たちに使われ、彼らは手紙を出す大切さを学ぶのであった。

 この夢が簡単にかなわないものであるという厳しさと、しかしそれでも存在の意味を見出す若干の救いを見せるあたりもまた扇澤さんらしいですが、争奪戦でポスト自身が完全に蚊帳の外で何もしていないのは、引っかかったところ。戻ってしまえば動けないからでしょうが、何分ポスト自体は不幸の手紙を出すという(ささいな)悪事を行っていて、譲はその行為を否定しているわけで、そこのフォローはほしかったです。

 あと、今回のオチだとほんの少し時間がたったら、譲たちは興味を失ってポストの扱いが逆戻りになりそう……というのは、私がひねくれすぎなのでしょうか(^^;