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キラキラ☆プリキュアアラモード 第20話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 前回に引き続き、話題沸騰中のシエルに対しなおも弟子入りの件で食い下がるいちかは、彼女の後について養蜂場を訪れる。メディアの集う中、そこの蜂蜜でパンケーキを作るシエルに、対抗してパンケーキを作るいちか。いちかはその養蜂場の子供が好きな絵本をヒントに、クマの形のパンケーキを作り上げる。

 良い意味で気になる部分はあるし、破綻こそしていないものの、話の密度は前回と併せてようやく一話分ぐらいかなあ、という印象(^^;

 ここ数話ほど、追加戦士&おそらくジュリオ関連でキーパーソンになるであろうシエル強化月間を意識しているのでしょうが、以前に立神家関係でも書いたようにここまで作品全体が謎をとりあえず振りまいておくスタイルで通されているため、さらに振りまかれるといい加減情報量過多になって、素直に楽しみにくいのが困っています。

 そして、その煽りで現状、いちか以外のキャラクターが悪役のビブリーまで含めて極端に薄味となっているのですが、シエルの正体判明&追加メンバー正式加入までしばらく待つしかないのか。

 いや、いちかのことは嫌いではないし、現状でシエルに接近できそうなのは他にいないのですが、放送休止を挟んでリアルタイムで3週間も他メンバーが薄味なのは、特にゆかりのキャラ造形が気に入っている私としては辛いものがあったり(笑)

 明らかに獣道を進んで夢を熱く語り、伝説のパティシエであるプリキュアに憧れていることが示されるシエルは、妖精が正体であることを露骨にアピールしつついちかたちには気づかれないようにしているのですけど、本作でプリキュアの正体を隠す理由が究極的には「めんどくさいから」に集約されている以上、シエルが正体を隠す理由も割とどうでもよさそうに思えてなりません(笑)

 シエルは多くの人々に喜んでもらえるスイーツを目指す一方、いちかは味は普通だけど人を喜ばせるトッピングの工夫を凝らしたパンケーキを作り、そこに輝くキラキラルに不思議がるシエル。

 第1話の時点で失敗作スポンジケーキからキラキラルが出ていた以上、キラキラルの存在に必ずしも味は関係ないのはわかっているのですが、では普通のパンケーキでもキラキラルが輝くように出来上がる原因は何か?

 スイーツを作ることに乗せる想いの違い――特定個人を想ういちかと、不特定多数の人々の喜びを目指すシエル――という部分で分けられるのですが、キラキラルは輝いてもパンケーキとしては普通の味、といちかが全面的に肯定されないあたりが絶妙。

 その視点から悪役を見ると、回想で特定の人物を思い出すジュリオにリーダー的存在に「愛」を叫んでいるビブリーと、今のところ出ている幹部クラスはある個人への想いを捻じ曲げてしまった人間ということで、いちかとシエル双方のネガとして設定されているのだろうか、とも思ったり。

 ジュリオの回想の少女がシエルとして、シエルの主義主張やいちかの母に対するジュリオの意識を鑑みるに、シエルの立ち位置が仕事を優先して家庭を顧みなかったお母さんになっているのですが、そうなるとシエルとジュリオの事情を解決するのがいちかの抱えている問題に連なっていくわけで、いちかが対峙すべき問題として収まってきそう。

 他方、ビブリーをどうやって対峙すべき問題を抱えた敵役とするのか、余計悩ましくなりそうなのですが!

 次回、ついに正体バレ。