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ビーロボカブタック 11・12話感想

ビーロボカブタック』の感想。

11話

 「鯉のぼり」というと、女性を空中に釣り上げて、下からスカートの中身を撮影しまくる遊びのことですか?(シュシュトリアンではない)

 祖父→父→譲と高円寺家に代々伝わる鯉のぼりだが、都会でそんな大きな鯉のぼりを上げられないとママさんはお怒り。譲は鯉のぼりを処分することを考える。

 「古い鯉のぼりを必要とする公共団体に寄付」というフレーズが飛び出す子供向け番組、浦沢師匠の脚本だから仕方がない。 

 一方テントリーナは、かしわ餅の路上販売中に強盗――ゴミ袋を被ったコブランダー達に襲われる。

 「5月5日の子供の日に、かしわ餅を食べたい強盗だ! かしわ餅を出せ!」

 うーん、浦沢説明。

 賞味期限:おととい(原文ママ)のかしわ餅を渡すテントリーナ。コブランダー達はアジトでかしわ餅を味に違和感を覚えつつも食べるが、最後の一つにスターピースが取りつき、それが譲の鯉のぼりの口に入って、鯉のぼりが次々と主婦を襲う事件に発展する!

 スパイドンを女装させて鯉のぼりを釣ろうとする作戦に。「主婦は用意できたか?!」「スパイドンの主婦を餌にして~」など、頭おかしい台詞が連発され、浦沢師匠がフルスロットル。

 一方の譲はパパさんから高円寺博士とママさんの確執を知る。結婚当時こそ高円寺博士のロボット開発を応援していたママさんは、嫁入り道具の処分やへそくりなどを博士につぎ込み、さらには内職までするものの、吐血して救急搬送されるほど心身に負担をかけてしまう。

 「円さあん、救急車、どこに来たんでしょうねえ」

 「鬼ーー!!」

 対話が舞台道具みたいな書き割りセットで、掌に赤インクで「血」と書く吐血表現などギャグで流されていますが、博士がマジモンの外道すぎて、正直見ていて引きました(^^;

 そんな事情を知りながら、隠れてゴルフの練習やバンド活動しているわけで、パパさんの方もどうかと思うわけですが、劇中視点で博士が変人扱いで疎まれているのは、よくわかります(笑)

 鯉のぼりはついにママさんを発見し、他の主婦のように飲み込んで粘膜に包もうとするが、譲が事情を話すと鯉のぼりは涙を流し、他の主婦を解放した上でかしわ餅を吐き出す。……って、他の主婦は完全にとばっちり(^^;

 かしわ餅の争奪戦は、トンボーグ裁量により相撲。カブタックがスーパーモードでコブランダーを倒すなどの活躍を見せる一方、譲の相手は

 ・クワジーロ→仕事の呼び出しで放棄

 ・ガニラン→スーパーモードチェンジの動作で場外

 ・スパイドン→賞味期限切れかしわ餅で食中毒を起こして敗北

 という、実質自滅任せで酷い展開(笑)

 スターピースはモドキだったが、事件は解決したしママさんが高々と鯉のぼりを上げているだろうということを期待して帰る譲たち。

 だが。

 「うーん、捨てるのもったいないからぁ……雑巾にしようかなー!」

 現実に待ち構えていたのは、もっとひどいオチだった……(笑)

 一見ママさん酷い展開なのですが、考えてみれば鯉のぼりへの恨みはあくまで博士への個人的恨みが転嫁されたものとは言え、鯉のぼりが襲撃をやめたところで博士の仕打ちが解決したわけではなく、鯉のぼり側から博士の行いを謝罪するなどの埋め合わせも一切行われていないし、住宅事情等の現実的問題は一切解決なしなので、こうなるのは当然の帰結と言えばそんな気がしてくる(^^;

 鯉のぼりの意識に立ってみると、騒動の前なら自治体に寄付されるなりして「鯉のぼり」として続けられたはずなのに、事件の結果雑巾に改造されて鯉のぼりとしてのアイデンティティを失ってしまい(その作業の中でママさんが「鯉のぼり」の歌を歌っているのが本当に酷い)、完全に悲劇になってしまっていると思われるのですが、こういう倒錯をしれっと馴染ませてしまうから浦沢師匠は恐ろしい。

 まあ、結論:高円寺博士が全部悪い

12話

 願い事をかなえた後のスターピースなんてキラキラして綺麗だけど力のないゴミなんだから一個ぐらいちょうだい☆というリアルだけど色々ひどい要求をかましてくる小百合。

 プリクラ(たまごっちのフレームも相まって、時代を感じます)を一緒に撮ってくれるからスターピースをあげると約束してしまう譲の価値観も、どうなのか(笑)

 だが譲がそれを引っ張り出す中で、スターピースがスパイドンの掃除機(スターピースを発見したらこれで吸い込もうと考えていたが、電源の問題で却下)にとり憑いてあちこちの掃除を始め、それにスターピースが吸い込まれてしまう!

 なおコブランダー達、アパートを夜逃げしたためか前回から銭湯らしきところを拠点としているのですが、外観はボロ屋なので閉店して打ち捨てられた空き家に不法占拠しているということでいいのでしょうか。

 街中で暴れる掃除機だが、クワジーロの働く現場で掃除機とすれ違うテントリーナ、普通に手を振る。

 「よー働く掃除機たい!」

 「かわいい掃除機ね!」

 日常の光景なのか!(笑)

 考えて見ればロボットが普通にいる世界観なので、自立稼働の掃除機がいても何もおかしいことはないのか。形状が昔ながらなのでアレですが、ル○バか、ル○バと思えばいいのか。

 しかし、吸い込まれるものは無差別で、スターピースが取りついていると気づくクワジーロ達。譲はスターピース紛失の件を小百合に伝えられず、「何をしていたの」「息してた」のようなテンポ悪い小学生屁理屈口喧嘩を続けた先に、掃除機に吸い込まれてしまう。

 掃除機のスターピースは争奪戦に持ち込まれるのですが、今回の勝負はトンボーグがボクシング漫画を最近読んで感動したからボクシングとダジャレですらなく、ひいきはしないし不正もないかもしれませんが、勝負の選出は考えた方がいいと思います!

 ガニランとカブタックのボクシング一騎打ち勝負だが、譲は掃除機で気絶しているのでスーパーモードにできず。内部で苦難に遭う譲たちだが、そこでスターピースの欠片が過去の地球の歴史を映像として映し出す。スターピースがすべてそろえば、何か地球に重要なことが起きるに違いない――

 映像で出たのは今回が最初とはいえ、スターピースがすべてそろったら何か起きる話自体は先にされていたように思うのですが、それをプリクラ一枚で勝手に譲渡しようとした譲、本当に考えが浅すぎる(^^;

 掃除機内部からガニランの口に水鉄砲で酒をつぎ込み、酔っぱらわせた上でスーパーモードに変えてカブタックの逆転勝利。そしてスターピースは、カブタックドーム内に保管場所があり、そこに収められることに。

 スターピースの謎が一部だけ明かされる代わりに小百合と譲の印象が悪くなるというのは、もう少し展開と設定を考えられなかったのかと思うところ。

 そして高円寺博士、スターピースに対する準備はやたらに良く、人格面の問題を併せるとこの力を善行のために使う気配が見えてこないのですが、大丈夫か譲とカブタック。マッドサイエンティストの野望に体よく利用されているのではないか。