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ビーロボカブタック 23・24話感想

ビーロボカブタック』の感想。

23話

 前回からの続きで、ビーチバレー対決にたどり着いた譲はゲロタンとともに参加するが、ゲロタンは蛇(コブランダー)に弱いという弱点が露呈。しかしコントロールを失ったボールが標本箱に当たったことでカブタックたちは脱出、争奪戦はノーゲームに。

 脱出に苦労する譲たちとビーチバレーで苦戦する蔵之介たちが交互に映し出される展開が延々続いた末にこの顛末で、時間稼ぎの気配が漂います(^^;

 ゲロタンから、高円寺博士がここ八ヶ岳に幾度も訪れていたのはここに電波天文台があるためで、それにより宇宙の歴史を探ってそこからスターピースの謎を解こうと考えていたのだという。

 後半パートにこの話が全然活かされないので、単なる前回の謎の種明かしに終始し、集めたデータは不足しているので結局何もわからないと盛大な肩透かし。

 しかし、前回のスターピースは本物で、標本箱から離れてもなお力を有し、あろうことか炎にとりついて各地で放火をしていた!

 かろうじて死者は出ていないものの、『カブタック』じゃなかったら普通に山火事発生で大惨事を呼びそうだしヒーロー出動案件なのですが、スターピースファイヤー(仮)の見た目がヒーローっぽいデザインなのが、ズルい(笑)

 追いかける過程で、ゲロタンが渡した追加武装ドリルットパーツによる岩砕きを披露したりするものの、結局コブランダーと衝突後のスターピース争奪戦はテニスだし、タイアップと追加武装販促のためのノルマをこなしただけで、さして面白くならず。

 お嬢様たちはテニスにも参加するのですが、ボールを顔面の前のラケットで受け止めたために顔にラケットの跡がついて撤退し、これまた別に面白く絡まず。水着をよくわからないまま燃やされ、被害者ではあるのですが(^^;

 本物のスターピースに願うことで悩む一行は、仕事を急いで片づけてきたパパさんに水をあげるという形で使ってしまうという、酷いオチ(笑) なんだかんだ、パパさんは家族に対し誠心誠意のサービスを行っていて、私の中では好感度高いのですが。

24話

 ……なんてことを思っていたらいきなり公園で放心状態のパパさん。

 前回の今回でいきなりリストラ?!

 ……さすがに「寸前」であって、実際はそうではありませんでした(^^;

 取引先の専務に、酒の席の勢いでうっかり自分は釣りバカだと言ってしまい、日曜に釣りに出かけることになってしまったパパさんは、ごまかすため蔵之助に教えを乞う形でフライ釣りの特訓。

 勢い任せに残念なことを度々するけど、目的のために真剣に努力する姿勢はきちんと見せているし、実際短い時間の特訓で様になる程度には上達するし、案外優秀な人なのかもしれない、パパさん。

 当日、蔵之助と譲を連れて向かった専務の家は、なんと第2話に登場した蔵之助をライバル視する少年・荻窪明の家だった。専務と明にヘコヘコするパパさんに、イワナ釣りで蔵之助に勝負を挑もうとする明。

 しかし、専務が途中で車を止めさせ、そこでいきなりアユ釣りに変更。

 フライと友釣りで全然仕掛けが違うのにいきなり変更する専務のワガママ加減に対し、まったく想定外で困惑しながらも仕掛けを用意した上に釣り上げてしまうパパさん、やはり超優秀な人ではないか(笑)

 しかし、いくら接待と言えどヘコヘコしている父親の姿を見たくないからと、蔵之助と明の対決に向かう譲。第18話に引き続き、父や祖父といった家族に対しては本気で尊敬していると同時に失望したくない様を見せてきます(祖父の方は本当にロクデナシだけど)

 だが、明との対決はスターピース出現で中断。スターピースの網で魚を捕って儲けていたコブランダー一味とそれを咎めていたゲロタンも加わり、争奪戦開始。

 トンボーグにより磯釣り対決となる一同、まずは蔵之助が30センチのイシダイを釣り上げ、続けて明が大物をかけるも、譲がタモで掬いあげるのを失敗し逃げられてしまう。その後、ガニランの暗躍で次々と仕掛けが壊されてしまうが、コブランダーの釣り上げた魚にゲロタンが値札をつけ、それによって墓穴を掘る形で不正が発覚したコブランダー一味は強制退去。

 勝負は蔵之助が勝利となり、スターピースモドキが砂になるのを見届けた一行は、接待の友釣りでパパさんの分まで奪って大量の専務と帰路につくが、車内で明が譲のせいで勝負に負けたことを話だし、譲に土下座させるようパパさんに迫る専務。

 だが。

 「降りてください」

 「な、なんだってぇ?」

 「私が土下座をするんなら構いませんが、何の罪もない息子に土下座をさせるわけにはいきません!

 「うちと取引できなきゃ君はクビになるんだぞ!」

 「うるせえ! とっとと降りやがれこのバカ親子!」

 激怒したパパさんの一喝に怒り心頭の荻窪親子は、そのまま車を降りる。

 息子を守るために格好いいところを見せるパパさんなのですが、今回面白いのは、譲に土下座させようとしているのは専務の方が勝手に言い出しているだけで、明はそれを止めもしていないけど父親に頼んでいるわけでもないところ。

 明は基本的に態度は悪いものの、第2話でのサッカー対決に負けたときは潔く負けを認めていることなど、根っから悪意を持つ少年というわけではなく、また譲のミスで魚を逃したのは事実であり(それで蔵之助に勝てたかは別として)、あくまで問題があるのは父親の方であることが一貫されています。

 パパさんが譲を「何の罪もない息子」と評するのですが、明もまた同じ立場であり、それを体よく利用しようとする専務は格好悪い大人として痛烈に対比されることに。

 かくして、取引先を失ったことで自分はクビだろうというパパさんに、今後のことで頭を抱えるママさんと、家を支えるため自分たちも働くことを進言するカブタックたち。そこにパパさんの会社から、電話が入る。

 「ええー?! 荻窪専務の会社が倒産?!」

 なんと、向こうの会社は倒産したためどのみち取引が消えてたばかりか、部長もまた荻窪専務の態度に不満を持っていたため立ち向かったパパさんを褒めちぎり、パパさんは解雇の危機を免れるのであった!

 挿入歌『カブタック音頭』を背景に家族みんなで笑いながら抱き合い、いかにもハッピーエンドで決着するのですが、ある種の因果応報とは言え散々威張り散らしていた荻窪家はいきなり無職となるという恐ろしく黒いオチ(^^;

 当の荻窪家の反応が一切描かれず、高円寺家の描写だけがさらっと描かれているのが、凄くポイント高いです(笑)

 にしても、倒産のタイミングがあまりにも突然で、経営陣であるはずの専務が気付けなかったはずがないと思うのですが、仮に今回の取引破談が倒産の直接原因なら専務の方こそパパさんを接待する立場だったにも関わらずあの対応だったわけで、ド無能もいいとこでは荻窪専務。

 イワナ釣りから全く準備のない違う仕掛けが必要なアユの友釣りへの変更をいきなり言いだす件とか、計画性皆無で勢いで方針決めてしまう可能性が無きにしも非ずで、書き手があまり意図してないと思われる形でパパさんが超有能な人材になるのと、見事に対になるように専務が超ダメな人に。

 まあ、なんというか、明くんは何の罪もないので、強く生きてほしい。