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時空戦士スピルバン 第41話感想

時空戦士スピルバン』の感想。

 リストラの危機を前に、地上でスピルバン撃破の妙案はないものかと考えるデスゼロウ将軍は、偶然にもカップルの会話に遭遇。

 「おお、こんなところでなんと大胆な! はずかしー」

 しかしそれは、恋愛映画の撮影現場。

 「なぁんだ、映画の撮影だったのかあ。しかしいいなあ、あんな彼女と愛が語りあえたら……」

 将軍がいろいろと意外な反応を見せてきて、一瞬で緊迫感が喪失(笑)

 ていうか、以前魚雷に変身してたし、将軍は確かロボットだったような気がするんですが。

 「そうだ! いい女を見つけて結婚すればいいんだ! 家庭を持てば男は強くなるというからなあ! スピルバンに勝てるぞー!」

 おい(笑)

 設定から言えばデスゼロウ将軍の崩壊はあまりにも無残な内容なのですが、リストラ寸前という状況&これまでのリストラされた面々の末路を思えば将軍の脳がここまで異常をきたすこと自体には謎の説得力があるあたりが、ものすごい展開に。

 『シャリバン』でのガイラー将軍結婚式展開を焼き直した印象もあるのですが、あちらと違って話が完全に将軍の中でだけ完結して満足してしまっているのが、違った狂気を膨らませています。

 ギローチン皇帝が留守なので単独行動するデスゼロウ将軍は、とある撮影所にてダイアナを誘き寄せて捕まえ、拘束して近くに爆弾をセット。スピルバンとヘレンが助けに駆けつけるが、結晶を行えば爆弾が作動するという罠で、さらに撮影所のスタッフは特殊な薬品を使って洗脳され、スピルバンに襲い掛かる……。

 デスゼロウ将軍役の飯塚さんも何か吹っ切れたのか、ダイアナに迫るいやらしい演技がものすごいノリノリです(笑)

 そして、話の内容が既にバタバタしているところに来て、撮影所という絶好のロケーションに大量のエキストラを交えた渡洋史アクション祭り。

 薬品を飲まされたスタッフや役者は、監督に扮したキンクロンによってスピルバンをドラマの犯人役として捕まえる、という体裁のもと追いかけるのですが、

 「スタントは一流、アクションは天下一品!」

 の謳い文句に全く誇張がないというのが、恐ろしい話です。

 正直、渡さんが主演だとこれぐらい期待してみたくなるとは思うわけで、今回これだけで十分満足してしまえる(笑)

 だが薬の効果が切れ、苦しむ人々は追加で飲もうとサーバーに殺到するが、スピルバンがそれを破壊。しかしそれは茶番だとニュー戦闘機械人ムーブマンを繰り出す将軍は、ついにスピルバンを爆殺!

 したと思ったら、ヘレン特製の人形が身代わりとなり、その隙にヘレンがダイアナを助けて爆弾も解除。

 器用過ぎです、姉さん。

 戦闘より、絶対こっちの分野の方が強い。

 未だダイアナに妄執を抱いたまま戦う将軍だが、ムーブマンが倒され撤退。そして基地で全てを見透かしていた女王により作戦の失敗を笑われ、あまつさえ敵であるダイアナに求婚するという破廉恥さを咎められるという踏んだり蹴ったりのオチであった。

 内容的には、普通ならもはや作品崩壊レベルで頭抱えたくなるほど壊れまくっているのですが、本作の本筋がやたら迷走しまくって希薄になってしまっていることとデスゼロウ将軍の故障に妙な説得力があることとで何週もしてむしろ面白いという驚愕の内容(笑)

 正直これが面白いような作品であってはダメだろとは思いつつも、どうにも物語に今一つ乗れない本作では、もしかしたら一番楽しめたかもしれません。

 次回、デスゼロウ将軍はいよいよ最後の勝負に出るか。