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時空戦士スピルバン 第42話感想

時空戦士スピルバン』の感想。

 えー、いや、なんというか……80年代後半の作品でこれはないだろう、というか(^^;

 滝に打たれて修行というもはや何を言っても哀れにしか見えなくなってしまったデスゼロウ将軍(今回、究極回路強化でメカであることを強調するだけに、余計そう感じます)は、パンドラ女王からあまりに役立たずなので机に改造して窓際族専用にするぞと脅され、いよいよ我慢が限界に。

 そこでドクターバイオに対してワーラーのコンピュータに残っているデータで元の姿に戻すという取引を持ちかけるが、この期に及んでなんだかんだ女王に忠誠を尽くす気であるドクターバイオは拒絶。その企みをポスを通じて知った女王は、デスゼロウ将軍にある作戦の指揮を命じる。

 ニュー戦闘機械人ブリザーを使い、東京の水道管を凍らせる将軍。一人の配管工がその被害に遇い、その息子はそれを冷凍怪獣の仕業だと言い張る。

 この少年、母の方から妄想癖が激しい困った子扱いを受けるのですが、他の人物と絡むわけでないためこの「冷凍怪獣」なるものへの意識がいかなるものかがまったくつかめず(人形を持っているので劇中劇のキャラクターだと思われますが、そういう情報一切なし)、故に一応伏線として途中に繰り出される「冷凍怪獣は実は冷凍に弱い」という話もどういう風に受け止めればいいかわからず、ワーラーの動きを掴んでスピルバンに連絡を取ろうとする件からスピルバンがデスゼロウ将軍を発見して対決する流れの妙な話のちぐはぐさなど、色々な問題が重なってものすごく浮いてしまっています(^^;

 凍結作戦を実行した将軍は女王から褒められ、褒美に究極回路を搭載されることに。

 デスゼロウ将軍の反応から凄い力を秘めていると思しき究極回路ですが、装着後の将軍は見た目がまったく変わりもしなければブリザー撃破まで戦闘にほとんど参加せずと、まったく凄さが伝わりません。

 いや話の内容としてはこの回路はただの罠なのですけど、せめてこの究極回路が将軍の強化につながっていると思しき描写ぐらいは用意してもらわないと、最終決戦にも関わらずただ将軍がマヌケになるだけで、面白くもなんともないのですが。

 「今に見ておれよパンドラ。わしはワーラー帝国の王の座についてみせる!」

 そして与えられた力でパワーアップしている(と思い込んでいる)くせに力をくれた張本人に下剋上する気満々という、最終局面に至って残念っぷりを炸裂させまくる将軍。

 もうなんか、ワーラーはさっさと将軍の首を切っておけばもう1クールぐらい生き延びられたのではないかと思うのですが(笑)

 ブリザーが倒され、いよいよ将軍とスピルバンの対決。しかし戦車・戦闘機の操縦ではスピルバンに勝てず、パンドラが究極回路を作動。この回路により、デスゼロウ将軍は無理矢理操られてスピルバンと戦わされるのであった。パンドラ女王は全て計算済みの上で、あえて将軍をおだてて究極回路を装着させたのである。

 誰がどう考えてもそりゃそーだとしか言いようのない展開で、パンドラが意地悪いという面よりデスゼロウ将軍がバカすぎる、という印象の方がどうしても強く見えてしまいます(^^;

 将軍は一応全ての所持メカと技を使う(使わされる)ものの、ほとんどこれまでの映像の流用で処理されてしまい、新規映像の戦闘も特に面白く無し。こんなに見せ場のない幹部との最終決戦は初めてかもしれません(^^;

 倒れた将軍にキンクロンは敬礼。悪態つきつつももはや幹部が壊滅状態で寂しそうなパンドラ女王であった。

 デスゼロウ将軍そんなに好きなわけではないですが、スタッフの方もあんまり思い入れとか無かったのだろうか、そんなことを考えてしまい却って哀れに感じてしまうほどの無残なラストバトルでした。脚本も演出も、酷すぎ。

 次回、パンドラが直接対決。