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ビーロボカブタック 33・34話感想

ビーロボカブタック』の感想。

33話

 変更されたOPから堂々とトンボーグの新しい姿がネタバレされているのは、どうなのか(^^;

 サブタイトルをトンボーグが読み上げ、いきなりトンボーグの特訓から始まるので、てっきりトンボーグの正体に多少なり迫るエピソードなのかと思ったら、まったく脇に置かれて蔵之助と父の関係についてのエピソード。

 一流の大工として吉祥寺工務店に婿養子として入り副社長の地位についた蔵之助の父だが、自分から離れて文武両道となっていく息子にわびしさを感じており、さらに自分が職人気質ゆえに上手く応対できなかった取引の電話を蔵之助がまとめたことから、3日間の家出生活に至ってしまう。

 あまりにも設定と情報の説明の仕方が説明的過ぎかつ唐突なので、蔵之助の父が人間としてどうかはこの際置いておくとして、吉祥寺工務店はもう少し事務職員を配置してはどうなのか(^^; いくら御曹司でも、小学生に電話を取らせるこの会社は割と心配です。

 前回蔵之助の頼みに応じてクレーンを持ってきた得意先の工員もまんざらでなさそうだったし、クワジーロのことも考えると、蔵之助が会社の経営に平気で口出しできる立場にいるとしか思えないのですが、大丈夫かここ。

 蔵之助は優秀かもしれないけど、正義のために割と手段を問わない人間なので、経営者に回ったらちょっと怖いのですが(^^;

 父の寂しさを理解した蔵之助は、ダメ人間を演じて父に威厳を取り戻してもらおうと考えるが、ダメにはなれず。その時、ある相撲部屋の化粧まわしにスターピースがとりついて、装着した老人が通行人を投げる事件が発生。

 「よーし、僕はスターピースを手に入れて、0点取るぞ!」

 待て。

 昔を回想しつつ、父を想って走る蔵之助だが、結局スターピース争奪戦に至ることに。

 審判ロボのキャプテントンボーグ、修行の成果で赤色に変化。

 スパイドンが「赤とんぼ」とツッコみますが、色だけ変わってるとなんだか「日焼け」に見えます(笑)

 そして強化された力の最初の使い道は、ルーレットで完全に種目を狙って突き刺し、それに対する抗議を連続攻撃で黙らせるという主催者の横暴というのはどうなのか。

 相撲対決となり、一つだけ空いた枠に参加する蔵之介。譲はそれを見て蔵之助の父を連れてくる。応援を受けてシャークラーに互角の勝負を演じる蔵之助だが、敗退。

 で、決勝戦はドデカブタックVSトンデモジョーズの巨大ロボット相撲なのですが、綱引きよりマシとは言え、巨大戦力を作劇に馴染ませるのは本当に難しいとしか言いようがありません。というかこの2台、立つだけで土俵から出そうなんですけど。

 ドデカブタックの勝利により、敗者退場。引く気を見せないシャークラーだが、強化されたトンボーグには無意味で、強制退場。

 トンボーグの人物像が踏まえられて、そこに焦点が当たっていればここでトンデモジョーズを引かせるのも面白かったのでしょうが、トンボーグは実質映像的な積み重ねをほとんどなしに勝手に強化されているので、凄い勢いでトンデモジョーズとシャークラーが落ちてしまったなあ、としか感じられません。

 なお退かせるときのトンボーグの技は、

 キャプテン・カタストロフ

 ……シャレになりません(^^;

 騒動が片付いたが、スターピースはモドキ。しかし蔵之助が敗北した相撲を踏まえて、彼の父はまだまだ教えることがあると自信を取り戻し、ハッピーエンド。

 ……んー、これでいいのかなあ、この話。蔵之助側で見れば「何でもできるつもりだったけど実際はそうでなかった」というわけですが、別に蔵之助がそこで慢心している人間ではないし、結局は父親が「やっぱり俺がいないと蔵之助はまだまだダメ」と認識することで、実質蔵之助の存在に依存することになり、むしろ悪化したのではないか(^^;

34話

 小金井の下に届けられる小包は彼の母から。小金井以上にがめつい母に骨董品をすべて奪われると確信した彼は、店をつぶしたことにして一時避難。その母はというとカブタックと譲に助けられ、そのがめつさで周囲を困らせつつも、小金井にたどり着く。

 母が小金井に土産として渡そうとしたものは河原で拾った漬物石。だがその石は野菜のみならず、テレビでもなんでも一瞬で古漬けにしてしまう、スターピースを宿したスーパー漬物石だったのだ!

 そうとは知らず譲に渡された漬物石をめぐって、なだれ込むようにビーロボが次々集結し、争奪戦が開始していないのにトンデモジョーズとドデカブタックが出撃してドンパチ開始。

 はた迷惑すぎるぞ、こいつら(笑)

 結局漬物石をトンボーグが釣り上げ、トランプ三種目で争奪戦。絵的に対決が面白くならないと踏んだのか、カジノ風空間でポーズ決めたりして演出面で見せようとするのですが、石田監督のこういうノリが好きかどうかで言うと微妙(^^;

 神経衰弱で残ったカブタック・小金井・シャークラー・コブランダーは七並べ対決。しかし小金井の母はこっそりスターピースを狙って、小金井を勝たせようと裏から支援開始。結果、シャークラーとコブランダーが争って退場となり、決着はカブタックと小金井のババ抜きに委ねられる。

 小金井母の妨害によって小金井の勝利に終わる対決だが、スターピースが漬物と化し、徒労に終わって崩れ落ちる小金井。そんな彼を慰める母を見て、一同は二人にしようと去っていくのであった。

 「親子の愛情」で処理しますが、小金井母が争奪戦に協力したのは自分がスターピースで儲けたいという下心が発端だし、これが片付いた後で小金井の現状に対してどう動くのかとか考えるとタダでは済まなそうな気がして、まあなんというか、「色々なポイントがずれまくった末に実は本来の問題が解決していないのだけど、一見きれいにまとまったように見せかけてしまう」という、凄く浦沢師匠らしいギャグ展開のオチ。

 『カーレンジャー』などで何度か見たので、もうこの芸風も慣れていると言えば慣れているのですが、正直自分はこういう部分を読むとヤバく感じるように作っているのが浦沢師匠の苦手なところだったりするので、今回はちょっと、というところ(^^;