ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

ビーロボカブタック 35・36話感想

ビーロボカブタック』の感想。

35話

 コブランダー達がスーパーモードの体型変化を利用して宣伝するインチキダイエット商品に、釣られるママさん。了解を得ようと無理矢理ダイエット食にカブタックたちを付き合わせた上、認めてくれないことについて離婚まで言いだすことに。

 彼女の嫌う高円寺博士はロクデナシではあるのですが、鯉のぼりの件とか今回とか、ママさんの方も大概、酷い人です(^^;

 その頃、トンボーグの持つスティックにスターピースがとりついて大騒ぎ。審判ロボであるトンボーグは自分だけでスターピースを外すわけにいかないからと、ビーロボを集めて強引に争奪戦を開始。カブタックたちはダイエット食による自分たちの生活の困窮を解消したいがために、スターピースでダイエット器具を出そうと考えるのであった。

 展開とか動機とか、全方面に向けてあらゆる要素がまんべんなく酷い(笑)

 そうして始まる運動会ですが、どうも季節ネタでただ入れておいたという印象がぬぐえず、スターピースのとりついたスティックが販促に対して直接雷を発するなどあるぐらいで、特別面白くなるような工夫はなし。

 しかし、Bパート開始で応援合戦も得点種目とされ、女装させられる譲と蔵之助(とカブタック&クワジーロ)。

 ここまで浦沢師匠が侵食してきているのか……(笑)

 そして最終種目の槍投げは、特別仕様で巨大な槍が繰り出され、無理矢理巨大戦力の出番を確保。

 スーパーモードで格好いい声のまま、ダイエット食を思い出して「嫌だ」と叫ぶカブタックという最後の最後まで酷いノリを貫き通したのは、潔い(笑)

 カブタックは宇宙の果てまで槍を投げ飛ばして優勝するが、スターピースはモドキであり肩を落とす。翌朝、やはりダイエット継続中の一家であったが、コブランダーのインチキ商法がバレて騒動となったため、思い直したママさんは逆に大食いを開始。その剣幕におびえる譲たちは、やはりダイエット器具を買った方がいいのではとパパさんに交渉するのであった、とオチ。

36話

 草 尾 毅 祭

 合唱コンクールを前に、歌が苦手だと肩を落とす譲だが、帰宅するとテレビの歌番組に譲の尊敬する教師・国立が出演していた。国立は歌手としてデビューすることを決意し、教員を退職。ますます肩を落とすことになる譲。

 国立役としてカブタック役の声優・草尾毅さんが顔出し出演し、カブタックとの漫才から挿入歌の熱唱まで繰り広げる、サービス回(笑)

 個人的に草尾さんは好きな声優なので、話の内容以前にこれだけで面白くなってしまうのが困りものです。

 草尾さんの「手のひらを太陽に」が聞けるのは(多分)『ビーロボカブタック』だけ!

 コンクールの準備中、用意されているくす玉をうっかり開けてしまうカブタック。そこにスターピースが取りつき、なんと国立を飲み込んでしまう。そのまま外へ転がり出て暴走するくす玉を止めたクワジーロ達の前に、トンボーグ見参。

 スターピース争奪戦というよりも、国立を助けるための方法という流れになり、くす玉が合唱コンクールのものであることから歌を聞かせればいいのではないかという国立の提案で、今回の勝負は歌合戦。

 開始直後、シャークラーも参加させろと乗り込んでくるが、シャークラーは高円寺博士の超絶音痴な歌を聞かされたことで完全に歌がトラウマとなっており、勝負を放棄してしまう。

 高円寺博士も「歌は心」を実践するために自分の歌をシャークラーに聞かせたのかは不明ですが、とりあえず、シャークラーを抜きにしたことで巨大戦の確保は不要、となりました(笑)

 にしても、シャークラーの回路レベルで異常が生じてしまう高円寺博士の歌は、今回の内容で処理するなら、シャークラーが学習してしまった悪意との反発が引き起こされたのか、それとも、高円寺博士の心が邪悪だったのか(後者の気がする)

 カブタック音頭を歌おうとするも季節外れを理由に歌う前から鐘を鳴らされたり、次々と挑戦する面々も、黙っているから歌えないと論外のクワジーロを始め、やはり通用せず。

 そこでコブランダーは、コブランダー洋とクールツーと称して挿入歌「ああ、スターピース」を熱唱。プロの歌手かのごとき高い歌唱力を見せるが、疑問を抱くゲロタンとカブタック。

 「結論から言おう! コブランダーは実際には歌っていない!」

 「何だと?! ……あ、しまったぁ~」

 「本当に歌っているのは……この方です!」

 カーテンを開けると、テロップ付きで紹介される宮内タカユキ(笑)

 一応、キャラソンは「そのキャラクター本人が歌っている」というイメージが重要なはずなのに、悪役の歌とは言え番組内で「本当の歌手」の存在を思いっきりネタばらししてしまうのは、いいのでしょうか……(^^;

 怒るトンボーグは鐘を鳴らす木槌で直接攻撃に出てコブランダー達をしばいた後、退場させる。

 「宮内さん、どうも、ありがとうございました」

 トンボーグが普通に礼を述べて、肝心の宮内さんはひたすら歌っているだけでセリフは無く、作品世界に全く入り込んでこないのがまた凄いです(笑)

 ここに至ってもくす玉が開かず、テントリーナが参加。熱唱して鐘を満点で鳴らさせるが、人を感動させる心がこもっていないと開かないと国立が発言。そしてくす玉内部が酸欠となり、国立が危険だと知る一同。

 最後の一人である譲に歌わせるべく、カブタックは音楽室から楽器を用意し、歌う準備に。しかし譲は自信が持てないまま。

 「譲……忘れたのかい? 歌は心だよ!」

 「歌は、心……」

 「心のこもった歌なら、このくす玉だって、感動させられる、はずだ……」

 「譲! 君は先生が好きなんだろう! その想いを込めるんだ!」

 話の出発点に立ち返って説得するのですが、国立先生は今回のゲストキャラ(=そのキャラクター描写が今回だけ)なため譲の先生に対する思いの描写は話を成立させる最小限度しかなく、端々の描写から譲にとって良い先生ではあったと理解できても、そこまで入り込めません(^^;

 で、「歌は心」の部分を補強しようにも、国立の方はプロデビューを考える歌が上手い人間であり、その立場から物を言っているので「上手下手は問題ではない」と主張するには離れた位置におり(カブタックも歌いだす前に終わってしまっているが、周囲の反応を見るに普段から下手ではないと見た方がいい)、他方で下手だけど自信だけはある高円寺博士が引き起こしたものはシャークラーのトラウマとダメージという負の作用ばかり、とちょこちょこ噛み合っておらず、定番の言葉が定番で滑った感じになってしまいました。

 国立が酸欠状態で苦しい状況でも譲を励ますために歌いだす、とかになっていればまた違ったと思いますが、ただ言葉が並んだだけで軽々しく譲の思いが入れ替わるように見えてしまい、ここが残念。

 選んだ歌が国立の退職を知った後、国立がピアノで弾いた「手のひらを太陽に」なのは綺麗に収まるだけに、本当に惜しい。

 そして譲が歌いきると、感動して鐘を鳴らすトンボーグは譲に優勝を言い渡し、薬玉が開いて国立は解放された。

 くす玉が直に歌を受け取ったというよりは国立に呼応して開いた印象に思えたりもしますが、どうもこれ、中に「優勝おめでとう」の幕が入っているので、感動というより「優勝」という言葉に反応したとかいう無粋なオチを思い浮かべたのですが(笑)

 感動というものは、目の濁った大人がするものです……(by浦沢師匠)

 スターピースは本物で、譲は国立の成功のために使おうとするが、国立は自分の夢は自分で叶えると拒否し、今回は願いを叶えず保留という扱いに。そしてカブタックの頼みで国立を含む全員が挿入歌「スーパーチェンジ!カブタック」を熱唱し、スーパーチェンジしたカブタックと国立の握手で幕。

 エピソードとしては正直微妙だったのですが、草尾さんが好きなのと、宮内さんの登場でネタの瞬発力はあって楽しめたのでいいかな、という印象(笑)