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轟轟戦隊ボウケンジャー 4話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

 新ビークルゴーゴードリルの性能テストを行うが身体への負担が大きく失敗するレッド。自分が試そうとする真墨を抑える暁だが、それを自分の実力に対する不信だと感じて不満に思う真墨。

 ダメージからうたた寝する暁にイタズラする中で寝言から「キョウコ」「マサキ」という二人の名前を聞き、暁の過去に触れてニヤニヤする菜月と真墨をよそに、ジャケットを脱いで暁に被せるさくらがそこはかとなくエロス。

 牧野先生に尋ねると、それはトレジャーハンター時代の仲間であり、死亡していなければ共にスカウトしていたというほどの最高のチームだった。だがあるプレシャスを回収する際に、トラップに巻き込まれて死んだという。

 「見捨てたのか、仲間を」

 「そう思われても仕方ないな」

 ……露骨に「本当はそうじゃない」というのを含ませてしまうのは、どうなんだ(^^;

 その時、関東一帯で急激な天候変化という事件が発生。それは南極の古代文明に作られた地球天候変換システム「マッドネスウェザー」によるものだと、超速断定する暁。

 今回、話の焦点はそこにないとしても、この強引すぎる断言やそんなものがどうして日本の関東地方にあるんだという謎や「南極文明はその暴走で滅んだ」設定の説明の入れ方など、やたら雑に使われているのが引っ掛かります。

 出撃して異常気象の確認された山脈地帯に向かったボウケンジャーは、そこでジャリュウ一族の兵士と遭遇し戦闘。

 この段階で、マッドネスウェザーとジャリュウ一族の間に関係性を見いだす証拠は一切無いのに、兵士に銃を突き付け「マッドネスウェザーはどこだ! どこにある?!」と叫ぶボウケンレッドが、酷い(^^;

 飛鳥五郎を殺したのは、貴様だな?!」

 ……そう言えば、會川さんは『ズバット』メインライターの長坂さんの弟子でしたな。

 そこに一族の長リュウオーンが登場、人間を凌駕する超生命力で行き長らえたと説明し、マッドネスウェザーにより日本を猛暑で住めない環境にしてやろうとする。

 が、マッドネスウェザーが暴走し、逆に猛吹雪を呼ぶことに。停止させようとビークルが向かうが、吹雪に阻まれて行動不能、脱出したレッドを残し雪崩に埋もれてしまう。

 過去のトラウマと重ねて震えるレッドに、襲いかかるリュウオーン。

 前回は仲間の存在を強調して勝てただけに、仲間が外れたからか結構苦戦しますが、銃で撃たれて撤退するので、リュウオーンの強さが微妙な印象に。やっぱ寒さに弱いのか、それとも関係なくもともと大したこと無いのか(^^;

 目を覚ました他の4人は、ビークルの出力が上げられず脱出不能。帰還した暁はゴーゴードリルで突入しようとするが、ミスターボイスが凍土に閉ざされる日本のシミュレーション映像を提示。

 「貴重なプレシャスだが、人類の安全には代えられない。サージェスはマッドネスウェザーの破壊を決定した」

 どうしてそういう真っ黒な言い方をするんだ(笑)

 そして、破壊の方法として作動しなくなったビークルの付近でマッドネスウェザーが動いていることから、ビークルを操縦者もろとも遠隔操作で爆破して始末しろと述べるミスターボイス。

 遠隔操作で爆破出来るビークルを標準配備とか、いざというとき(というかまさに今回)に人間爆弾にするつもり満々で、ホントどこまで真っ黒なんだこの組織(^^;

 まだ方法はあると牧野先生のもとに訪れた暁は、かつてトラップに襲われて失った仲間のことを回想。トラップの火炎に巻き込まれたキョウコとマサキの二人は、暁が助けを呼ぶと信じて笑顔で送り出したが、直後に暁の目に見えるところで爆死したという。

 「その時俺はやっと気付いた。狙って逃した獲物はない……そんなのウソだ! 俺は、大切なものを何一つ手にしてなかった……二度と仲間を失うものか!」

  過去に大きな被害があったことで過ちに気付いて改心、というのは蒼太と被り気味になってしまいましたが、蒼太は「今までと違うもの(人の命を救うこと)を求める冒険に切り替えた」のに対して、暁は「命=大切なもの」と直接繋げず、冒険の為に仲間を失うことを忌避しつつそれ自体が目的ではないというところに落ちました。

 ……これなら前回の社長、なおさら蒼太の範疇でなく、むしろ暁が説得するべき案件の気が(^^;

 仲間のために体に鞭打ってゴーゴードリルを動かすレッド、地下鉄ホームを通りすぎて一般人を脅かすというますますサージェスへの不信感が募る発進からついに仲間のもとにたどり着くが、当の仲間はしりとりをしていた

 ゆるい空気に戸惑うが、さくらの説得に応じて暁を信頼し待つことを選んだ彼らは、真墨の提案で暇潰しに行っていたとのこと。

 「信じてたのか……俺が、助けに来ると」

 「当たり前です。だからチーフ、私たちのことも」

 「もうちょっと信頼してくれてもいいぜ、ってことだよ」

 菜月を拾ったぐらいなので真墨は根っこがいいやつなのでしょうが、Aパートさんざん突っかかっていた真墨がさくらの言葉にあっさり揺り動かされて暁を信じる方針に変えたのはどうにも強引さが否めず。

 暁を信じてというかさくらを信じたのではないのかと思ってしまいますが、なんか「さくら姉さん」呼びが「姉御」的な印象にも感じられて、真墨もしかして、弱味でも握られてるの?(待て)

 さくらが暁を特別に見ているシーンは重ねられるのに、その無闇に信じる背景自体もも今のところ存在していないので、暁を信じるという展開がもうひとつ決まらず。

 根本的に、今回のエピソードをやるにはキャラクターの積み重ねがまだまだ足りない、身も蓋もなく言えば第4話でやるような話じゃないよってことになってしまいました。

 そして横から穴を開けられただけなのにあっさり正常に戻ったビークルは、人型に変形したマッドネスウェザー相手に合体して対抗。ドリルも拡張パーツとして腕に追加。

 反動に苦しむボウケンジャーたち。

 「だがお前たちにもできる! 五人の力を合わせて、操縦するんだ!」

 一人で厳しい装備でも、仲間が力を合わせれば、とこういうところに話の根っこがきちんと纏まってくるのは良かったです。

 マッドネスウェザーを撃破して日本は救われた。後日、ゴーゴードリルを一人でも使えるように、単独で乗せられてダメージを受け苦しむブルーに震える真墨たち。

 なんか暁、過去のトラウマで過剰に自分を低く見ていて、「俺程度にさえ出来ることなんだからお前らも出来て当然だよな!」って危ない方向に走ってないか(笑)

 暁の過去に合わせて仲間のテーマを押し出してきましたが、話の筋の粗が目立ち、根本的な積み重ね不足がどうにもならず、勿体無い。