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キラキラ☆プリキュアアラモード 第34話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 もう3クール後半、終盤に差し掛かろうかという段階なのに、ここに来ていきなり初参加の脚本家。いったい何があったのか。

 肝心の内容はというと、正直、楽しめず(^^;

 復活のためキラキラルを欲するディアブルは、泉の周辺を闇に染めてそこを憩いの場とする妖精及び猫を争わせる。そんな中、自身のクリスタルアニマルが頭にぶつかってきて猫に変貌したゆかりは、野良猫を手懐けリーダーとして君臨。ペコリン・キラリン(シエル)をはじめとする妖精たちは和解のため猫用スイーツを作り上げるが、ディアブルの干渉で争いは激化する。

 今回、妖精について判明した新事実。

 1.妖精と猫は言語による意志疎通が可能

 2.妖精と猫は共存のため、合意の上で住み分けている

 これまでの作品を壊すような矛盾はありませんが、どうしてそういう話が早いうちから出てこないのか(^^;

 設定の開示がほとんどされず、物語上も設定が前面に出される機会が少なく、全体的に扱いの雑さを感じる妖精たちの描写にメスを入れたのはいいですが、それが他の要素と連動して面白くなる訳でもないのが困りどころ。

 猫ゆかりはディアブルの存在に気づくが、妖精と猫の争いを止めるべく、キラリンを倒すと妖精と猫を全て追い出すと宣言。それに反対するキラリンによって崖に追い詰められると、自らの敗けを悟って身を投げるゆかりだが、キラリンが捕まえ、猫と妖精の協力により引き上げられるのであった。

 ディアブルとノワールの設定とこれまでの流れを踏まえるに、今回の事件の原因を全部ディアブル(ノワール)に押し付けるわけにはいかないし、かつそれを乗り越えて解決するのは猫たちそれぞれの自立と団結の意志、という話にしたかったのだと思いますが、解決の手段が「ゆかりが共通の敵(憎まれ役)を演じて団結させる」では、意味を為さないのでは。

 自分の存在の肯定(自立)を描いてきたゆかりが、ここで自己犠牲に走るのも違和感があるのですが、やっていることは実質『ウォッチメン』のエイドリアンで、本質的な問題解決を図るわけでなく、団結させるための偶像を用意して偽りの平和を作り上げたように見えるのですが。

 キラリンとペコリンを相手にしている都合上、ディアブルの存在を隠す意味も必要性も無く(ましてゆかりに悪意や責任を無理やり被せてしまうぐらいなら、現実に妖精たちの争いの原因となり悪行を行っているディアブルに向けた方がマシ)、敢えて言うなら「面白いから」以外に存在せず、25話・29話を経た上でゆかりがそれにより猫と妖精の争いに余計な首の突っ込み方をして引っ掻き回すというのは、正直飲み込めません(^^;

 25話より前にやっている話なら違う見方も出来たかもしれませんが、色々と遅すぎました。

 ゆかりのキャラクター造形については、ゆかりメイン回を坪田さんが描きすぎて他のライターに扱いにくいことになるのではというのを序盤から危惧していたのですが、実際そうだとは思いつつも、もう少しどうにか出来なかったのか。

 せめて、事件解決後にボスが去って落ち込む三ツ星にゃんこを励ますのがゆかりとかのフォローが欲しいのですが、スイーツはキラリン(シエル)が作ったもの(少なくともゆかりが作った描写はなし)、それを差し出すことさえせず輪に入って勝手に食べるだけと、そこもフォローなし。

 次回、ひまり&あおい回。中学生組でいちかだけ外れるのは、珍しい。