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轟轟戦隊ボウケンジャー 5・6話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

5話

 古代兵器ビオパンツァーの設計図が記録されたプレシャス・帝国の真珠を求めて怪しげな外国人と取引をするダークシャドウ風のシズカボウケンジャーはそれを阻止に現れるが、戦闘の中で通りすがりの少年が真珠を拾ってしまい、その少年にボウケンピンクは逃げるよう指示。戦闘終了後、少年から真珠を回収しようとするさくらだが、変身を解除したためにボウケンピンクと認識されず、逃げられるはめに。

 ヒーローの正体は秘密、という要素を逆手にとったプロットは面白いのですが、ボウケンジャーに人前では変身できないと再三述べる割に秘密であるはずの「プレシャス」という言葉について取引中の外国人に対して思いっきり前提のごとく使ったり、そもこも変身を一旦解除した理由が不明だしそこから隠れて変身→シーン変わるとまた解除、も意味不明だしと、話は凄く雑に転がっているように見えるのですが、こういうところ細かく考えすぎなのでしょうか、私(^^;

 少年を説得するために、回想で暁から「真面目すぎる」「冒険を楽しむにはもっと子供のようになることが必要」と言われたことを思い出したさくらは、精一杯笑顔を作ろうとするが、再度現れたシズカと付喪神によって真珠を奪われ、作られたビオパンツァーで町が大惨事に。

 ザ☆不祥事

 途中の連絡から不審に思っていた暁は、さくらの自分の問題を自分で解決しようとする真面目すぎな態度を面白いと考え、唯一の対抗手段であるゴーゴーショベルで最後までやるように指示。

 現状、サージェス財団が真っ黒なこともあって、暁の対応が「もう一度だけチャンスをやろう」的な悪の組織のリーダーのやり口に見えてしまったのですが(笑)

 本気でヤバい不祥事を「面白い」で飲み込んでいく暁が強烈ですが、中間報告時のたい焼き頬張ってる姿→一方的に切られる、に対するなんとも言えない表情に部下の暴走や失態に胃を痛める中間管理職ポジション(cf.久保田博士)的なものを感じてしまい、初めて暁に人間味を見たかもしれません。

 ショベル投入からレッドの加勢も加わってビオパンツァーは撃破、巨大化した付喪神はショベルハンドのダイボウケンに倒される。採掘の道具のイメージでしょうが、追加武装がドリルにショベルと環境破壊兵器の印象が強い(笑)

 その後、改めて真珠を探す一同に、真珠を拾った少年が現れる。少年は素顔のさくらを信用して真珠を渡し、さくらは笑顔を見せるのであった。

 少年がピンクをヒーローと認識し、素顔のさくらを甘言で惑わす悪人だと警戒するところで本作のヒーロー像を改めて定義するかと思ったら、そうはならず。

6話

 首谷で起こる失踪事件をプレシャスによるものと考えたボウケンジャーは出動するが、トレジャーハンターの経験から首谷の呪いは本当だと信じこんでいる真墨は乗り気にならず。調査に向かった先で菜月とさくらが次々と姿を消し、呪いに危機感を抱く真墨だが、さくらの残した「MASK」「WATER」のメッセージで先に進む一同。プレシャス「首」のある場所にたどり着くが既に首はそこになく、首筋に液体が落ちると鎧武者に襲われる真墨。

 「狙うなら首を盗んだやつを」から「同じことをいくらでもやってきた」で割と観念しかけてしまうなど、今回の真墨、やたらに弱気(^^;

 しかしレッドの介入で助かり、鎧武者が襲ってきたのは首筋の液体にあるプレシャス反応からで、何者かの罠だと知ると一気に気合いを取り戻す。

 「それでこそ伊能真墨。世界で二番目のトレジャーハンターだな」

 って、『快傑ズバット』ネタですか會川さん(笑)

 もう一度保管場所に向かうと、そこにいたのはゴードムの大神官ガジャ。首は古代文明には重要な薬かもしれないが自分には不要というガジャは、菜月とさくらが人質であることを見せ、

 「女二人の命が惜しくば私の部下になれ」

 まさかの勧誘(笑)

 「平和など口実だ。お前たちは冒険にとりつかれているだけ。プレシャスがあるとわかれば呪いも恐れずに、欲望のまま突き進む」

 第3話で就活に失敗したので今度は自分で起業しようと変な方向に面白くなったガジャですが、サージェスおよびトレジャーハンターやスパイとして数々の宝を求めてきた彼らの暗い部分を突くという結構強烈な攻撃。

 「宝は自分で見つけるものさ。俺たちを熱くするのは、宝への道を自分で切り開く冒険、欲しいのは、最高の冒険だ!」

 既に宝そのものの価値とは別のものを求める道を見いだす暁には通じず、番人を呼び寄せて女性陣の始末に向かうガジャ。番人はブラックとブルーが食い止め、レッドがガジャを追う。

 一方、女性陣は喧嘩で戦闘員を困らせていた……と見せかけて脱出するための作戦だった。……こういう「怒ると怖い女」の描き方が會川さんっぽいと思うのは気のせいでしょうか(笑)

 ガジャとレッドが戦う中で番人を撃破(先の戦闘でレッドが肩につけた傷を狙ってナイフを刺しブラックがハンマーで打ち抜くえぐい連携)したブラックとブルーだが、それはもうひとつの巨大防衛装置の起動フラグでもあり、呪詛の言葉を述べて消えるガジャ。

 巨大番人をドリル&ショベルで撃破したボウケンジャーだが、首のハザードレベルは0。この「薬に脅威となる力はない」辺りはガジャが「自分には役に立たない」と言っているのと一致しており、話の筋からも妥当なところ。

 プレシャスは手に入らなかったが、今回の中で距離の縮んだ女子について喜び「禍福はあざなえる縄の如し」とめでたしで解決しようとしたところ、オヤジ臭いと言われてショックを受ける暁であった。

 ガジャの側からボウケンジャーの立ち位置と活動に切り込みつつ、改めて冒険の意義を明示したのですが、話のオチが「女子の距離が縮んだからよし」になっているのは、どうなのだろうか(^^; この6話までで大きく問題視されてもいなければ今回のエピソードでもその距離の問題が出た訳でもなく、しいて言えば前回さくらが菜月の笑顔に思うところあったぐらいで、そこが今回の話の中心だったみたいな扱いで終わってしまう流れにどうも違和感。

 そして、自分の組織が滅ぼされてから就活もうまくいかず、美味しい条件を提示しての勧誘も蹴られ、すっかり面白キャラになってきた大神官ガジャ、明日こそ内定が決まるのか?!