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ビーロボカブタック 45・46話感想

ビーロボカブタック』の感想。

45話

 お年玉のやりくりに経済新聞に目を通しているという話を持ち出すという特に話に関係ないネタを放り込む蔵之助。

 「やあー、いつも美しい小百合ちゃん」

 「いつも美しくない小金井さん」

 相変わらず、浦沢時空の子供のナチュラルに酷いことする自然状態スタイル(笑)

 小百合はお年玉の使い道に悩んでいたが、そこに幸せを呼ぶ花咲き沼の娘簪なるインチキ臭い物を押し付ける小金井。

 その簪にスターピースが宿り、追いかけるカブタックたちとコブランダーは、簪を見失った周辺が花咲かず沼という場所だと立て札で知る。かつてその周辺の村で鰻が取れなくなったために人柱にされた村の美女、その恨みゆえに周辺に花が咲かなくなったという曰く付きの場所だった。

 もう本作は完全に神仏の類いや呪いなどが存在している世界観として通用しているとは言え、不幸の簪を押し付けあうビーロボたちが酷い(笑)

 しかし簪の力でその時代にタイムスリップした一同は、娘から助けを求められる。小金井そっくりの村の長から鰻重で釣られそうになるコブランダーだが、同じ報酬なら美女からの方がいいと結局娘を助けることに。

 助かった娘は簪に込めたのは恨みではなく自分を助けて欲しいという願いだったと言うが、件の簪を見るビーロボ一同、娘を無視して奪い合いに以降。

 そして沼から現れる鰻大明神! ……に扮したトンボーグ。

 そもそも鰻大明神って何とか、そんな格好で沼の底で律儀に待っていたのかとか突っ込みどころはもういつものことですが、

 しれっと時空を飛び越えてきたぞこの人(笑)

 羽根つき勝負となり、ダンゴロン含むカブタックチームとコブランダーチームの対決で、コブランダーはリモコン操作の羽根を使う不正を行うが、カブタックに看破され敗北。しかしスターピースはモドキと判明。

 休む間もなく、簪の争奪戦のせいで髪が乱れた娘に箒で追い回され、一同は現代に戻る。現代では沼に花が咲くよう変化する一方、小金井は今度は娘の箒を小百合に売ろうとして拒絶されていた、というオチ。

 うーん、なんというか……浦沢師匠、今回の脚本書いていた時に鰻重が食べたかっただけなんじゃないか、とかそんなこと思い浮かべるぐらい、凄く雑で中身のない話(^^; 小金井が結局、簪でどうしたかったのか不明なところとか、注ぎ込まれた要素がてんでに分解していて何がなんだか。

 娘を助けるシーンの大立回りとかありますが(なんだかんだみんなロボットなので、ノーマルでも刀や鍬装備の村人程度は楽に蹴散らしちゃう)、全体的に演出のテンポも悪く、浦沢脚本特有の枕詞や形容詞を含めた単語で正式名称として扱う(不幸の花咲かず沼の娘簪とか、美しい村娘とか)台詞回しが裏目に出ていた印象。

46話

 ある日突然、調子が悪くなって入院したトビマスカイ。そのお見舞いにいくカブタックたち。

 ロボット病院、この作品世界ならあって当然だと思いつつも、もうひとつ描写が無かったところで、こういう要素を押し出してきたのは珍しい展開。

 中身は凄い破損っぷりのロボットが救急搬送されてきたり、カブタックがちょっと倒れこんだ程度で開くドアの先で手術が行われ道具に何故かチェーンソーとか、危険な施設なのですが(^^;

 しかしテントリーナとのイチャイチャを邪魔されたことで機嫌を悪くしたトビマスカイに、カブタックもイラついて帰ることに。道中、ハワイ旅行のポスターから次のスターピースの願いをこれにしようと考えるカブタックたちだが、そこにやってきたのがコブランダーたちのラーメンを奪ったスターピースつきフォーク。

 意外と強いフォークをバットで打つという駄洒落で登場したトンボーグ、名のある選手に違いないとサインを求められ普通に口上を書く(笑) そういえばユニフォーム、KTのKにバツしてCに変えたマークがついていますが、すごく微妙なところでイニシャル間違いを気にしていたのか。

 そんなトンボーグ、もう今回はどうしても野球の気分だからと、ルーレットを全部野球にするという八百長から人数合わせロボットまで用意するという準備済み。なお蔵之助の背番号は「ミスター」に因んでか、当時の巨人監督である長嶋茂雄と同じ33。

 コブランダーたちが案外野球がヘタクソでカブタックチーム勝利が見え、ハワイ旅行で浮かれる一同だが、やってきたゲロタンからトビマスカイの症状は未知のウィルスに飛行プログラムを侵食されたことが原因で、スターピースしか直す方法がないと知り、動揺。

 さらにシャークラー参戦、トンデモジョーズ守備や蔵之助をケガさせるなどの卑劣な手段にカブタックのスーパーモード時間切れなどで逆転。万事休すの時に、トビマスカイの頼みに従い現れたテントリーナが次々と魔球で圧倒する……って、いくら話の都合優先でも強引すぎる気が(^^;

 テントリーナの無茶を抜きにしても、試合(争奪戦)の開始はコブランダーを襲ったスーパーフォークが原因で病院からかなり離れたところで始まったものであり、カブタックと行き違うように病院に来てトビマスカイ容態悪化からずっと病院にいたゲロタンがこれをとうやって関知したのか、ゲロタンにはジャクシーという端末があるにせよずっと出しっぱなしでもないし伝達役はジャクシーで事足りるはずだし、勝負の存在を知って乱入するような流れにするための必要な要素があちこち欠けていてどうにも飲み込みにくい流れに。

 同じことはシャークラーにも言えて(しかもシャークラーにはジャクシーほど隠密性に長ける端末がない)、トンデモジョーズを使う外野守備が最終イニングでいつの間にか投手になったりと不安定であり、どうも分かりやすいピンチ→逆転の流れを作るため強引に放り込んだような気配が拭えず。

 トビマスカイの応援を受けたカブタックは、シャークラー曰く盛り上げるためあえて満塁にされた状態からなんとか長打に繋げ、逆転勝ち。そして本物のスターピースを入手出来たことでトビマスカイの修理を願う。態度の悪いトビマスカイにやはり苛立つカブタックだが、トビマスカイはこっそりとカブタックに感謝していたのだった。

 本物のスターピース使用回ですが、話の流れ(登場人物が有している情報や視点の錯綜っぷり)や一応ビーロボ兼サポートメカとして序盤から登場しているトビマスカイの突然の病気に合わせるのが今回唐突に思い付いたハワイ旅行というバランスの悪さなど、話の内容は前回以上の空中分解気味で、何故こうなった。