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キラキラ☆プリキュアアラモード 第38話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 今日もいつも通り、仲間の妖精とスイーツ作りに励むペコリンは、ピカリオの眠る祭壇にてキラリンに自分の夢を語る。

 今回のラストと予告から、次回に復活すると思われるのでキラリンを改めてピックアップしたのでしょうが、この安置されているピカリオを心配しているの、描写的にこの二人だけっぽく、案外薄情なのか妖精たち(^^;

 勉強してプリキュアのようなパティシエになりたいという夢を語るペコリンに呼応したように祭壇が光り、その夜ルミエル(なおペコリンは平然と彼女を呼び捨て)の夢を見たペコリンは、ルミエルから与えられたキラキラルの力か、シエル同様に人間の少女に変化した!

 寝床に人間が居るのを一大事として扱う妖精たちですが、改めてキラピカ姉弟が妖精の姿のまま師事(師匠側は否定)していたジャン先生は、おおらかなのか無関心なのか(笑)

 年齢一桁とおぼしき子供が紛れ込む事例なら、帰った子供はそのことを大人に話しても信じてもらえないけど自分だけは妖精の存在を知っている……みたいな話で伝わりそうで、過去にありそうな気もしてくるのですけど、妖精たちがどういう経緯で表舞台から姿を消しネコたちときちんと了承の上で共存しているのかがまったく不明なので、どう考えればいいのかわかりません(^^;

 作品全体の崩壊に至る要素でないにしても、妖精という存在について情報が断片的で曖昧、というのは相変わらず本作の欠点のひとつと思い知らされます。

 人間ペコリンに驚くいちかは「人間になってもペコって言うんだね」とツッコミますが、長老も人間姿でジャバをつけたまま話してますし、確かキラリンもシエルの姿でキラをつけて喋ってしまったことがあるので、むしろシエルとジュリオが語尾を出さないように調整していたと言うべきか。

 長老曰く、妖精の人間化は精神のレベルアップが必要で、本当はすごい修行が必要だけどペコリンはキラパティの日々が即ち修行となり、そこにルミエルがペコリンの気持ちに応えてキラキラルを与え変化したのだろう、と思うけど詳しくはわからないとズッコケさせる話で、相変わらず役に立ちません(^^;

 妖精の扱いに困る原因の一つに長老が情報源としてあまりに役立たずすぎるというのがあるのですが、開示しない積極的理由はないけど、情報が曖昧ないし敢えて開示しないことでプリキュアたちが困る要素があるわけでもなく(少なくともここまでに「長老が予めその話をしていれば問題がスムーズに解決した」という類いの話は無かったはず)、本当に困った要素。

 ひたすら長老も妖精も善悪というくくりではフラットで、悪い印象はそこまで湧いてこない一方、良い印象も全然なく、むしろ半端にギャグにして流すのはあまりよろしくない気がしてきます(^^; まあ長老、実質死人も同然なので、話にやたら首突っ込んできてもそれはそれでどうかと思いますが。

 まあそれはそれとして、長老の説を素直に信じるなら、闇ドーピングでないと人間になれなかったピカリオには文字通り死体蹴りかましていることになるのですけど、改めて彼、もっときちんと他人と交流すればなんとかなったのではないか……師匠(仮)が「俺は俺の美を究める!」な人なので、悪いところばかりとってしまったのではないか(^^;

 キラパティのスイーツ作りの材料を集めるため、一人でお使いに行くペコリン、容姿に対して案外と精神面は強く、途中でアイスクリームが気になるけど買わずにいたり、子供をあやしたり、財布の入ったポシェットを落として泣いてしまうがすぐに立ち直って探したりと大健闘。

 なお筆者、ペコリンの精神年齢は歴代妖精・マスコットと比較するならパフ(『プリンセスプリキュア』)以上モフルン(『魔法つかいプリキュア』)未満ぐらいのイメージだったので、だいたい納得の範囲。後半のクッキングの際の他の妖精の反応から見るに、妖精の中でも幼い部類だったのは確かな様子ですが。

 こっそりついて確認していたいちか、ペコリンが無事帰還すると抱きついて号泣。

 「親心爆発だな。過保護すぎ」

 あおいからも突っ込まれてますが、多分これ、父親の影響です(笑)

 そしてペコリンが一人でクッキングしたドーナツが振る舞われ、森の仲間とキラパティ一行が輪になって食べるパーティーとなるのであった。

 あきらの座り方、あぐらをかいているように見えるのですが、他の角度からの足元の映像がないので謎。多分、自然体でこういう仕草するから性別間違われるんじゃないかと思うわけで、自分としてはあぐらであってほしい(笑)

 話としては、仲間との交流で人間になれたペコリンが、今度は誰の手も借りず一人だけでスイーツを完成させているわけですが、買い物と同様にそこにはいちかたちのペコリンの意志の尊重とチャレンジ精神の肯定が入っており、相変わらず肝の部分は手堅く外さない本作。

 そこに、ディアブルを取り込んでチューンアップしたデビルカーを伴うグレイブ出現、クラクションとともにキラキラルを奪い、物理攻撃でプリキュアを圧倒。そこにペコリンが飛び出し、体内のキラキラルをリング状にして放出、妖精姿に戻るもののプリキュアたちを守る。

 長老がペコリンの無茶に慌てますが、こればかりは実際に無茶な力の使い方で肉体が死んでいるという実体験を伴っているため、シャレになりません(^^;

 「ペコリンのキラキラル、使わせてもらうね」

 そういうホイップ、多数浮いているリング型キラキラルを掴んで、

 まさかの投擲武器。

 食らえ! ギャラクティカドーナツだ!!

 (※使い方もまんまそれでした)

 「肉弾戦封印→直接殴らずエネルギー攻撃だから無問題!」と屁理屈で乗り切ってしまったのは本作の残念なところなのですが、いっそ清々しい(笑)

 慣らし運転は上出来と敗走のグレイブ。人間ペコリンの生み出すキラキラルとルミエルのキラキラルとで、新たな敵をいきなり敗走させてもそれなりに納得できるパワーバランスになっていますが、もとよりグレイブとディアブルだから仕方がないと見ても別の意味で納得できてしまいます(^^;

 かくして、力を使いきったのか人間になれなくなったペコリンにもっとスイーツの勉強がしたかったのにと残念がるいちかだが、ペコリンはいちかたちを助けられるなら問題ないと笑うのであった。

 まあ、ルミエルのキラキラルでなくとも、地道に勉強していけばそう遠くないうちにまた人間になれそうですが。

 相変わらず妖精まわりの設定の曖昧さが目につくのですが、話の中核に関わる機会が少ないペコリンをメインに据え、いちかの友人として以外のペコリンの姿を描き出したのは良かったです。もう3クール目の最後なので、もっと早くからやってほしい内容だとは思いましたが(^^;

 次回、グレイブ、粘土人で侵攻! ついでに本体も力に飲み込まれたような映像が気になるのですが(笑)

 そして、朝焼けの光の中に立つ影。