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轟轟戦隊ボウケンジャー 13・14話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

13話

 前回の小林さんに引き続き、2クール目の展開ということでサブライターが次々投入されていく模様。

 今回は浦沢門下生の大和屋暁さんが執筆し、監督が浦沢師匠とのコンビでおなじみ坂本太郎さんで、一見不思議コメディ―シリーズかと錯覚します(笑)

 次々と『竹取物語』に関連した秘宝が盗まれる事件が発生し、その一つ「龍の頸の玉」を保護しに向かう中で謎の美女とすれ違う蒼太は、彼女の助けに応じてジャリュウ一族との衝突(12話ラストからまったく描写されてませんでしたが、リュウオーン陛下、普通に無事)に至る。

 結局玉は手に入らず、本部に帰還したところ、4つの宝を盗む何者かがいると判明、そしてその犯人・怪盗セレネーから、燕の子安貝をめぐっての対決を求める挑戦状が届く。

 月の光は、愛のメッセージ☆

 ところで「つばめのこやすがい」と呼ばれていますが、私は「つばくらめの~」で覚えているので、結構慣れるまで時間かかりました(^^;

 いざ、封印されている遺跡に向かうボウケンジャーはジャリュウ一族とまたも激突するが、その隙を縫って遺跡に飛び込む、蒼太とすれ違った美女。彼女こそセレネーだったのだ。

 場所を調べるためにボウケンジャーを利用したセレネーですが、これについては10・11話で暁がほぼ同様のことをしているため、批判の余地がありません(笑)

 ブルーが単身飛び込み、セレネーが苦戦(この程度でどうしてここまで4つ苦も無く盗めたのだろう)する仕掛けを解くと、子安貝を発見。それを取ると遺跡が崩れる仕掛けで、そこにジャリュウの邪悪竜リンドムが飛び込んでいくも、普通に埋もれただけ(笑)

 後半パートでも頭悪そうなリンドムなのですが、声が故・郷里大輔さんなのもあって、脳筋感がすごい。

 第3話と言い、もしかして蒼太メイン回=ギャグ回なのでしょうか(待て)

 セレネーと脱出した蒼太だが、子安貝を彼女に渡す。

 「美人の悲しむ顔は、見たくないから、かな?」

 すごく胡散臭いのですが、実際帰った後に彼女の目的地――おそらく竹取物語になぞらえて不死の薬を求めているのであり、その場所は富士山だろうとアタリをつけた上で、探るために泳がせていたのだと判明。

 その推測通りに薬の箱を発見するセレネーだが、どうやったのか知らないけれど脱出してきたリンドム、箱の中身(灰が詰まっていた)を確認するとぶちまけてセレネーに襲い掛かる。それを妨害するキックの蒼太。

 「どうして? どうして私を助けるの? 私はあなたたちをだまして、利用してきたのよ! それなのにどうして……」

 「ゆったろ。……君みたいな美人が、悲しむ顔は見たくないって」

 いや、ボウケンジャーボウケンジャーで彼女を利用していたのですが(^^;

 一見して悪人が情で改心するいい話ですが、そもそもセレネーに不死の薬を狙う特別な理由がありそうなのが露骨すぎるぐらい描写されており(無差別な怪盗ではなく、発見時の「ようやく……」というセリフや、蒼太に対して理由を言っても信じてもらえないから言わない、というシーンがあるなど)、セレネーが根っから悪人ではなく理由があって偽悪的にふるまっているだけっぽいのと、対するボウケンジャー(の背後のサージェス)が超絶ブラックなので蒼太のこれも本心じゃなさそうなのとが重なって、実態がすごくねじれているのは、やはりギャグ回なのか今回。

 そしてどこから花を出した(笑)

 ボウケンジャーの活躍により、ブルーのデュアルクラッシャーで吹っ飛ぶリンドムだが、倒れた地点には自分でひっくり返した箱と灰があり、その力で偶然巨大化。

 ……やっぱ今回、ギャグ回だろう(笑)

 巨大リンドム、尻尾からの電撃でダイボウケンを苦しめるが、分離ジャイロの攻撃(勘違いするな! 俺たちは1の力を以下略)からのスーパーダイボウケンには歯が立たず爆散。プレシャスであろう不死の薬は無残になってしまったと思いきや、セレネーが手をかざすと集結。それは不死の薬ではなく幻の銀水晶、じゃなくて一時的に生命エネルギーを増大させるものだったのだ。

 サージェスを信頼して託すことにしたというセレネーは去っていき、結局彼女の目的と正体は不明のまま、もしかしたらかぐや姫なのかもしれない、と締め。

 えー、途中で何度かギャグ回と書きましたが、正直それぐらいでないと見れないかも、ぐらいの内容(^^;

 扱うのが竹取物語という形の定まったメジャーな物語である都合上、5つの宝に纏わるエピソードとかが踏み込まれるかと思ったのですが、扱いとしては不死の薬への鍵となるだけで、結構雑。モチーフとして使われた物語(かぐや姫)がセレネーの正体不明な印象を与える以外にうまく機能しなかった感じ。

14話

 荒川稔久さん、参戦。

 ローラースケートでココアを運んで真墨にぶちまける菜月。慌てる真墨を見つつ、どうして菜月を仲間にしたのかと言う話になり、「可愛いから?」と迫る菜月(笑)

 そこに伝説のエネルギー鉱石アメノカナヤマノハガネの反応をキャッチしたとのミスターボイスからの通達。出動するボウケンジャーダークシャドウと接触し、はぐれてしまう菜月は捕まっている少女を発見。その少女はミリアと名乗り、菜月の本名はユリアで、真墨は菜月の予知能力目当てに両親を殺害して誘拐したのだと主張する。そしてその証拠として腕輪を見せるのであった。

 真墨に騙されていたと知る菜月は、ミリアの説得でボウケンジャーをも攻撃。

 菜月の力を利用していたのだという話に「私たちがそんな人間に見えますか?!」と怒るピンクですが、いや、あの……現場のボウケンジャーはともかくサージェスは信じられません(笑)

 ボウケンジャーは鉱石の洞窟の入り口をふさいで一時撤退。菜月の過去と裏切りには何かあると考える一同。

 「いずれにせよ、今の菜月はプレシャス回収のための妨害因子だ。どうする? 真墨」

 「元に戻すに決まってんだろ。あいつはもう、ボウケンジャーの菜月なんだ」

 そんな中、ミリアと菜月も野宿をしているが、菜月が見る真墨との思い出(冒頭で菜月が淹れたココアは、実は真墨と二人で旅していた時の思い出だったと補強)の夢に、正体を現し介入するミリア。ミリアは菜月の力を利用しようとした付喪神・ネンドガミだったのだ。

 ミリアは初登場時点であまりにも突然に捕まっている姿が出てきてあからさまに胡散臭かったですが、真墨の情報「トレジャーハンター」と以外何一つ話さないのに菜月が映像を見ているがごとく真墨だと信じ込む行がよくわからなかったところ、この能力で納得。

 しかしダークシャドウが裏で手を引いていて、今回も憎しみ(心の闇)で強化しようとしているのを見ていると、今度は真墨が菜月に向けて

 「そして光は! 闇に打ち勝つ!」

 とか言い出すんじゃないかと思えてなりませんでした(笑) 破壊力高すぎます、あのセリフ。

 そして翌日、またも対峙する真墨たちと菜月。

 「今まで俺が、お前を利用したことなんてあったかよ! 助けられたり、助けたり……いろいろあってここまで来たんじゃないか! 俺のココアが気に入って、今じゃお前の方が美味くなった! それぐらい、一緒にいるんだぞ!」

 「でも……だったら……だったらあたしを仲間にしたのはどうして?!」

 「っ……それは……」

 あ、目を逸らした。

 「……お前こそ本当の気持ちはどうなんだよ!」

 コラーッ、逃げるな!(笑)

 自分を撃てという真墨に動揺する菜月へ、ミリアの正体はダークシャドウ付喪神であり、腕輪も偽物だと突きつけるさくら。正体を見破られたネンドガミは今度は菜月を強制的に操り、変身させて攻撃させる。真墨はただ一人で変身して立ち向かい、腕輪を破壊するためイエローに接近、腕輪からの電流で変身を解除させられつつも離さない。

 「いいか、よーく聞け! 俺が、俺がお前を仲間にしたのは……お前が! お前が、かわいかったからだ!

 凍てつく場の空気(^^;

 真墨は隙を突いて腕輪を破壊し、衝撃の告白に変身を解除して真墨に「馬鹿馬鹿」と叫びながら叩く菜月だが、二人がのろけている間にこっそり鉱石を盗んで逃げだすネンドガミ。

 ネンドガミはフィールド変換(魔空空間的な)を連発して翻弄するが、怒るイエロー。

 「菜月を利用して、仲間割れさせようとしてくれちゃって! ぜーったい許せないんだから!」

 何か今回、衝撃の告白のせいか妙に弾けてます(笑)

 イエローのデュアルクラッシャーで吹き飛ばされたネンドガミは巨大化してスーパーダイボウケンと戦うがまるっきり歯が立たず、作戦として真墨の姿に変身して攻撃できまいと誘う。

 「んなおっきいの、真墨じゃないもん。やっちゃえやっちゃえ♪」

 酷い、正しいけど酷い(笑)

 真墨の「あいつはもう、ボウケンジャーの菜月なんだ」と対比っぽいのも、絶妙に酷い。

 人間の姿でも本人じゃないから関係ないとボロ雑巾にされて倒されるネンドガミ。そして戦い終わって基地では、またもローラースケートで移動しケーキを用意する菜月の中、

 ものすごく顔を伏せている真墨の姿があった(笑)

 完全に勢いのままにやってしまったことで自己嫌悪に陥る真墨をよそに明るくふるまう菜月は、暁からその明るさはチームに不可欠だと教わり、自分の過去を振り切る決意をしていくのであった……が、冒頭同様にローラースケートでずっこけてケーキに飛び込んでしまうというオチ。

 真墨と菜月のラブコメ回、という内容で実に荒川さんらしい一本(笑) 正直、菜月というより真墨の一挙一動の色々ダメな感じが面白い印象でしたが。