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テツワン探偵ロボタック 5・6話感想

テツワン探偵ロボタック』の感想。

5話

 今回配信の2話分を監督するヒデ・Iさんは、石田秀範監督の変名とのこと(次回作『燃えろ!!ロボコン』まで使ったそうです)。何の影響でしょうか(笑)

 怪盗チェリーの正体を秘密にするためか、OPのキャストのテロップで「怪盗チェリー」が個別に書かれているのが、面白い試み。

 懸賞金5000万円の怪盗チェリー事件を追いかけている唐松刑事と杉探偵だが、今回も取り逃がしてしまう。

 作劇の都合上、戦闘シーンの取り込み方に苦慮するためか、今回は冒頭で怪盗チェリーと警官隊のアクションシーン。

 ロボタックたちはなぞなぞコンパスの指令「三つの美しいサクラに聞け」の謎を考えている途中で、怪盗チェリーの名前から桜を連想、杉探偵の反応から相当な美人ということで、話を聞くために捕まえようと考える。

 何故かなぞなぞコンパスが扇子型になっているのですが、巻物路線は廃止なのか、それとも今回限りの遊びで入れたのか。

 時価1億円の絵画を狙う挑戦状を受け、警備にあたる刑事と杉探偵。このとき杉探偵と桜子の会話があり、両者に面識があって、杉探偵がゴールドプラチナ社をライバル視していることが判明。

 緊張してトイレに向かった刑事を襲い、変装して偽物と交換し盗み出す作戦に出たチェリーだが、先の逮捕失敗の際に刑事の右手に包帯を巻いていたことからロボタックに感づかれ、追跡される。

 前回の鼻メガネ関係から作中でも推理力が微妙な部類とされていると思われるのに、今回と次回では妙にロボタックが冴え渡っているのですが、鼻メガネの強化は装備品を外してもそのまま残ってしまう竜のうろこ仕様だったのでしょうか。

 見事怪盗チェリーを捕まえたロボタックとカメロックは、チェリーからシュビドゥバッジのことについて聞きだすが何も得られず、サクラなら寺の祭にでも行けと言われ、さらに隠し持っていたカードで拘束を解かれて逃げられてしまった。その後的屋のサクラ→町で有名な桜の木を経て、バッジを発見。

 真っ先に駆け寄るカメロックの前に立ちはだかるのは、何故か花見に参加していて酔っぱらっているミミーナ!

 前作のテントリーナでも一応飲酒シーンはあるもののここまで乱れていることはなく、テントリーナでやれなかったことをミミーナにやらせたら想像をはるかに飛び越えて酷くなった感じに(^^; この後もレース中にラッパ飲みしたり日曜朝8時にやっていいような内容でない展開が続きますが、おおらかな時代だったとみていいのか。

 なお第3話と違って何の説明もなしに月から帰ってきているのですが、ここは特撮バラエティ番組の時空なので、あまりに過ぎた設定は翌週には原状回復するのです……。

 そして、バッジを狙うダークロー登場で、木から落ちてきたバッジはロボタックの手に渡り、現れるマスターランキング。

 花見客が完全にマスターランキングを怪獣扱いして逃走し、当然と言えば当然なのですが、現状既にマスターランキングが鬼畜レベル高いので、ものすごい映像に(笑)

 そしてレース種目は、野球拳!

 ……おおらかな時代です(^^;

 さすがにこれは面白くしようがなく(というか普段から裸のロボットで活動しているので浴衣を着せなければならないなど、無理が多い)、決勝シードのロボタックをダークローが撃破。泥酔して試合放棄状態のミミーナには氷が投げつけられるという、相変わらず鬼畜度高い絵面を披露するのであった。

 珍しく悪役の勝利となったのですが、怪盗チェリーと刑事&杉探偵が後半投げっぱなしで、レースの野球拳が脈絡なさ過ぎたこともあり、エピソードとしてはもう一つ面白くならず。

 ところで、絵は戻ったのか。

6話

 今回のなぞなぞコンパスは円盤状で提示され、頭を悩ませるダークローたち。

 今更気づいたのですが、ダークローはシャードック探偵社を覗き見るのでロボタックと別になぞなぞコンパスの情報を得て行動できるのに対し、ロボタックにはゴールドプラチナ社側を見る術がないからダークローの持つコンパスの情報を得られないわけで、ダークロー&カバドスが勝ってしまうとロボタックは偶然シュビドゥバッジにたどり着くしかなく、ロボタック側のアクションがかなり阻害されてしまう、という問題を抱えてしまっています(^^;

 最終試練とは別に結構大きなアドバンテージがダークロー側についてしまっているのですが、まあ今回みたいに偶然で処理するのが基本になるか、あるいは人数合わせに鬼畜マスターが最終試練へと無理矢理拉致、もとい召喚してくるかしそうですが。

 転校する男子生徒・榎に淡い思いを抱きつつも告白できないまま、プレゼントを投げ捨てるミサキ。この辺りの流れにつき、榎少年について嫌な顔をしつつミサキのことをほったらかして自分たちだけ騒いでいる少年探偵団、リアルだけど酷い(^^;

 こういう導入なので、ミサキが何かしら成長して榎少年に告白する流れかと思ったのですが(というか動画説明文のあらすじに老人のことが一切ないので、サブタイトルから多少の類推はできても基本そう考えてしまう)、そこから街で出会った老人の初恋の人探しの手助け、という展開に。

 ミサキが積極的に老人を助ける理由づけにはなっているのですが、現状、少年探偵団がそこまで悪質なことをやる集団でないので、ここの理由づけを無理にしなくても話が成り立ったような。

 椿老人は50年前に銭湯で働いていた女性を探しているが、その女性の名前は失念しており、しかもニューヨーク在住で今日中に飛行機に乗らねばならず、手続きや移動時間を逆算すると3時間しか残っていない……ので、杉探偵は完全に放棄。

 少年探偵団は杉探偵を名探偵扱いで紹介したのですが、正直彼のどこに対してそこまで信頼できるのか、さっぱりわかりません(^^;

 調査の結果、街中の銭湯は手がかりなしだが、ラーメン好き山茶花さんが入浴グッズを持ち歩いているのを見たロボタックは、一番近い銭湯でも歩いて行ける距離じゃないことを怪しむ。聞いてみると、隣町には彼のアパートから5分の距離に「葵湯」という銭湯があり、それを聞いて女性の名前が「葵」だったことを思い出す椿老人。

 実際は隣町だったのでいくら調査しても見つからなかった、という流れにしたことで、調査に手間取ったことには無理のない理由づけ。

 葵も年を重ねていたが、椿老人と同じ思いを抱いており、当時別れる前に二人で撮影した写真を大事に持っていた、と事件はハッピーエンドで解決。そしてダークローのなぞなぞコンパスも葵湯を示していたことが判明し、出てきたシュビドゥバッジはカメロックが獲得。

 現れるマスターランキングを前に肩を寄せ合って怯える椿老人&葵で、やはり完全に怪獣とかの類の扱いを受けているのですが、石田監督の演出の裁量でしょうか(笑)

 レースは富士登山マラソンで、雪山を登る過酷な内容かつ、ダークローやカバドスの攻撃による妨害への抗議は「構わないゾウ」で一蹴され、さらに雪玉投げる妨害と、相変わらず命を盗りに来る最終試練(^^;

 結局はロボタックにワンダフルートでのブーストで、あっさりロボタック1位になる、というのが面白味に欠けてしまいましたが。なお罰ゲームは風呂掃除。

 椿老人からお礼としてカメラを渡された少年探偵団だが、杉探偵はまともな謝礼を貰えないことに怒り、カメラを壊してしまう。しかし椿老人の正体は世界的に有名な写真家であり、渡されたカメラは唯一品で時価5000万円というシロモノであったことをテレビで知り、頭を抱える杉探偵であった、と酷いオチ(^^;

 ギャグにせよ今回の杉探偵は良いとこなし通り越して人間のクズの域に達しており、おまけに被害が本人だけにとどまっていないオチなので、素直に笑いにくいのは如何ともしがたい。