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轟轟戦隊ボウケンジャー 26話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

 冒頭、菜月の語りでシンデレラのストーリーが解説されるのですが、継母や義姉の配役が男性陣で、暁演じる継母が「アタック!」と言いだすという酷い絵面が展開(笑)

 シンデレラにロマンを感じる菜月に素っ気ない態度の真墨。そんな中でさくら姉さんは、

 「何の努力もせずに幸せになるなんて……教育的にいい話とは思えません」

 言いそうだとは思いましたが、直球で言ってきた(笑)

 その後、真夜中に女性が踊った末に昏睡状態に陥る事件が連続発生。被害女性を偶然発見した映士は、怪しい女性がガラスの靴を持っていったことをしていたことを伝え、それがプレシャスに関わるのではないかと推測するボウケンジャーは調査開始。

 ガラスの靴を片足に嵌めて踊る女性を発見した映士とさくらはそれを阻止しようとするが、そこに大神官ガジャ様登場。

 「これはお前が作ったプレシャスか?」

 「違う。それはシンデ・レーラ(※発音を文字に直すとだいたいこんな感じ)とかいう女の呪いがかかった靴だそうだ。その靴を履いた女は、シンデ・レーラに呪われーる! とか。恐ろしきは、人間の女の執念、だな」

 ガジャ様、これで帰宅し、初音の鼓に引き続いて引っ掻き回すだけ回しといて自身は直接問題を起こさないというなんとも言えないポジションに(^^;

 靴の正体を探るべく牧野先生とさくらは徹夜で調べるが、牧野先生、寝落ち。そして謎の女によって動きを拘束され、無理矢理靴を履かされたさくらは、気が付くとドレスを着て豪華な広間に立っており、そこには事件の被害者たちが踊っていた!

 そして現れる、金ぴかの変態仮面、じゃなかったエンディミオン、でもなくて王子様。

 「ようこそ、シンデレラ」

 「私が、シン、デレラ……」

 「女の子は誰でもシンデレラだよ。王子様をずうっと待っている」

 「私は……」

 うん、わかりやすく「女の敵」ですな、王子(笑)

 王子に促されるまま踊り始めるさくらだが、偶然現れた暁に寄り靴を脱がされ、現実に帰還。自分の求めるものを与えるという王子の言葉がひっかかるさくらは、暁にスカウトされた日のことを思い出していた。西堀家の令嬢ながら自分の本当にやりたいことを求めて自衛隊に入隊した彼女は、サージェスならやりたいことを見つけられるのか問いかける。

 「誰にも自分だけの宝はある。それは誰にも与えることはできない。自分で見つけるしかない」

 回想で改めて、本作が示す「宝」と「冒険」の意義を強調。

 数々の情報から謎の女・クロリンダをあえて呼び出したさくらは、彼女の正体がシンデレラの義理の姉ではないかと問いただす。クロリンダの目的は王子にシンデレラの代わりの女性を送ることであり、そうすることで王子のそばにいられることを望んでいるという。

 「私もかわいくない女だってよく言われます……でも、シンデレラになれない女の子は不幸せなんて、誰が決めたんですか?

 「……私は幸せよ! あの人が幸せを与えてくれる」

 「シンデレラや、たくさんの女の子を犠牲にして得られる幸せ? 命令されて生きているだけの幸せ? あなたが本当に欲しいもの、そんなものなんですか?」

 そして、あえて靴を履いて王子の広間に移るさくら。シンデレラの魔法が解けてもガラスの靴だけ残ったのは、靴の呪いは実はシンデレラではなく王子の独占欲が根源だったことが判明する。改めて自分の幸せにさくらを引き入れようとする王子。

 「私だって女です。素敵な王子様には憧れます。でも! あなたはタイプじゃない!」

 王子の首根っこを捕まえて、放り投げるさくら。

 「宝は与えられるものではない」「自分だけの宝を探す」という『ボウケンジャー』の意義を踏まえ、王子の言動とさくらのキャラ付からしてこういう展開をしたら面白そうだなと思っていたら、完璧にやってくれたので笑うしかありませんでした(笑)

 割合凶悪なのが、『ボウケンジャー』作品全体のテーマとしてはさくらの主張が正解の筋なものの、「女として素敵な王子様に憧れる」は否定されないし、与えられた幸せを享受するだけで立ち上がれない女性が現実にいる(囚われた人々は全員自力で脱出できない)のもまた否定されないというところ(^^;

 まあそれを否定してしまうと、本当に単なる『シンデレラ』の稚拙なパロディにしかならなくなってしまうので、凄く際どいバランスのラインを突っ走った感じですが。

 「ここは僕の世界だ……君には何もできない」

 手からタキシード・ラ・スモーキングボンバー、じゃなくて稲妻を発する王子だが、回避される。そこでクロリンダにさくらを捕まえさせる王子だが、クロリンダは現実世界からサバイバスターを持ち込み、さくらに手渡す。

 仮面を撃たれたことで王子の術が解け、囚われた人々は全員帰還。崩壊する世界と共にクロリンダは消え、王子はガラスの靴から醜悪な怪人として現実世界に現れる!

 レイピアを武器に案外強い王子は愛の炎で燃え尽きろと火炎攻撃に出るが、ハイドロシューターで鎮火され狼狽えているところに連続攻撃→デュアルクラッシャーで撃滅(笑)

 巨大化復活した王子に対し、ダイボウケンで対抗するボウケンジャーだが、ダイボウケンにキスしてエネルギーを奪っていくという色々最低最悪の攻撃に(^^;

 「女の敵は、絶対に許しません!」

 あ、劇中でも言われた(笑)

 サイレンビルダーにハイドロ攻撃を無理矢理使わせて動きを封じ、マリン射出の特攻攻撃に出るピンク。

 「さようなら……王子様」

 王子は倒れ騒動が収まり、またも基地でシンデレラの絵本を読む菜月はあれは悪い王子だけどいい王子もいるもん、と頑なに主張。流石にこのままだと原典の王子に色々誤解を招きかねないので、フォローが必要だったというところか。

 「私もいると思います」

 「「「「「え?」」」」」

 「お前も待ってるのか? 王子様を」

 「待ったりしません。自分で、捕まえるだけです

 とりあえず、暁逃げて。

 テーマとしてはもう本作の中で固まっている感じで、取り立ててものすごく面白いという感じではないですが、内容自体は好みの線だったのと、途中で見たいものが見れたので個人的に満足(笑)