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轟轟戦隊ボウケンジャー 29・30話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

29話

 卵型のプレシャスを遺跡から奪うリュウオーンだが、もう一つ手に入れるものがあるという。後日、暁と映士がその遺跡を調べるが、そこにやってきて暁たちに食って掛かる学者。その男はレムリア大陸研究の第一人者、五十嵐博士であった。

 「サージェス嫌いで有名な方ですね」

 「サージェスはプレシャスを独占し、安易に利用していると博士は思っている」

 いやそこにはマチガイが見当たらないのですが(笑)

 一人突き進む博士を追いかける暁だが、名乗ると不滅の牙であることがバレて、拒絶されてしまう。

 「おまえたちハンターは、大昔からレムリア遺跡に土足で入り込み、プレシャスだけを奪い取った!」

 「それは俺じゃありません!」

 事実ではあるにせよ、本質は実際そーいうことを続けている(重要なのはプレシャスそのものよりもそこに纏わる冒険の方とは言え)わけなので、あんまり深く突っ込まない方がいいぞ暁(^^;

 「……当たり前だ! 200年前の男の話だ」

 歩くうちに博士の求めているものが黄金の剣だと知る暁だが、目の前に姿を現すリュウオーン。レムリア大陸は幻獣を扱っており、黄金の剣は卵から生まれた幻獣に対する有効な攻撃手段、それを得ることで世界を支配するのがジャリュウ一族の企みであった。

 久々にリュウオーンとボウケンレッドの直接対決となり、デュアルクラッシャーを跳ね返すなどボスキャラの風格を漂わせるリュウオーン陛下がやればできることを久々に見せつけてきますが、必殺技のバンク映像がとても格好いいのに、技名が

 「我が夢の力」

 なのが面白くて直視できません(笑)

 夢の力を前に敗れ去るボウケンレッド。五十嵐博士はリュウオーンの正体は200年前にレムリアの遺跡を破壊した冒険者であり、仲間に裏切られた怒りから人間の姿をレムリアの技術で捨てたのだという。以前登場した手記も200年前のものであり、やはりリュウオーンの書いたものだったのだと伏線回収。

 悪の組織の中ではガジャ様が一番冒険者の能力に近いものを有していると思っていたのですが、意外にもリュウオーンこそ冒険者の成れの果てである、と展開。

 「君も同じだ! プレシャスを探すものはみんなああなる。滅びの力と知りながら、それを求めずにはいられない!」

 冒険者の醜さに悪態を吐きつつも、博士自身がフラフラと黄金の剣がある場所まで歩いているのが印象的。

 その頃、ジャリュウ配下によって卵から幻獣が復活。制御不能な幻獣に巨大ロボで応じつつも苦戦する一同に、満身創痍ながら黄金の剣回収のため先に進むことを伝える暁。

 リュウオーンは剣を引き抜こうとするが、稲妻が走り跳ね飛ばされる。剣は魂の正しき者を選ぶのだと主張する博士は、純粋にレムリア文明の謎を解きたいだけだと呼びかけて触れるが、やはり拒絶される。

 次いで現れた暁に、冒険者としての本質が同じお前では無理に決まっていると吼えるリュウオーンと博士。暁もやはり雷を受けるが……

 「持ち主を選んでるつもりか? ……ふざけるな! いいか……俺が選んだんだお前を! この、ボウケンレッドが!

 そして、引き抜かれる黄金の剣。

 「正しい魂で認められる」のではなくて、「お前の力を認めてやる」で真正面からゴリ押してしまう驚愕の展開。

 「自分だけの大切なもの(宝)を見つける」「正義などの建前ではなく、冒険したい自分がいる」など、全体として個性の尊重・自己肯定が強い本作ですが、その強みを徹底的に活かして集中突破し、正直、本作でなかったらこの展開は飲み込めなかったかもしれません(笑)

 黄金の剣を選ぶ勇者に必殺剣「我が夢の力」も通じず、あっさり撃破されるリュウオーン。そして博士は剣が暁を選んだという事実にうなだれ、笑いながら去っていった。

 厳重によってドリルが破壊されるなど、毎度毎度の大苦戦に陥るダイボウケンたちだが、剣を持って駆けつけたボウケンレッドが幻獣を一刀両断。しかし卵はガジャに回収され、そして剣は仲間内で回して見ているうちに光り輝き、

 まさかの人 型 変 形 ?!

30話

 ズバーンの声:堀秀行さんで、ガジャ様と合わせて配信中の『ロボタック』を思い出さずにはいられない私。

 剣から変形したズバーンは名前の文字でしか喋れず、ボディランゲージで対応するが、どうやら自分を選んだ暁になついているらしく、鬱陶しく付きまとう(笑)

 暁が離れているうちに、ボウケンジャーの他メンバーはズバーンの処遇で言い争いになり、そんな彼らを殴り飛ばすズバーン。

 「これは仮説だが、あのプレシャスは人間を恨んでいるのかもしれない」

 煽るなっっ(^^;

 真墨とさくら、蒼太と映士が言い争いになる流れも強引に感じたのですが、ここのミスターボイスの根拠一切なしのデタラメな仮説がただただ不必要に事態を煽っているだけで、もともと胡散臭い人ではありますが、あまりに話の運び方が酷すぎるのではないか。

 その頃ズバーンは(OPキャスト見るに応募企画があったらしくそれで集められたのか)子供たちに囲まれて褒めちぎられエネルギーを重点していたが、ボイスに煽られて冷静さを欠いたボウケンジャーに引きはがされ、またも暴れ出す。

 そんな混乱状態の中で幻獣にゴードムエンジンを組み込んだ兵士を作り出したガジャ。幻獣にズバーンの剣形態で攻撃するレッドだが、何故か通用せず、ズバーンはガジャに奪われてしまう。

 監視映像分析からズバーンは人間嫌いどころか人間が好きなためにその感情に左右されることが判明、子供たちからの聞き込みで情報を得た映士からガジャの場所を知る一同は、ズバーンが冷凍からの破壊を受けそうになるのを助け出す。

 ブルーたちが「友情の力」だと主張しますが、発端の喧嘩の流れからして雑(ひょっとしたら本気の喧嘩ではないじゃれ合い程度なのかもしれませんが、映像とセリフの演技は本気の喧嘩っぽくてどう見るものなのか)なのもあって、どうも全体としてこれ、ズバーンを取り戻すためにかりそめの良好な関係を繕ったとしか取れないんですけど(^^;

 幻獣相手には本気を出せるのか、卵を取り戻して名乗りにちゃっかり加わるズバーン、エネルギーを全て使って幻獣を撃破。しかしゴードムエンジンの破壊で暴走した幻獣は前回以上に強く、アルティメットダイボウケンでは歯が立たない。

 ズバーンのエネルギーの兼ね合いということか、子供たちの呼びかけ+ボウケンジャーの笑顔で復活巨大化するズバーンと話が進むのですが、すみません、さっきの友情どうとかの流れが雑なかりそめっぽく感じられるために、オーバーラップされるボウケンジャーの高笑いが煽っているように見えてなりません(^^;

 一個ネジが外れているために、そこから先が全て大惨事、というか。

 巨大剣ズバーンで幻獣は撃破され、ズバーンは改めてボウケンジャーの一員として迎え入れられるのであった。

 新メンバー販促の都合とかキャンペーンで子供たちを出演させる都合とか色々重なったのでしょうが、それにしても杜撰な内容。29話が面白かっただけに、落差もひどく感じました。

 そしてズバーン、今回の演出上幻獣に強いだけなのかもしれませんがボウケンジャーが戦う意義が薄れるレベルで強く、普段ボウケンジャーがあまり見せない「子供たちに好かれるヒーロー」としての側面がやたら強調されているのが目について、某ガンマジンとか某ゴールドプラチナムとかみたいな作品崩壊の危機を呼ぶヤバ気な人外追加戦士枠の気配が漂っていると思うの、私だけでしょうか(^^;