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轟轟戦隊ボウケンジャー 33・34話感想

轟轟戦隊ボウケンジャー』の感想。

33話

 久々の登場となる唐物屋のおばあちゃんは、掃除を手伝いに来た菜月の腕輪のことを思い出し、彼女にあるものを見せる。

 一方、リュウオーンはクエスターと手を組み、ゴードムエンジンを組み込んだ新たな大ジャリュウ・邪機竜グランドを作り上げていたが、調整がうまく行かない。レムリア文明の持つ秘法「レムリアの太陽」があればと考えるリュウオーンたちは、ある作戦に出る。

 帰ってきてから様子がおかしい菜月。その後街中でクエスターが暴れていることを受けたボウケンジャーが出動。

 「リュウオーン! お前もかつては人間だった……なのに……人間を憎むアシュ、クエスターに力を貸すのか!」

 「我はもはや人間にあらず! 人間の心の最後の一片まで捨て去る……そのためなら悪魔とでも手を組む!」

 人間であることが判明した以上、直球で殺すのはどうなのかと作り手も思ったのか、一旦人間として説得を試みるも拒絶される、という流れが組み込まれました。

 「悪魔じゃなくてクエスター!」

 クエスターは名前にやたらこだわりますが、それガジャ様から与えられたものなんですけど本人はそれでいいのか(^^;

 三人の連携で圧倒するネガティブたちは菜月と真墨を誘拐し、菜月を発見した場所へと案内するように言う。一方、ボウケンジャーたちは菜月が持ち帰ったものを開封、その中に菜月の腕輪と同じものをした女性がズバーンを持っているという彫像が入っていることを知る。菜月の正体はレムリア人の生き残りだったのだ!

 両親(キリンレンジャーとメガイエローの黄色二人がゲスト)が彼女を現代に残したのは、未来の人類を滅ぼすためだというレイの言葉を受け、レムリアの太陽を起動させる菜月。エネルギーを注ぎ込まれたグランドが起動し、真墨は菜月を取り戻すため一人走り、ボウケンジャーはグランドと戦闘。

 しかし、アルティメットダイボウケンとサイレンビルダーの前に立ちはだかるのは、なんとズバーン!

 レムリアの太陽に呼応してボウケンジャーと敵対、という形で、戦闘力の高い心強い味方が一転、最大の脅威に。

 サイレンビルダーがズバーンを阻止する中で、アルティメットダイボウケンがグランドに向かうが、グランドは大ジャリュウの母艦の機能もあり、無数の飛行型が飛び交う。

 両腕をメカにされた怪獣から出る無数のドラゴンが空を埋め尽くし、なんだか、サンドロットが作ったゲームみたいな絵面になってきました(笑)

 ズバーンにサイレンビルダーが倒され、メンバー不足で本領発揮できないアルティメットダイボウケンも撃破され、窮地に至るボウケンジャーは海に転落するが、その時海底から大戦艦が現れる!

 「ボウケンジャーめ、まだあのようなメカを!」

 以前から真っ黒だと思っているサージェス財団ですが、新メカゴーゴーボイジャー無数の砲台を有する明らかに殺る気満々の装備すぎて、この過剰戦力をどこからどういう理屈で調達したのか(^^;

 航空戦力をすべて撃墜するゴーゴーボイジャー。一方真墨は菜月に呼びかけるが、彼女はズバーンで真墨を攻撃し、クエスターと共に姿を消す……。

34話

 前後編の構成なのに、どうして前回脚本が會川さんで今回が大和屋さん……?

 レムリアの太陽の力が不完全なためにグランドは撤退するが、ゴーゴーボイジャーも未調整なので一時退却。一方クエスターに連れられた菜月はクエスターの思惑通り、己の命を削ると知らずにレムリアの太陽にエネルギーを注いでいた。

 飛び込んできた真墨とリュウオーンが戦闘になるのですが、どうにもリュウオーン陛下の必殺技バンク、映像単体だと格好いいはずなのに「必殺技名:我が夢の力」なのを想像すると笑いがこみあげてきてなりません(笑)

 同じく乗り込んできたボウケンジャーを圧倒するガイだが、そこにゴーゴーボイジャー整備完了の通信が入り、「試してみる価値はありそうだな」とアンドック。

 ドック内で先端にロードローラーがついているのを確認し、思いっきり戦艦でこれまでのビークルが重機系だったのと比べて浮いたデザインだと思ったところに一応共通項が見えたのですが、後部にも車輪がついていて陸上を走行可能なこの造形にバイク戦艦によるクリーン作戦を思い浮かべたところ、

 ガイが轢かれた(笑)

 予想通りにそういう装備として使ってきたので笑うしかない(^^;

 隙を突いてリュウオーンを撃退した真墨は菜月の下にたどり着き、ズバーンで斬られながらも背中から抱き付いて説得。

 「過去も未来も関係ない! 菜月は菜月だ! 俺の、俺たちのパートナーだ! ボウケンイエローだ!」

 繰り返される真墨の呼びかけに、ボウケンイエローとしての自分を取り戻した菜月は元の姿に戻り、記憶を取り戻す。

 いいシーンなのですが、菜月を取り戻すために真墨がとる行動がほぼ「お前はボウケンイエローだということを思い出せ」と呼びかけるだけに終始していて、それで菜月が戻ってくるのがどうもピンと来ず(^^;

 作品全体が「自分だけの宝を見つけ出すのが冒険」であるとし、自己の存在を肯定することに主題を置いている作品なので、菜月の復活としてこの結論は当然なのですが、どうにも真墨の抱く菜月像を外部から叩きつけて引き戻したような印象を受けてしまい、菜月の自我の復活という印象が微妙に弱く感じました。

 エピソードの結末から逆算すると、ここの菜月は本当にレムリアの遺志と使命に従っているのではなくクエスターに操られているだけなので、映士のような使命と理想の対立と言うわけでもなく、結論に対する歯車が微妙に掛け違ったような。

 そしてメンバーがそろったボウケンジャーは、ゴーゴーボイジャーに乗り込んでグランドと対決。

 ビームで砲台を築き上げて攻撃するという意味は良くわからないけど映像的に無茶苦茶な戦法を取るリュウオーンに対して高い防御力で押しつつ只管ロードローラーで蹂躙していくボウケンジャー(笑)

 さらに分離・合体して新ロボット・ダイボイジャーとなり、グランドはその圧倒的な力の前に叩き伏されるのであった。

 レムリアの太陽から両親の真意(未来を生きること)を知った菜月は、それを回収すると改めて菜月という個人として生きることを宣言するのであった。

 レムリア文明と菜月の伏線回収で送られる前後編でしたが、予定されている結論に納得はできつつも細かい違和が気になった内容。メカ戦闘は『地球防衛軍』シリーズが好きなので、それを度々思い出して結構楽しかったですが。