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テツワン探偵ロボタック 21・22話感想

テツワン探偵ロボタック』の感想。

21話

 ランドツールは全部で5つという情報を、マスターランキングから教えられるロボタックたち。白・黒・赤・青の4つを集めなければハラッパ国は救えないのだ。そしてその4つは、爆発でどこかへと飛んでしまった。

 「ランドツールはどこへ行ったバウ?」

 「それは……知らないゾウ~」

 「そんな、無責任な!」

 「ラボルトにルールを破られ、金のランドツールを奪われた私は、シュビドゥバッジの番人として、失格だゾウ~

 台詞の調子がいつもとさして変わらないこともあり、都合のいい言い訳をしているようにしか聞こえず相変わらず最低だなマスターランキング(^^;

 ランドツールを探すためには、これから試練の書に書かれた試練を次々とクリアする必要があるとし、白の試練その1を渡して退散するマスターランキング。「頑張るんだゾウ~」とどこまでも他人事で、本当酷い。

 試練の書の存在は桜子がロボタックの監視を行ったことでトラボルトの耳に入り、トラボルトは金のランドツールを有する限り自分は最強だと強がった上で、ハラッパ国滅亡と言う目的を持ち、試練妨害をもくろむのであった。

 「二つの月が交わるとき、その方角に白きクレヨンあり。その根元でナイスに踊るべし」

 杉探偵にヒントを貰いに行くカケル。

 「クレヨンと言えば……夢のクレヨン王国、この後すぐ!」

 またこのネタか(笑)

 今月開始した『HUGっと!プリキュア』の監督が『夢のクレヨン王国』の佐藤順一さんということもあり、妙な方向で『クレヨン王国』が気になり始めた私ですが、それはさておき謎をカケルたちに任せたロボタックはランドバッテリー搭載でトラボルトに挑む。

 金のランドツールを相手にパワーアームで挑むロボタック、意外に映像でダメージを与えるように見えるが、実はランドバッテリーは消耗が早いという欠点があり、使いこなせている分トラボルトが有利。結局、ビルの屋上から叩き落とされてしまう。

 フルパワーでないとは言え、ランドツール装備でそこそこ押されているトラボルトの実力が若干怪しくなったのですが、一応勝利でなんとか面目を保ちました。

 落ち込むロボタックは一人で駆けだすが、山茶花さんと見た夕陽から「二つの月」が水面に映るものだと気づき、そこで交わる時間帯……明け方の月が映る場所を探したところ、クレヨンに見える形のロケットがあった。

 しかし、その下で既に踊っているトラボルトたち!

 描写されないものの、きちんと自力で謎を解いてここに来たと思われ、探偵としての能力を見せつけるトラボルトですが、肝心の踊りがナイスでないので失敗(笑)

 しかし目的はあくまでランドツールをロボタックに与えないことなので直接攻撃に出るトラボルト。ダークローとカバドスがけしかけられるが、二人ともトラボルトが直接指揮するようになってからやる気が減退しており、自らやられたふりで退場。

 そして金のランドツールを呼び寄せるトラボルトだが、カメロックとモグラッキーが必死で押さえつけている間に、ロボタックが奪い取って装着!

 ……えー、メインとなる金ランドツールが奪われてしまったので、他のランドツール収集でどうにかして対抗する、という流れだと思っていたら、あっさり奪い返しました(^^;

 流石にこれは、悪い意味で仰天。

 いやロボタック側としては、金ツール以外も集めなければ目的を達成できないのでこれだけで話が終わってしまうほどの問題ではないし、一方トラボルトは妨害できればいいだけなので試練を自分が終わらせれば金ツールにこだわる理由もないのですが、新キャラの脅威の象徴として一応用意されたランドツールが仲間の助けあってとはいえあっさり取り戻されてしまうのは、どうなのか。

 金ランドツールでトラボルトを殴り飛ばし、ナイスな踊りで試練の書を得たロボタックは、次の試練に挑む!

22話

 OPが変更され、シュビドゥバッジが試練の書に、モグラッキーやトラボルトなどの追加組が出演などの新展開に即したものに。ついでに、テロップでようやくカケルやYSTや杉探偵の個人名が表示されるように。

 支店なら会長にこき使われないで済むとゆったりしているダークローたちのところのに、突如現れる引っ越し業者。

 次々と運び込まれるタイガースグッズに、鳴り響く『六甲おろし

 単なる一発ネタではなく継続したキャラ設定として一貫して扱われているのですが、実在の野球団体をこういう扱いにしていいものだろうか(笑) 一応、今の物語の立場上「悪役」なんですが、トラボルト

 シャードック探偵社の監視に一番都合がいい場所としてこの支店に動き、檻の中に支店長室を作ってダークローを追いやるトラボルト。そして桜子が潜入して仕掛けた盗撮カメラから、試練の書の内容を知る。

 試練の書は「暗い海に漂う金色の皿あり。そのトップに立つ者あり。頭上に旗を掲げ万歳三唱せよ」

 暗い海に漂う金色の皿=月? という推理で、月には手を出せないと諦めかけるYST……って、二連続で水面に映る月ネタを使うのはどうなのかというのと、他の星なら手が出せないというネタも以前に使われたものなのとで、劇中の人物としてはともかく視聴者としては疑問符が浮かびます(^^;

 そもそも「月では手が出せない」と言われても、ミミーナが一度月まで移動&帰還を達成しているので、やれば出来そうな範囲ではないか(笑)

 そこで新聞を見ていた杉探偵、アイドルの雛形ネネが婚約したという報道に驚いて、テレビをつける。

 ……元ネタの雛形あきこさんが最初の結婚をしたのが、ちょうどこのころだったのか。後年、離婚して東映特撮ヒーローと再婚するとは誰も予想できなかったでしょうが(笑)

 しかしテレビで報道されていたのは、なんとゴールドプラチナ社会長トラボルトが月までたどり着き、その最高峰で旗を立てる瞬間であった!

 推理力でロボタックたちと並ぶorやや上レベルなのはまだしも、金があることもあって行動力面で圧倒的にロボタック以上なのが、結構タチ悪い悪役だ(^^;

 アメリカ国旗をなぎ倒してタイガースの旗を立てるという蛮行で、いい加減タイガースのネガティブキャンペーンになりかねないのですが、残念ながら試練の答えではなかった模様。

 安堵する一同は空腹でどこか食事に行こうと考えるが、そこでコータが持ち出す激辛月見そばの大食いチャレンジ。それが金の皿の正体と考えるロボタックたちは、激辛という事実に震えつつも試練だと挑戦。

 そうとは知らず仕事をサボって食事に来たダークローとカバドス、そして山茶花さんと競うロボタックたちだが、ロボタック・カバドス・山茶花さん以外があっさりリタイア。なおモグラッキーは一口でギブアップですが、ソムリエは舌を維持するために香辛料厳禁らしいので、そもそも挑戦からしない方がいいぞ(笑)

 健闘する一同の前に、空から落ちてくる一筋の光。それは月から帰還したトラボルト

 本当に無駄に行動力はあってタチ悪い(笑)

 月見そばが試練だとあっさり予想を立てて飛び入り参加し、なんと残り時間10分からロボタックたちを逆転して勝利してしまうが、またしてもハズレ。

 手がかりを失うロボタックたちだが、鏡を見て鼻毛を切っていた杉探偵が、鏡に金の皿を発見。探偵社の近くのビルにそのまま「金の皿警備会社」という会社があったのだ。

 「社長さんの頭の上に旗を立てて、万歳三唱すればいいんだ!」

 試練の内容が変更になってもなお、参加者以外の一般人を平然と巻き込むこと前提の構造となっていて、出番なくしてなおもマスターランキングが外道の極みです(^^;

 トラボルトは既に先回りし、社長に旗を立てさせようとしたが、ロボタック登場を受けて一芝居。ロボタックを社長の命を狙う刺客と偽って、警備システムを発動させる!

 まあ実際、迷惑行為のためにやってきているので警備員に追い返されて当然なところはあると思いますが、試練のために警備ロボットをなぎ倒したり通路の妨害装置を破壊したりと、悪質な内容でアクション前回のロボタックたち(^^;

 ダストシュートからダークローたちに粗大ゴミに出されそうになるが、逆に三人の連携で彼らの方を送り出すロボタックたちはついにトラボルトと対決するも、返り討ちに。落ち着いたところでトラボルトはタイガースキャップ(旗付)を被せようとするが、なんと社長は野球嫌い。

 「ええーい、こうなったら無理やりにでも被ってもらうぞ!」

 『特捜ロボジャンパーソン』からの流用であるシリアスなBGMでジシャックチェンジして無理矢理帽子を被せようと迫るというシュールな図を見せるトラボルトだが、戻ってきたロボタックがランドツールを駆使して拘束。そして社長は元水泳のオリンピック金メダリストで、幼少期から水泳が得意なために河童のあだ名で呼ばれたほどであり、会社のロゴも河童がモデルということが明かされ、水泳帽と旗を被って万歳三唱。こうして試練はロボタックが達成したのであった。

 ちなみに、社長の野球嫌いの理由は「時代劇が野球でつぶれるから」。何故か「~でござる」という口調で話すのがどういうキャラ付けなのかと思ったらしっかり伏線であることが判明し、社名と水泳の関係と合わせて思わぬ要素のつなげ方をしてくるのが面白い流れ。

 作中の倫理としても少々やりすぎな書き方をしているところが見受けられますが、西園さんは今作でこういう要素を意識的に盛り込んでいるのが単発エピソードとしては割と楽しめる要素。連続ドラマとしての面白味にはなかなか寄与してくれませんが(^^;

 事件解決後、空腹になるロボタックたちに杉探偵がそばの大食いを勧めるが、激辛そばでトラウマとなったロボタックたちは拒絶するのであった、でオチ。

 ランドツールがなくなって直接戦闘の脅威としては薄れましたが、ロボタック以上の推理力と無駄に高い行動力で先回りするキャラとして形作られ、そこそこ緊迫感を用意できる存在としてトラボルトが落ち着いてきたのは悪くなかったです。