ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

テツワン探偵ロボタック 23・24話感想

テツワン探偵ロボタック』の感想。

23話

 「勇気ある者 病める刺に虹を架けよ」という試練をクリアするべく、勇気を示そうと様々なことを試すロボタックたちに、幽霊の住む屋敷の情報が入ってくる。美少女幽霊がピアノを弾いていたというそこは、不治の病で亡くなった薔薇好きの少女の家だという。

 ドタバタやナンセンスギャグに定評のある浦沢師匠にしては珍しくおとなしめのエピソードですが、幽霊少女に一目ぼれしたコータがピンチを打開する切り札になったりする展開は、いったいどこからの要請だ(笑) YSTの面々の個性の出し方は話のノリで決まっている印象が強いのですけど、変に踏み外さず純情なコータは、浦沢師匠らしくないようななんというか。

 試練を邪魔するため、幽霊騒動で怖がらせて追い返そうとするトラボルトだが、幽霊に惚れているコータのために失敗。直接戦闘の中で現れた幽霊少女を人質に。

 「トラボルトやめろー! その少女の幽霊は、無事に天国に行きたいんだ!」

 「ロボタック! この幽霊を天国に行かせたかったら、ここからおとなしく立ち去れ!」

 文字だけ抜き出すと、すごい会話だ(^^;

 しかしコータの突撃で少女は逃げ出し、トラボルトは家に火を放つと帰宅。ロボタックは危険を顧みずに少女を救うと、ロボット三人そろって放水で消火。

 カメラズーカはともかく、モグラッキーとパワーアームの放水機能はパーツのジョイント部分が放水用の穴に見えるから活用したみたいな印象で、当初からついていた機能なのか甚だ疑問(^^;

 消火の際にかかった水で、少女のバラは活気を取り戻したのか虹を架け、これにより試練達成。少女は成仏し、一同はミミーナが冷やすスイカを求めて帰宅するのであった。

 時期的に夏休みの休憩エピソードだったのか、映像的なハッタリ優先で内容はそこまででも、という印象。

24話

 カケルたちの担任の先生が産休で二学期より代わることが判明。そして現れた代行の担任は、ワンダータイプロボットのタッカードであった。

 新キャラのタッカード、ノーマルモード時の泣いている目とかの造形が無駄に細かいのですが、ジシャックチェンジ後の姿はカラーリングと顔がギャラクシーメガ(『電磁戦隊メガレンジャー』)に見えてなりません(笑)

 ロボタックたちのことを知るタッカードは試練の「青春しろ!」を実現するため授業と称して彼らを振り回し、煙たがられる。

 「つまりタッカード、お前のは一方的な先生ごっこなのだ!」

 その一言にショックを受けて去るタッカードだが、その姿に本当にこれでいいのかと疑問を抱くミミーナの言葉を受けて、タッカードが黒板に示したヒントから答えを見つけ出そうと考えるロボタックたち。

 しかし、俺の青春はタイガースに捧げて悔しくはないがとりあえずリア充爆発しろなトラボルトの命令に寄り、青春を妨害するべく、黒板を消そうとするダークローたち。

 トラボルトが煽るのが「タッカードに負けたこと」ではなく「ロボタックたちが青春しようとしていること」なあたりから少しずつボタンを掛け違えていくのですが、モップを持ち出しジシャックチェンジで振り回す二人は、どうしてこうなった(笑)

 追い詰められたカケルが助けを求めると、先生失格だと黄昏ていたタッカードに届き、鳥系ロボット対決の末ロボタックの助けを受けたタッカードが勝利。

 「聞こえたんだ……先生、君たち可愛い教え子たちの泣き叫ぶ声が。暑苦しい奴と嫌われようと、先生、何があっても君たちだけは守る!」

 カケルたちもタッカードに抱き付いて詫び、そのまま青春スイッチが入りっぱなしのタッカード、走ることを提案し、浜辺で何故かラグビーを強要。

 ダークローとカバドスたちも混ぜられ、様子を見に来たトラボルトはそれを叱るが、ボールを受けて強制的に仲間入りされ、ロボタックがトライすると試練の書、出現!

 「ぐぐ、俺も、やっとぉ~」

 「泣きたいだけ泣くといい。涙は、心の汗だ」

 「はい! 先生ぇ~!」

 青春を実現し、号泣するトラボルト

 色々ヤバい空間だ!

 最後は夕日に向かい思いっきり叫ぶタッカードだが、結局その暑苦しさに辟易して二学期が憂鬱になるYSTであった……。

 結末でタッカードの態度は根本が変わってないし、YSTのタッカードの扱いも終始アレなのですが、「一方的な先生ごっこ」という指摘からタッカードとロボタックたちが互いの意志を慮るという流れを挟むことで、最終的にダークロー・カバドス・トラボルトという普段敵対する相手を含むことで初めて「青春する」という試練が達成されるという結論に至ることに妙な説得力が生まれてしまうという、恐ろしく器用な脚本。

 合う時と合わない時の差が激しいところはあるのですが、こういうことしれっとやってのけるのが扇澤さんの凄まじいところ(^^;