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星獣戦隊ギンガマン 第10話感想

星獣戦隊ギンガマン』の感想。

 代々笛の名手だという風の戦士。リョウマはハヤテにギンガの森へ行くことを促すが、ハヤテは森にはいかないという決意が固く聞き入れない。

 その日はどうやらハヤテにとって重要な日らしいが、その時、バルバン出現。送り込まれた魔人ストイジー(声は大竹宏さんで、色合いもあってガイナモのイメージが強い)の作戦は、大きな音でダイタニクスを叩き起こすこと。

 一見どう考えても無茶な作戦で、いよいよサンバッシュの場当たり的作戦展開のダメさ加減が酷くなってきたのですが、意外にもダイタニクスが反応を起こし正当化されてしまうという、強引な話し運び(^^;

 しかし、風の戦士の笛の音は邪悪な音色を消し去る効果を持ち、ハヤテは騒音を描き消していく。それに気付いたシェリンダの介入に寄り笛が折られ、ハヤテも生身のために重傷を負ってしまう。

 笛の原材料となる木はギンガの森にしかなく、たとえ代わりがあっても風の戦士でなければ効果を為さない。しかしモークが代用となる可能性のある木を教え、それを聞いたハヤテは飛び出していく。

 「本当なら、今日がハヤテとミハルの結婚式のはずだった」

 ハヤテの笛はミハルからもらったもので、祖母から教わった幸運を呼ぶ曲を結婚式で吹く予定だった、と回想。

 回想シーンでハヤテとリョウマが特訓していたり、後からハヤテをフォローするため追いかけてきたリョウマに何も言わずハヤテが助けられていたりと、二人の関係性を補強。サヤとヒカルが年少者で他3人が同い年らしいのですが、ハヤテはここまでヒカルの保護者としての役どころが多かったので同列に立つ関係を強調してきたのは良かったです。

 ギンガの森を思い出して一度帰ったという経緯があるためでしょうが、ゴウキがハヤテとリョウマの思いに対し余計な口出しをしてこないのも、渋い。

 にしてもリョウマ、回想ではハヤテと五分かそれ以上っぽいのですけど、炎の戦士の基準だけやたら高いのではないか、あるいはヒュウガはどれだけ強かったのか。

 バルバン再来を受けて残ったゴウキたちが出動。その頃木を見つけたハヤテとリョウマは笛の代用品になることを確認し戻ろうとするが、シェリンダに襲われ逃げ回ることに。

 ハヤテが傷を負っているという事情もあるものの、変身すると笛を吹くことができない、というのを前半に見せていることもあり、意外な形でピンチ。

 リョウマは自ら囮になることを買って出るが、ただ出ていっただけでは確実に捕まってしまうため、ハヤテが作戦を提示。

 「リョウマ!」

 「ん?」

 「今日、ギンガの森へ行けって言ってくれたの……嬉しかった。……行くわけにはいかないけどな」

 「ハハハ、ほんとに頑固だな。なんでミハルがお前を選んだのか、不思議だよ」

 「俺もそう思う。フッ……リョウマ……死ぬなよ」

 「……うん。お前もな!」

 頭脳面担当で事実上リーダー格(前作の耕一郎に近い位置)という印象の強いだけに、特にヒカルへの厳しい態度が嫌な印象に傾きかねず塩梅の難しそうなハヤテですが、ここでリョウマに対して露骨に強がったりせず、可愛げのある笑顔も見せたりして好印象。

 ハヤテの作戦は笛の音をこだまさせて攪乱させるもので、特殊な術で本物の音色を聞き分けたシェリンダによって突き止められた……と思いきや、その笛を吹いたのはリョウマであった!

 本物のハヤテは別の場所で笛を吹くのですが、「幸運を呼ぶ曲」をリョウマが吹いてハヤテは別の曲。

 過去への決着と新たな第一歩のイメージがあったのかもしれませんが、肝心の「幸運を呼ぶ曲」に向かっているのはシェリンダ率いるヤートット軍団というのは、冷静に考えたら酷い(笑)

 そして劇中言及されませんが、おそらく話に聞いただけで特に練習もしていないだろうミハル家伝統の「幸運を呼ぶ曲」を即興の代用笛で完璧にトレースして吹けるリョウマ、風の戦士以上にとんでもない笛の名手ではないのか。

 ……正直、ここの流れは脚本と演出の間で何か行き違いがあったのではないかと思うほどで、ハヤテの肉付け&ハヤテとリョウマの関係性の掘り下げという面では楽しめるだけに、この辺の齟齬が残念。

 見事、悪の音色を打ち消したハヤテはシェリンダと一騎打ちしてこれを退け、ストイジー撃破のため駆けつける。サンバッシュもろとも吹っ飛ばされたストイジーは巨大化するがあっさり敗北。

 その夕方、ゴウキが腕によりをかけてハヤテを元気づけるべく御馳走をつくる一方、ハヤテは「幸運を呼ぶ曲」を吹きながらリョウマと二人でミハルを思い出すのであった……。

 話の運び方に少々強引さがありましたが、ハヤテとリョウマの横の繋がりを補強し、ハヤテの肉付けを行う回としては程よく収まって、途中のハヤテがリョウマとの会話で見せる笑顔などはいい演技でした。

 次回、

 「授業参観って、俺が行くの?」

 「勇太の教室に颯爽と現れたゴウキ」

 「泣くなゴウキ! バルバンを打ち砕け! 愛する人を守るために!」

 予告だけで面白すぎるぞ(笑)