『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の感想。
中間発表と称してこれまでの活躍を振り返る総集編。
5位八雲、4位キンジ、3位霞と来て、2位がここ数回の活躍を評価されて凪、1位はなんと……風花!
最下位の天晴は曰く「馬鹿の一つ覚え」って作中でも相変わらず強調されるのね、それ(^^;
そして風花が1位だった理由は単なる孫娘かわいいでした。当然、猛反発の一家。
「じいちゃんは俺に0、初心に帰って鍛え直せって言ってるんだ! 見てろじいちゃん! 俺は最下位からてっぺん目指して見せるぜ!」
ここにきて天晴の固有スキル「バカ」と「根拠なしの前向き」が作動、一気に立ち上がる天晴に全員のっかる。それを見た好天は修行としてクイズを始め、全員に逆転のチャンスを与えるが、怪しむ霞。
こうして、全員がクイズを出し合う形で振り返り総集編という、新たな試みに(笑)
最初に八雲が出した「これまで何回『EASY』と言ったか」に悩む皆だが、あっさり答える凪(48回)。
何を記憶しとるんだ、あんたは(^^;
そして凪のシルエットクイズに自信満々に答えるもハズレ、後ろから旋風に突き飛ばされて座布団を奪われ、着実に残念ポイントを上げていく八雲。
風花のイントロクイズを経て、霞が出題。すると突然消えて、好天を引っ張って現れる霞。クイズ司会の好天と霞が連れてきた好天の二人が並ぶことに。
「さて問題です。どっちが本物のおじい様でしょうか?」
困惑するみんなの中、霞がマタタビを投げると司会の好天が飛びつく。実は今まで発表してきた好天は、妖怪ネコマタの弟分マタネコの変装だった!
戦闘中、小槌を発見するマタネコ(冒頭で小槌がないと騒ぐ九衛門の姿あり)。それを強そうな武器と勘違いして振り回し、超絶天晴に当てると、天晴巨大化。
巨大化のシーンが手をグーにして天に伸ばして三段階に分けで巨大化って、完全にウルトラなアレです!(笑)突き出してるのが左手なので、どっちかと言うと電光超人ですが、ビルの窓ガラスに映るシーンとか、これは確実にわざとやってるとしか思えません。
総集編なので特に面白さに期待してなかったのですが、これはさすがに笑いました。九衛門が小槌を無くしたのが冒頭で描写されただけで、そこに至るまでの流れがなかったのが惜しいですが、一発ネタギャグと考えれば問題なく無視できる範囲。
自分も殴ったマタネコは巨大化して巨大戦に。シノビマルと拳を合わせる天晴とか、肉球ボンバーを回避して飛び蹴りのシノビマルとか、こんな話だからこそと言うべきか気合の入る巨大戦。
戦闘終了で何の説明もなく戻った天晴、家族みんなで縁側にてスイカ。霞が改めて好天に中間発表をするならだれが一番か問うと、全員横並びと答える好天。それを聞きまた修行に励もうと決意するメンバーだった。
……ただ一人、スタートラインに立てない男を除いて。
残りの西洋妖怪オオカミオトコはもう完全にキンジの父と兄の仇扱いで出されるみたいですが、改めて見ると回想の狼男のシルエットはしょぼい……(^^;
次回、超絶スター?!