開幕から、子供たちが誘拐された事件を追って地上を探すアニーとシャイアンで空から探すシャイダー、という急な展開。地上でフォークリフトに襲われるアニーと、空中でフーマの戦闘機と交戦するシャイダー。
シャイアンの新撮戦闘シーンがたくさん追加されているのですが、販促か、販促なのか。
連絡の途絶えたアニーを追って地上に降りたシャイダー。だがアニーは子供たちと共に捕まっていた。牢の中から何かを作るミラクラーを確認するアニー。
フーマの目的は、子供たちを電送装置で他の惑星に売り飛ばし、資金源にすること!
……フーマ、お前たちもまた資金難か(^^;
というか「他の惑星」がどういうところか知りませんが、地球から誘拐してきた子供たちを表ルートで売ると銀河連邦警察が他の惑星で大暴れしそうなので、宇宙海賊とか裏の組織に売るってことでいいのか。
不思議獣ブヨブヨを生み出し、作戦に向かうヘスラーを止める神官ポー。
「ヘスラー指揮官、シャイアンをどうするつもりです?」
ヘスラーは眼中にないと笑うが、これまでいくつもの基地がシャイアンによって葬られたのだから、その脅威を無視するわけにはいかないと反論するポー。
自覚あったんだ(笑)
まあ地下基地破壊兵器としてはとんでもなく優秀ですね、シャイアン。
そのころ、大はジムニーに乗って突如出てきた新アイテム「スーパーシャイダーホーン」を装着してアニーを探していた。だが肝心のアニーのスーパーホーンが奪われ、連絡できない。
今週なんかやたらアイテムやシャイアンが強調されてますが、スポンサーも大変ですな(^^;
シャイアンはともかく、シャイダーホーンの投げやり気味な登場の仕方が気になるところで、『オーレンジャー』でも思うのですが、やっぱり上原正三って追加アイテムを登場させるの苦手なのかなあ。
フーマはブヨブヨマットというアトラクションを展開して、中に入った子供たちをさらう作戦に。それを追う大がフーマのピエロと対決する生身アクションシーン。
マットの内部が動きにくそうですが、不思議時空のような空間でのアクションはなかなか面白い映像に。円谷さんも動けるようになってきてますし、やっと前二作に追い付けるぐらいの生身アクションが展開できるようになってきたという感じです。やはり宇宙刑事シリーズは、生身アクションがあってのもの。
ヘスラーはアニーを電送装置の実験台にしようと連れ出すが、案の定暴れだしたアニーは、ミラクラーから銃を奪って乱射、逃走。おまけにスーパーホーンはもう一個予備があってそれでシャイダーと連絡、発信電波に切り替えて場所を知らせる。だがその時の音で見つかってしまい、戦闘の末に弾き飛ばされるスーパーホーン。
地面に落ちたホーンに向かって、その場にいた全員ダイブ(笑)
そして、何故かみんな(フーマの味方同士でさえも)取り合い、地面に落ちた(実際はミラクラーの顔面に貼りついた)スーパーホーンを探して這い回るみなさん。
ギャルのスカートめくって平手打ち食らうミラクラーもいたり、何なんだ今回(笑)
子供たちを助けようとするアニーだが、牢がガス室になって閉じ込められてしまう。だが信号を受けたシャイダーは、シャイアンで突入し、またしてもフーマ地下基地はシャイアンによって粉砕されるのであった。
神官ポーの進言はなんだったのか。
何も対策らしい対策取ってる様子無くて、あのやりとりの意味が劇中に全くないという、無茶な展開(^^; シャイアン販促のための視聴者向けのセリフだったのか。
ブヨブヨ(鼻を使った攻撃シーンの操演が凝っていて面白い)に4倍にする暇すら与えず撃破したシャイダーが、子供たちに感謝されるところで終わり。
「超次元戦闘車・シャイアンの活躍も見逃せない」
最後にナレーションが宣伝で持っていった(笑)
次回、卵の缶詰って、不思議獣関係なく危ないぞ(^^;