『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の感想。
大掃除中のニンニンジャー一家にやってきた先輩ニンジャ・シュリケンジャー。ジライヤ先輩の運営する「忍者の名誉を守る委員会」のお達しにより、ニンニンジャーの力を確認するためやってきたという。
そんなわけで、これまでの妖怪をカルタで遊びながら確認する総集編。見どころは、片言の日本語をしゃべるシュリケンジャーに「キャラが被っている」とちょこちょこ心配しているキンジ(笑)
だがそんなカルタ大会の中、封印の手裏剣が忍び寄りカルタの妖怪フダガエシに変化してしまう。お手付きした人をカルタの中に吸い込んでしまう妖術で、次々とニンニンジャーを吸い込んでいき強化妖怪の幻で倒そうとするが、あえてお手つきしたメンバーの救援で破られてしまう。
「もはや元には戻せない」と八雲に向かって強がるオトロシを幻だと証明するためカーリーを持ち込むキンジ。
カーリーがここで拾われたのはちょっと驚き。
そんなわけで三つの世界で必殺技を繰り出し勝利しますが、画面を三分割して一度に三つの必殺技を繰り出させるのはどこに眼をやればいいのかわからなくなってしまい、良くない演出だと思います(^^; 特にカーリーを交えた必殺技を繰り出す欧米コンビとか、ちょっとじっくり見たいのですが。
元の世界に戻ったニンニンジャーは現実世界に呼び出された妖怪を撃破し、強引ながらシュリケンジャーにも見せ場を作る。そして小さくてすばしっこいフダガエシを倒すため、今度は天晴が小さくなる!
前回の総集編(26話)が巨大化だったので対にする形で小型化なのでしょうが、話の流れとしてどうにも上手く組まれておらず、あまり面白くありません(^^;
フダガエシは倒され、大掃除を済ませる一家をよそに帰るシュリケンジャー。
「いつでも力を貸す」とおじいちゃんに言って帰った矢先に「買い物手伝ってもらおうと思ってた」とかのたまうニンジャ一家、黒い、黒いぞ……
そのころ、萬月を探していた有明の方の前に九衛門が姿を見せる。九衛門は萬月の首飾りを有明の方に見せ、彼の戦死を告げた。すると悲しむ有明の方から大量の恐れが噴き出し、それが注がれて暗雲を呼ぶ!
今ここに、牙鬼幻月が復活を遂げたのだ!
ということで、次回からいよいよもって最終章……。