youtubeで配信された『ザ・カゲスター』の感想。
7話
駅にて誘拐されそうになった女性を助けた影夫たちは、その女性・英子の兄・啓介が宝探しに出たまま帰ってこず、一方でお守りが送られてきたという話を聞く。その中には地図が隠されており、影夫たちはその地図が徳川埋蔵金のありかを示すと考えて調査を始める。一方、英子を襲った蝙蝠男たちもまた埋蔵金を狙っており、そのためにもう半分の地図を有していて、さらに啓介まで捕らえていた。
大事な地図をくしゃくしゃにしてるが、いいのか蝙蝠男。
お守りの販売元である鳥居観音へ向かう影夫たちだが、そこで英子は誘拐されてしまう。カゲスターを出して追いかける影夫だが、用心棒ゴリラーマンに阻まれ、それを打倒しても今度は吸血蝙蝠に襲われてしまう。
何故にゴリラーマン?
髭もじゃのデカい斧持ったいかにも屈強そうな男がカゲスターにかかってくるのですが、確かにカゲスターを力では圧倒しているものの、あっさり斧でカウンター食らって倒れます。
それなりにカゲスターと戦闘できているこの男、強いのだろうか。
そして、吸血蝙蝠がカゲスターに効くとは思えない(^^; エネルギーを吸い取るのかもしれませんが、血は流れているのだろうか。
蝙蝠男は英子を操り、今度は鈴子を襲わせるが失敗。ベルスターを呼ぶ鈴子に英子と交換で宝の地図を渡すよう要求し、ベルスターはやむなく地図を渡すも、約束を守るはずもなく高台から英子を捨てるゴリラーマン。そこにカゲスターが来て間一髪救出し、地図も奪い返して啓介までも救出した。
これだけやっておきながら、以降啓介の出番はなく与えられたヒント「水」から、偶然業平刑事が噴き出してしまって地図にかかった水が宝の場所を、とすべてが微妙につながらない上に、業平刑事の水噴き演技と流れが下手すぎて、非常に面白くないシーンに(^^;
場所を特定してその洞窟に向かう影夫たちが、そこに発見した棺を開けると中には仮面ライダーが、じゃなかった、徳川埋蔵金が確かにあった!
再びゴリラーマンを引き連れ、現れた蝙蝠男にカゲスターを呼び出して応戦し、ゴリラーマンの斧を奪って腹に突き刺す。
……明らかに、殺ってますよね?!
メイン犯罪者を逮捕させるのに、それ以外の用心棒の扱いはどうなのか。
蝙蝠男を追いかけるのにカゲボウシ出動、で何か新機能来ると思いきや、ロープで普通に降りようとしたうえ途中で攻撃食らって落とされるカゲスター(笑)
蝙蝠男との戦闘は、影で逃げ場を奪ってから影パンチで滝の上までたたき上げ、そのまま流れて落ちてくるのを眺めるという凄まじい決着。
……今週のカゲスターさん、殺意満々じゃないですか(^^;
流れてきてて放心状態の蝙蝠男を警部が逮捕するいつもの流れですが、蝙蝠男がどざえもんにならないかちょっと心配しましたよ。
8話
姿を自在に変える怪盗カメレオンは、三大寺の持つ黄金ドクロを盗みに入るが目撃されてしまう。そこで自らを屯田警部の姿に変えて彼に罪を着せることに。もくろみ通り捕まった警部の無実を証明するため、影夫たちは動き出す。
全体的に、本物/偽物を入れ替える構造であることや場面転換の激しさが乗りにくく、疲れる内容(^^; 正直、本作をあまり頭使ってみたいと思わないので、こういう内容だと本当きつい。
影夫はカメレオン男にわざと偽のドクロを盗ませ、本拠地に入るが落とし穴にはまってしまう。カメレオン男はカゲスター召喚に光が必要だと知っており、光のない部屋に閉じ込めることでその対策を立てようとしたのだ。
何故知れ渡っているのか、カゲスターの正体と変身。
そして、打開策が何故か部屋に落ちていた木切れを摩擦で燃やし、その火で影を作るというもう何から突っ込めばいいのかわからない内容。
つり天井をカゲスターで追い返すのかと思いきや、とげを抜いて隙間から出てきた影がスイッチ操作、というまた捻っているけど微妙に面白くない、困った話。
怒るカメレオン男に処刑されそうになる三大寺と鈴子だが、カゲスター登場で助かる。カメレオン男はカゲスターに倒され、それを業平刑事が逮捕することで事件解決。
業平刑事なー、どうにもキャラ設計も普段の言動も何もかもが受け付けてくれないキャラで、正直あまり見たくない人なんだよなあ(^^; 今回も「死刑だ」と叫んだりしますし(こまわりくんの役でCMでた経験があるらしく、その影響?)。