『仮面ライダー(新)』の感想。
21話
ストロンガーの救援とクラゲロン&サイダンプ仲間割れにより、窮地を脱したスカイライダーは特訓して必殺技の威力を上げることに。
ストロンガーとスカイライダー双方の名誉のためか、茂に「どちらが強いのか」と問われて洋が「仮面ライダーは同じ強さなんだ」と返すのですが、洋は誰に言うでもなく特訓始めるので、一応先輩の顔を立てることに。
ストロンガーとの協力で新技・回転キックを編み出すのですが、通常のスカイキックが岩相手に跳ね返されるのは、流石に弱くしすぎたのではなかろうか(^^;
クラゲロンの毒クラゲ水質汚染作戦と並行して始まるサイダンプのダム破壊計画を、二人で阻止する仮面ライダー。それぞれが一体ずつ撃破することで見せ場を分担。
『ストロンガー』ファンサービスとしては気になるのがチャージアップしないまま超電子ドリルキックを繰り出しているのですが、長い戦いの果てにチャージアップなしでも繰り出せるほどに強化されたのか、実は見た目に変化ないだけで常時チャージアップ状態なのか。チャージアップはバンクと着ぐるみが必要なので、尺の都合で省いたのかもしれませんが。
先輩ヒーローとの共演としては、見せ場も上手く分担していて悪くなかったです。
22話
サムスギール帝国出身の怪人コゴエルスキーって、もう本作のネーミングはダジャレ路線で決まってしまったのか(^^;
東京を冷凍ミサイルで氷漬けにしようとするコゴエルスキーだが、サムスギール帝国の風習により幼い少女を生贄に捧げないとならないので、既に用意してある発射スイッチ兼用の型にぴったりはまる女の子を探し出すのだ、というツッコミどころ満載の設定。
とりあえず悪の組織は、蘇生術とかそういうのでない限りは「作戦にオカルト要素を組み込まない」を基本とした方がいいと思います!(笑)
次々と発生する誘拐事件を追う洋は、茂がアジトを偶然発見してさらわれたことを知りアジトを探るも、コゴエルスキーに手を凍らされて撤退。
これに対して源次郎が濃縮液体酸素&発火装置を開発して対抗、とするのですが、源次郎の知識と技術はどこから来ているのだろうか(^^;
コゴエルスキーの弱点が最初から用意されているものではなく、最初のライダーとの衝突で自分の眼に自分の冷凍手裏剣を受けてしまい、それが抜けると体内の冷凍ガスが抜けるので弱体化してしまう、というのは面白い設定でしたが、それを示すために基地内で焚き火をするネオショッカーという絵面を作ったのは強引な気がします(笑)
あと、魔神提督はスカイライダーを倒したら他には邪魔者がいないと言いだしたり、今回は通常のスカイキックでトドメだったりするのが気になりましたが、前回のライダー共演が来る前に書かれた脚本を使ったとかなのでしょうか。