『時空戦士スピルバン』の感想。
水中花に思いを寄せる少女・カリンのことが気になるスピルバン。カリンの正体はワーラーに滅ぼされたプラント星の生き残りで、水の中でしか生きられない水中植物人間。しかし彼女の一族が乾性植物人間と交配すれば、無敵の植物人間となるであろうことを恐れたワーラーは、彼女の息の根を止めようと襲い掛かる。
正直、冒頭でバイオテクノロジーの話を振っておいて、その知識を買われてワーラーになったドクターバイオの口から、そういういい加減な足し算で無敵の植物人間が出来上がるとか言わせてしまうのはどうなのか(^^;
カリンの住居の下に、乾性植物人間であるサハラ星人からのメッセージが届くが、本栖湖で待つサハラ星人は放射能汚染の進んだ地球ではわずかな時間しか滞在できず、タイムリミットが迫る……。
逃げるカリンは何故か川にいたヘレンに助けられるが、ヘレンはドクターバイオの手により、再度ヘルバイラにされることに。
リモコンを破壊した件は、完全に無視。
最終的に、サハラ星人の救援に間に合わなかったカリンは、ワーラーへの復讐を果たすようスピルバンに懇願し、その湖で生きていくことを伝えて去っていった。
今回、何故か脚本が上原正三さんと監督の小林義明さんの連名になっていて、そのためか演出と台詞、話の展開に一体感があって心地よくはあったのですが、結局キーアイテムにならない水中花とかいい加減なサハラ星人の暗号通信とかヘルバイラ関連とか、話の内容そのものはどうしようもなく雑(^^;
次回、ロボットの反逆。