『仮面ライダースーパー1』の感想。
45話
サブタイトルが「ぼくのかんがえた最強の超人」みたいなアレ。当時は怪人の公募企画とかやっていたのか。
「ショオカキング」ってどういう怪人かと思ったら「消火器」で、応募はがきには「ショウカキング」と描かれていました。
東京ドロドロ作戦を遂行するためスーパー1撃破をもくろむショオカキングはジュニアライダー隊を襲う。そこに助けに現れるスーパー1だが、逃走するショオカキングを追跡中に何者かに襲われる。襲ってきた青年・南原ケンは、ジンドグマに家族を殺され復讐を誓う青年だった!
まあ、このタイミングでこんな大げさな設定のキャラが出てくると、メタ的にこいつがショオカキングだろうというのがまるわかりなわけですが(実際そうでしたし)、同じ疑問を源次郎に抱かせておき、途中で空に向かって祈りをささげる場面を見た源次郎が考えを改めるという流れで、一応偽装。
それだけやっておきながら、変装がばれるきっかけが前日の特訓で一也に見られた少林拳の型をショオカキングが使ったからなのは、どうにかならなかったのか(^^; 不可抗力ならともかく、これでばれてしまうのは明らかにショオカキングが頭悪いだけです。
それなりの強さなショオカキングですが、南原の出番の方が多い構成で、応募怪人の使い方としてもこれでいいのかちょっと疑問。
46話
妖怪王女の仕掛けたフランス人形を拾うハルミたち。一方で一也は、決戦を挑んできた鬼火司令によって目にダメージを受け、一時的に失明してしまう。
鬼火司令は正体が超A級怪人オニビビンバだと明かされますが、変身後のデザインが歯が長く間抜けな顔のドクロで、変身前の方が強そう(^^; あと、ガスボンベのつもりなのでしょうが、着ぐるみ素材が原因かふにゃふにゃでデカいウインナーソーセージを袈裟懸けしてるようにしか見えません(笑)
一方、妖怪王女の正体サタンドールは、大胆にも着ぐるみなしで役者のメイクと牙だけ。役者の都合でアクションが難しそうなところを、操り人形のように念動力でスーパー1を翻弄する戦法にして解決。
フランス人形を持ち主の家に返しに行くジュニアライダー隊だが、そこはジンドグマの罠。目を保護しつつ助けに来た一也だが、目が見えなくとも変身可能と豪語し、変身。
変身後も目が利かないスーパー1、海に転落後、夕陽を見ると何故か視力回復、二人の超A級怪人を撃破するのであった。
幹部退場編なのですが、二人一斉に向かってくるので個々のキャラが深めきれない、スーパー1が視力回復する理屈が意味不明と、非常に盛り上がりません(^^;
「鬼火司令、妖怪王女よ、あんたらの恨みは、この幽霊博士がはらしてくれるわ」
ということで、次回は幽霊博士が相手になるみたいですが、この調子だと次回魔女参謀も倒れて、最後に悪魔元帥という流れか。