『電磁戦隊メガレンジャー』の感想。
森野熊八さんというと、私は雪印のとろけるスライスチーズのごはんピザCMのイメージなのですが、『メガレン』世代は同じ印象なのでは。
壊れた体重計に乗ったことで自分が太っていると勘違いしたみくはダイエットを決心。そこに食べるとやせるが謳い文句のダイエットクレープが登場、これを食べればいくら他のものを食べても太らないという話に、人気が殺到、みくもその恩恵にあずかる。
しかし、ダイエットクレープは食べた人の食欲を激しく増す作用を持っており、見せの売り物を全部食べる健太の母などクレープの購入者が食料を求めて暴徒化。それはシボレナの手による、人間を食糧危機に陥れることで滅亡させようという遠大な計画だった!
今見ると、発想が凄く『コンドールマン』(笑) 作戦内容が30分で片付くようにわかりやすい設定にされているため、1クール駆けて本格的にハンガー作戦を実行したあちらのインパクトに比べるとますますしょっぱく見えてしまうのが難点。
メガシルバーとタイマン戦闘できるほどの意外な実力でメガレッドからもツッコミを入れられるブタネジレだが、ダイエットクレープは禁断症状タイムを通りすぎれば効果が消えてしまうもので、復活したメガピンク参戦で逆転されるのであった。
無理なダイエットは危険と言うメッセージを織り込んだ内容でしたが、前作『カーレンジャー』もダイエット回があり、戦隊はダイエットテーマを組み込む規制が緩いのでしょうか(プリキュアシリーズはダイエットをテーマにすることを自主規制していると聞いたことがあります)
ところで、ブタネジレが途中レストランで食べまくった100万円超の食事代、だれが負担したのか(笑) 『オーレンジャー』では泣き寝入りですが、この展開。
次回、記憶喪失。