『電磁戦隊メガレンジャー』の感想。
過去二年続けてトラブルにより失敗した学園祭バンドコンクールに、最後のチャレンジとして挑もうとする千里。一方のネジレジアはどういうわけかビビデビを残し不在(次回の伏線?)で、ビビデビはカナリアネジラーの取り換えっこ光線でメガレンジャーを撃破する作戦を企てる。
カナリアネジラーの光線により、千里/メガイエローは声がカナリアネジラーと入れ替わって男の声になってしまい、学園祭までにカナリアネジラーの撃破をするべく戦い始める、というコメディテイストな内容で、次回が予告からどうもシリアスな雰囲気になりそうなので一旦箸休め、ってっところでしょうか。
劇中で親父声と言われて嫌がられるカナリアネジラーの声ですが、大塚明夫の声なのでこれはこれで格好いいというのが困ったものです(笑)
千里を演じる大塚さんがすごいですが、カナリアネジラーを演じる千里(役の田中恵理さん)も、凄い。
声が違うためインストール認証が行えないと地味に有効な攻撃であった今回の作戦だが、策を弄したメガレンジャーにより奪われた武器を使うための暗号として変身コールを叫ばせ、一転して逆転、メガシルバーも交えてカナリアネジラーは夕焼けを背景に倒される。
だが、千里の声は後遺症からか元に戻らず、結局バンドコンクールにも間に合わないまま、失意の中で帰還する一同。しかし、クラスメイトや大岩先生(カナリアネジラーのことは知らないが、途中で千里が不調だったことは知っていた)がどんな声でも千里に歌ってもらいたいと励ます中、クラスメイトだけでのバンドコンクールが開催され、その中で千里は声を取り戻すのであった。
大岩先生以外あまりスポットが当たらない印象の学校関係が、久々に明確にクラスメイト関係で当たったのは良かったです。
次回、悪の戦隊登場。