『ビーロボカブタック』の感想。
39話
あまりの寒さに無気力となる譲たちは、外で遊んでも虚しいばかりで仕方なく家で大福でも食べていようとする。しかし、とぼけたスターピースの力か固くて食べられない大福に当たったカブタックは、ゲロタンに渡して分析してもらうことに。冬眠期で寝ぼけつつもゲロタンが分析した結果、スターピースが宿っていることが判明するが、その大福がゲロタンの口に入って暴走、それを見るコブランダーは冬眠を堪えつつも追いかける。
トンボーグ介入で争奪戦は「だるまさんがころんだ」に。流石に今回はドデカブタックの図体が却って仇となり、コブランダーとゲロタンを除く面々があっさり敗退。
残る二人はまるで動かない奮闘ぶりを見せるが、様子がおかしいと見たトンボーグが調べると二人は冬眠で試合続行不能。ちょうどスターピースがモドキと判明して、大福はトンボーグがおいしくいただくのであった。
実質、ここに書いたのが全てと言えるぐらい、清々しいほど中身のないエピソードなのですが、大福を食べたトンボーグの台詞、
「今日は実に、充実した一日だった」
わざとか?!(笑)
40話
カブタックに敗北するのはカブタックに仲間がいるからで、こちらに引き込めば有利になると考えるシャークラー、様々な手段でカブタック寄りのビーロボを引き込もうとする。
ゲロタンを脅した時点では、シンプルに策謀で得た協力者を友情で打ち砕く話になるかと思っていたのですが、ゲロタンは蛇対策完了、クワジーロは蔵之助を引き込もうとしたら逆に振り回され、テントリーナは最初から脈なしとあらゆる作戦がバッサリ切り捨てられ、単にシャークラーの頭が悪い印象ばかり強まることに(^^;
新しいゴルフクラブを買ってもらえないことでヤケ酒に至るパパさんに、ゴルフクラブと引き換えにスターピースを奪ってもらう約束を取り付けるも、翌日には全く覚えてもらっておらず、キレるシャークラー。
街中でトンデモジョーズを繰り出してパパさんを追い回す。
カブタックがパパさんを助けると、新品ゴルフクラブにスターピースが宿り、それについての争奪戦が開始。パパさんはゴルフクラブを貰うことを条件にシャークラーに協力。
特殊ルール(濁音を発すると一罰打)はあまり面白くなかったのですが、最終ホールの特殊ドライバー対決で、正しいフォームでないと打てない先折れドライバーを使って見事に打つパパさんは、無駄に格好いい(笑)
大人の厳しさを教えると取り繕って、大人げなく譲とカブタックのタッグに勝つシャークラーとパパさんだが、スターピースはモドキと判明し、ゴルフクラブをやっぱり返して貰おうと追いかけっこが開始しておしまい。
本作の世界観でハードな悪役というのは期待できないのかもしれませんが、シャークラーはどうして、こう残念なキャラになってしまったのだろう……。