ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

キラキラ☆プリキュアアラモード 第36話感想

キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想。

 町内対抗運動会の開催が迫る中、いちかやあきらの家が属する中いちご坂地区は近年最下位が連続しており、スポーツ万能のあきらが参加することでなんとか一位になりたいと期待を寄せる町内会長たち。あきらはその思いに答えるべく全種目参加を決意し、妹のみくに報告。みくも運動会を見に行きたいとせがむが、熱があることから休むように優しく諭すあきら。

 運動会当日、会場にはスイーツの店が建ち並び、キラパティも会場にオープン。ちゃっかりビブリーもシエルの店で働いており、台詞から町内会の一員にもなっていることが判明するのですが、回覧板回してたりするのか(笑)

 そして、金持ちの特権で自分達が一つの町内会と同じ単位で出場する立神家

 あおいの反応から、主導したのは水嶌っぽいのですが、これはほっとくとあおいが勝手に抜け出して参加しそうだから先回りしたとか、そんな話なのでしょうか。

 キラパティの手伝いをローテーションで行うことになるが、あきらは競技に専念したいと断りを入れる。開幕後、案の定持てる力を最大限発揮して活躍するあきらだが、昼食休憩の際に異常な汗の量に気付くいちか。さらにあきらのクリスタルアニマル(わんこ)も体調を崩しており、キラパティの手伝いを断ったことの違和感も合わせ、あきらの体調不良を把握する。

 クリスタルアニマルは本人とリンクしているのがはっきり描写されましたが、つい先日まで『時空戦士スピルバン』見ていたので、「同一人物」とか「アバター」という印象に。

 そしてそうなると、ゆかりとクリスタルネコが入れ替わったのも、煮干しをひたすら食べまくっていた方もゆかり自身だったのではないかという疑惑が浮かんだのですが、つまりあれは、エンゼル御前(『武装錬金』)みたいなものなのか?!

 で、いちかは体調不良を隠していたあきらに怒るのだろうか(多分、春野はるかだったら「どうして体調が悪いなら悪いって正直に言ってくれないんですか?!」って詰め寄りそう)、と思えば

 「ごめんなさい」

 「えっ?」

 「気を遣って、言い出せなかったんですよね」

 むしろ謝る。

 「あ、それ違うよ。私が頑張りたかったんだ」

 あきらは、いちご坂に引っ越してきてから周囲の人に優しくしてもらった恩返しがしたかったためで、周囲に気を遣ったのでなく自分の意思でやったことだという。

 一旦いちかに謝らせた上であきらがそれを否定し、過剰にどこか(誰か)に問題がある、とする構図になることは回避。加えてあきらの行動が単なる周囲の期待への依存ではなく、周囲の優しさに対する自発的な恩返しとしてきたのも、29話であきらが語った日常のあらゆることに感じる幸せという部分が含まれており、良かったところ。

 まあ、その先にあるのが自分の意思で無理を通して期待してくれる周囲と共倒れの危機なのは、30話の時とまったく同じでどうなのかと思うわけですが(^^;

 そんなあきらに無理をせず休むように告げるいちか(ちょうどあきらがみくに対して諭したのと同じ流れ)。あきらの不調を知るいちか父や町内会長は謝罪し、あきらの穴を埋める分頑張ることに。

 娘との距離に悩んだり、今回も冒頭であきらに土下座したりとアプローチの仕方に色々問題ある人だけど、真相を知るときちんと謝罪した上で前向きに行動し、31話以降私の中で「主役を取り巻く周囲の大人」としてのいちか父の株がどんどん上がってきています(笑)

 今回もずっと道着だけど!

 そしてプリキュアの仲間も頑張るのですが、タイミング的にこの流れだと「あきらが抜けた隙を突いて優勝を狙う」になってしまうのを避けるためか、違うチームに属する仲間の動機が「あきらの分も盛り上げる」になってしまったのは、ちょっと強引に(^^;

 あきらが祖母に向かって、いちご坂に引っ越してきて良かったと笑うのは良かったですが。

 そこに、繭を作ってさらなる進化・強化を遂げたディアブル登場。休んである程度回復できたあきらも変身して立ち向かうが、新能力により体を闇に染められ動きを封じられるプリキュアたち。

 しかし、キュアホイップはそれを振り払って攻撃!

 「風邪をひいてても、あきらさんはあんなに頑張ってくれたんだ! だから、私だって……闇ぐらい、なんだー!」

 あきらの頑張りを見たホイップが闇を振り払って、他のプリキュアもそれに応じて立ち上がる、と今回の内容に即した展開にはなっていますが、ディアブルは完全に蚊帳の外(^^;

 今回別にプリキュアに対しての精神面の問いかけもまったく無く、その為ホイップが立ち上がる展開とディアブルの存在がどうしても分離しているように見え、かといってディアブルがそれを気にするほどもなく強いかと言えば姿は変わっているのに一話であっさり撃退されて強化の程も大したことがなく見え、とにかく上手く転がってくれません。

 もう根本的に、ディアブルが本作の物語における悪役として上手く馴染むような話運びを出来てないと思うところ。今回脚本の香村さんは話の基本要素の拾い方と論理構成の手堅さでは本作脚本陣で随一だと思うのですが、彼女でもこれが限界なのだろうか(^^;

 本拠地に逃げ帰ったディアブルは、さらなる進化を遂げようとするが……

 「その力、俺が貰う!」

 えええええええ?!

 車ごと突撃していくグレイブに、響くディアブルの悲鳴。明らかに戦果ではジュリオやエリシオと比較して劣っている分、ディアブルの活動本格化で一番リストラを危惧していたグレイブなのですが、なんだか、凄いことになってきました(笑) ここ数回で一番の衝撃かも。

 運動会は中いちご坂の優勝で終わったが、いちかはあきらの風邪が移ってしまったのかダウンし、あきらに看病されるのであった、というオチ。

 話は手堅くまとまっているのですが、つくづくディアブル関連がネックだなあと思っていたところで、まさかの展開に。果たしてディアブルはこのまま退場か、それともグレイブを飲み込んでしまうのか?

 次回、シエル、フランス強制送還の危機。